他人のクレジットカード情報を使い、自分の経営するコンビニエンスストアで大量の加熱式たばこを購入したなどとして、
コンビニの経営者の男らが逮捕されたことがわかりました。
このコンビニでは1日の加熱式たばこの売り上げが1000万円を超える日もあったということです。

捜査関係者によりますと、コンビニ経営者の木原善昭容疑者(60)とその妻でコンビニ店員の木原美華容疑者(59)、
中国籍の劉敏容疑者(39)ら男2人は去年7月、木原容疑者が経営する東京・北区のコンビニで他人のクレジットカード情報を
不正に利用し、スマートフォンの電子決済で加熱式たばこを購入したなどの疑いが持たれています。

劉容疑者は実行役で、事前にSNSで木原容疑者ら店側にたばこの在庫を確認するなどしてから犯行に及んでいたとみられ、
4人はこれまでに、約5000箱の加熱式たばこを約170回にわけて不正に購入したとみられています。

不正に利用されたカード情報は通販会社を装ったフィッシングメールによる詐欺で
熊本県に住む50代の女性から入手されたとみられていて、2022年、カード会社から
「たばこを対象としたカード情報の悪用事案が連続発生している」などと情報提供があり、事件が発覚したということです。

木原容疑者が経営するコンビニでは去年、1日の加熱式たばこの売り上げが1000万円を超える日もあったということです。

警察は4人が同様の犯行をほかにも繰り返していたとみて調べるとともに、
たばこを転売した人間や指示役がいるとみて組織の全容解明を進めています。

1/25(木) 11:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0a56a9a3f70ff9a7adb5e1e649559d24aabbd1e