中央日報日本語版

中国で事業を行う韓国企業の経営実績に真っ赤な火がついた。この5年間で売上額、利益率、シェアが一斉に下落している。

◇売り上げ・利益率・シェア大幅下落

日本企業と比較すると韓国企業の振るわない業績はさらに著しく現れる。全経連が輸出入銀行と日本経済産業省の資料に基づいて分析した結果、韓国企業の中国法人売り上げが21.1%減少する間に日本企業の中国法人売り上げは1.1%減少するのにとどまった。

中国法人売り上げは2016年に韓国企業が約225兆ウォン(1870億ドル、年末為替相場計算)、日本企業が約490兆ウォン(47兆6000億円)だったが、2019年にはそれぞれ韓国企業が約171兆ウォン(1475億ドル)、日本企業が約502兆ウォン(47兆1000億円)と格差がさらに広がった。

営業利益率の下落幅も韓国企業が大きかった。韓国企業の2016年の中国法人の営業利益率は4.6%だったが2019年は2.1%に半減した。だが日本企業の場合、2016年の中国法人の利益率が5.5%、2019年が5.3%と大きな差はなかった。

これは中国市場で韓国の主要輸出品目の人気が落ち込んでいるためだ。韓国製自動車の中国市場でのシェアは2016年の7.7%から2020年1〜9月に4.0%に減る間に日本車のシェアは15.1%から22.3%に増加した。

化粧品もやはり韓国企業のシェアは2016年の27.0から2020年に18.9%と8.1ポイント減ったのに対し、日本企業のシェアは16.8%から24.8%と8ポイント増えた。

韓国のスマートフォンは2016年に中国市場で4.9%のシェアを記録したが2019年以降はシェア0%台を抜け出せずにいる。全経連は「ファーウェイやシャオミなど中国企業の波状攻勢で韓国製スマートフォンは存在感を完全に喪失した」と話した。

https://japanese.joins.com/JArticle/282617