最近、仁川(インチョン)のあるジムで「おばさん入場禁止」を公示して差別問題が起きている中で、大邱(テグ)のあるホテル内フィットネスセンターでは70代高齢者の入場を制限することにした事実が伝えられて甲論乙駁が続いている。

17日、地域ホテル業界によると、大邱寿城区(スソング)のある四つ星級ホテル内に入っているフィットネスセンターは、最近「センター内で事故による紛争が繰り返し発生している」とし「来月1日から満76歳以上の顧客は会員登録と入場はできない」と公示した。

該当のフィットネスセンターの至るところには「現在利用中の満76歳(1949年以前の出生者)以上の会員は事故に対して本人が責任を持つという確認書と家族同意書を提出する場合、登録終了期間まで利用可能だが、再登録はできない」「確認書と家族同意書の未提出時には返金(脱退)処理される」などの案内が張り出されている。

ただしセンター側は「事故に対して本人が責任を負うという確認書と家族同意書および担当種目のチーム長の確認書を提出する場合、会社で審査後に決定する」と明らかにした。あわせて「満76歳未満の中でも持病があるか挙動が不自由な人にも同じ措置を取る」と付け加えた。

センター側は公示を通じて「会員のさまざまな要求事項をすべて満たすには限界があり、事故問題もあり、センターの運営方針をこのように転換する」と理由を伝えた。

これに先立ち、ノーキッズゾーンを巡って「営業の自由」と「差別行為」という意見が対立して問題が続いている中で、最近仁川のジムで「おばさん入場禁止。教養があり優雅な女性に限って入場を許容する」という内容の公示が張り出された事実が伝えられ、年配女性に対する差別問題が提起されていた。

該当のジムが特定年齢の女性の間違いだけを印象づけたという批判意見があった一方、一部では中年女性の横暴な態度が目に余るという反応もあった。

高齢者の利用を制限した大邱フィットネスセンターの方針に対してもインターネット上では意見が対立している。

方針に賛成する側は「高齢者差別ではなく高齢者保護だと思う」「70代以上がけがをせずにジムの器具を使うには保護者が常時付いて回らなければならないようだ。合理的な措置だとみられる」などの反応を見せた一方、反対する側は「高齢者の中にはジムで個人トレーナーをつける人もいると思うが、利用禁止をデフォルトにするのは差別だ」「誰もが老いる。差別したそのまま返ってくる」などの意見がみられた。

中央日報日本語版 2024.06.18 08:32
https://japanese.joins.com/JArticle/320005

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