【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、
日本政府が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水を海洋放出する方針を決めたことに関連して論評を出し、
北朝鮮の国営メディアとしては初めて日本の決定を批判し、撤回するよう主張した。

朝鮮中央通信は「人類の生存を脅かす容認できない犯罪」と題した論評で、
汚染水の海洋放出について、「人類に新たな大災難」を与えるものとし、直ちに撤回するよう要求した。

また日本の決定について、自らの利益のために人類に脅威を与え、
地球の環境を破壊するものと非難し、「破廉恥な本性を再び現した」と批判した。

日本が13日に汚染水の海洋放出方針を決めてから、
北朝鮮の国営メディアがこれに関連した立場を明らかにしたのは初めて。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/15/2021041580213.html