中国国防部が台湾に向かって「独立は行き詰まりであり、戦争を意味する」と警告した。

中国国防部の任国強報道官は24日(現地時間)、定例記者会見で最近、米国と台湾の関係強化に関連して「中国の完全な統一は歴史的必然」と述べた。


最近、米国が主導した主要7カ国(G7)サミットの共同声明で初めて台湾問題に言及し、中国はその直後である15日、これに反発して歴代最大規模の軍用機28機を台湾の防空識別区域(ADIZ)に送ったこともある。

任報道官は「台湾は中国の不可分の一部で、台湾問題は完全に中国内政」とし「米国と台湾の間にいかなる形式の公式往来と軍事連携に対しても中国は断固と反対する」と明らかにした。また「米国が台湾を利用して中国を制圧しようとしたり、台湾が米国に頼って自身の地位を強化したりして武力で統一に抵抗しようとすることに決然と反対する」と話した。

彼は米国に向かって「中国の発展はいかなる勢力も防止できない。いかなる形式の米国・台湾間軍事連携も中止しなければならない」と要求した。また、台湾政府与党である民主進歩党(民進党)にも「台湾の未来は国家統一にかかっている」とし「米国に頼って独立を試みようとするいかなる分裂行為も必ず失敗するだろう」と警告した。

ⓒ 中央日報日本語版 2021.06.25 10:27
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中国人民解放軍空軍H−6戦略爆撃機。核武装が可能だ。[写真 台湾国防部]