※キョンサンメイル新聞の元記事(韓国語)
東北工程(東北工程)の文化紀行(奇行) イ・ムンギュ明るい精神文化センター院長
http://m.ksmnews.co.kr/view.php?idx=368235

韓民族は人類で初めて文明をつくった、神に選ばれた民族であるが、その歴史を中国が消そうとしているとの見方が韓国紙で出ている。

参考記事:韓国紙「中国は歴史上、韓国の一部だった」「我が先祖の文化が黄河文明に」「文政権は歴史弱者」(https://korea-economics.jp/posts/21102605/

キョンサンメイル新聞は14日、イ・ムンギュ=明るい精神文化センター院長の寄稿文『東北工程の文化奇行』を掲載した。

イ院長は、北京冬季五輪の「韓服騒動」を取り上げるなかで、「中国は漢族や志那族の文化が全くない東北方面の歴史と文化が非常に負担になった」とし、「韓民族(朝鮮民族)の歴史や変わらぬ東夷族の文化に、中国の良心ある歴史学者たちはあえて触れないのは、天の文化の太初の領域だったからだ」と述べている。

イ院長は、「(中国の)東北方面にある数多くの太古の文化遺跡は、その当時の支配族が韓国民族である東夷族だった」とし、「東夷族という漢字は、神様が選ばれ、言葉を与え、四方すべての族に教えさせ、治めるようにした祭司の国であり、初めて言葉と文化を持った人々である」としつつ、「その子孫が我が韓民族であることを中国の良心ある学者たちはみな知っている」と主張した。

イ院長は「本来、《中国》とは世界の中心国を指す。つまり、天が天神の意志を広げ、そこから人類の文明を始め、すべての政治経済社会文化の中心となった国を指名した呼称で、5千年前の誇大朝鮮時代に韓民族を呼ぶ国号として史記に記録」されているとし、「イギリスのオックスフォード大辞典には、語源的に人類文明の始まりは今日、我が民族である東夷族と書いた」と述べている。

イ院長ははロシアの有名歴史学者であるUMプーチンの言葉であるとし、「中国は他者のものも自分のものだとし、歴史を変えて、日本は無いものもあるかのように作り出すが、一体韓国の歴史学者たちは自分のものでもそうではないと言うので、一体理解することができない民族だ」と述べたと伝えた。

そして「私たちは時々、あまりにも正直で素朴で5000年にわたって生きてきた。中国と日本に何百回も叩かれて生きてきた民族だから、今は冷徹に賢く生きていく民族になると良い」と訴えた。

イ院長は「人類文明の始まりとその終わりも私たちの民族を通して成し遂げられることを信じる時が来れば、人類の文化はアルファとオメガを通してこの民族の歴史に照明が当たり、新たな最高の中心国の地位を得られると確信する」と主張している。

一方で韓国政府傘下機関が監修する民族文化大百科事典には「《東夷》とは、特定の種族を指すよりは、中国の漢文化と相対的な文化概念と呼称されたものである」と説明されている。


2022年2月16日
https://korea-economics.jp/posts/22021606/