チョン氏は9日午後6時40分ごろ、城南市(ソンナムシ)の自宅で遺体で発見された。中央日報の取材によると、現場ではノート6枚分の遺書が見つかった。チョン氏は遺書の最初の1枚に李代表に対する心境を、残りの5枚には検察の捜査に対する悔しさと家族に申し訳ないという思いをそれぞれ書いていた。
チョン氏は「熱心に働いてきたが、検察の捜査対象になり悔しい」「(事件当時は)行政企画局長であり権限もなかったが、被疑者として立件された」などと心境を表し、また李代表に対する切なさを吐露しながら「これ以上犠牲があってはいけない」と訴えたという。
遺族はこの遺書の公開を強く拒否している。検察はチョン氏が極端な選択をしたと推定し、正確な死亡の経緯を調べている。李代表の側近が死亡したのはこれで5人目だ。
城南市で公職生活を始めたチョン氏は2016年に寿井区(スジョング)庁長、2017年に行政企画調整室長(3級)を経て京畿道知事秘書室長などを務めた。当時、京畿道庁では「陰地の実力者が鄭鎮相(チョン・ジンサン)(元共に民主党代表室政務調整室長)なら、チョン氏は陽地の核心」という声があった。昨年までGH(京畿住宅都市公社)の経営支援本部長兼副社長として在職し、退職した。イ・ホンウク元社長が李代表の大統領選挙陣営に移った後は社長代理を務めた。
チョン氏は退職の前後に「城南FC違法後援金疑惑」事件に関連して検察で取り調べを受けた。最近、李華泳(イ・ファヨン)元京畿道副知事のサンバンウルグループ賄賂授受容疑事件の公判で、チョン氏は2019年5月のキム・ソンテ元会長の母の葬儀に李在明京畿道知事の代わりに弔問した人物として名前が挙がった。チョン氏の遺族は警察に「故人は最近メディアなどに自分の名前が出ていることにストレスを感じていた」と伝えた。知人も「チョン氏が城南FCなどで捜査対象になり、精神的に苦しんでいたと聞いている」と話した。
検察はこの日、「故人を相手に昨年12月26日に城南FC事件に関連して一度、映像録画調査をし、その後は別の調査や出席要求はしていない」とし「李元副知事に対する公開裁判過程で故人に関連した一部の証言があったが、これに関連して調査や召喚をしたことはない」と明らかにした。
李在明代表はこの日午後、日程をすべて取り消して城南市医療院の葬儀場を訪れた。しかし遺族の拒否で7時間ほど付近で待機し、午後遅く弔問した。与野党は互いに相手を批判した。与党・国民の力は李代表の「間接殺人」と主張し、民主党は検察の「無理な捜査のためだ」と反論した。
中央日報日本語版 2023.03.11 11:57
https://japanese.joins.com/JArticle/301907
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