【北京共同】中国外務省の汪文斌副報道局長は23日の記者会見で、安倍晋三元首相が7月末に訪台する可能性があるとの台湾メディアの報道を巡り「日本は中国人民に台湾問題で歴史的な罪を負っており、言動を慎むべきだ」と述べ、訪台に反対する考えを示した。

 「歴史的な罪」とはかつての日本による台湾の植民地統治を指すとみられる。

 台湾のインターネットメディア「風伝媒」は22日、安倍氏が故李登輝元総統死去から2年となる7月30日に合わせて訪台する可能性があると報じた。


共同通信社 2022/5/23 21:26 (JST) 5/23 23:12(JST)updated
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