アメリカの国家安全保障担当のサリバン大統領補佐官が中国を訪れ、王毅外相と会談しました。

会談でサリバン氏は、「バイデン大統領は『米中関係を責任を持って管理することに注力する』と明言している」と述べ、両国間の懸案を対話で解決すると強調しました。

中国メディアによると、王毅氏は「両国の関係は非常に重要で、世界に影響を与える」とした上で、「安定的で健全かつ持続可能な関係の発展を真に実現するために綿密な意思疎通を期待している」と述べたということです。

双方は、去年の米中首脳会談で合意した▼軍同士の対話や▼違法薬物対策での協力などを実行することが重要との考えで一致しました。

サリバン氏の滞在中、年内の首脳会談実施に向けた協議が行われるとの見方が出ています。

2024年8月28日(水) 06:28
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