熊本市で17日にある藤崎八旛宮例大祭の神幸行列を前に、熊本県内の人権団体が「ボシタ祭り」との呼称を使わないよう呼びかけている。差別を助長するものの「一般的な呼称として使われ続けている」としており、県や市などに要請書を送った。

 語源について県部落解放研究会は「朝鮮を『滅ぼした』の意味で使われていた」と説明。在日コリアン団体や人権教育団体が「差別につながる」と抗議し、1990年から公的な名称やかけ声で使われなくなった。

 要請書は同研究会など3団体でつくる「藤崎宮祭礼『ボシタ』呼称を考える会」が送付。「日常会話では依然使われ、交流サイト(SNS)などでも発信され続けている」と指摘し、「問題の本質は在日コリアンや被差別部落に対する無意識の差別。なぜ使ってはいけないのか理解してほしい」と求めた。(東誉晃)

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