Record Korea 2024年9月4日(水) 20時0分

2024年9月4日、韓国・ハンギョレは日本メディアの記事を引用し「岸田文雄首相が6~7日の訪韓中に行われる日韓首脳会談で、佐渡島の金山の世界遺産登録に関して韓国政府に謝意を伝えるとみられる」と伝えた。

記事は「岸田首相は、佐渡島の金山の世界遺産登録に賛同した韓国政府に感謝を伝える予定だ」とし、「新潟県の佐渡島にある佐渡金山は日本植民地時代に朝鮮人が強制動員された労働現場の一つで、1939年2月から45年7月までに朝鮮人労働者が少なくとも1500人動員されたとされているが、日本政府は佐渡金山を『19世紀半ばまでの日本の伝統的手工業による金生産の発展段階を示す貴重な文化遺産』と説明し、韓国を含む世界遺産委員国の賛同を得た」と説明。

さらに「日本政府が強制動員を認めていない状況で登録に成功したため、韓国政府の『低姿勢屈辱外交』と物議を醸した」「世界遺産登録に向けた協議で韓国政府は、博物館に設置される展示物の朝鮮人労働者の動員過程に『強制』という表現を明記するよう求めたが、日本政府がこれを受け入れなかった事実も後に分かり、さらに波紋が広がっていた」などとし、「今回の日韓首脳会談は、岸田首相が韓国政府に謝意を示して『外交の成果』を誇示する場になるのではないか」と懸念を示している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「来なくていいよ。どうしても来るなら尹大統領を連れて帰って」「尹大統領は国民を怒らせる才能だけはピカイチだ」「退任する本国の首相が朝鮮総督にあいさつに来るのでは」「退任まで残り1カ月なのにわざわざ海を渡ってくるなんて、尹大統領に相当感謝している証拠だ。親日政権のおかげでずいぶん助けられただろうね」「今回の会談では日本に何をプレゼントする気だろう?」「次に日本の首相が訪韓するときは、竹島譲渡への感謝を伝えに来るのだろう」など、ため息交じりの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)

https://www.recordchina.co.jp/b939950-s39-c100-d0191.html