中央日報/中央日報日本語版2024.10.02 16:25

韓国料理を世界に知らせる事業を行っている韓国政府の傘下機関が、韓国料理の外国語表記を間違って記載したり
間違ったレシピが入った資料を発刊していたことが確認された。

SBSが1日に伝えたところによると、韓食振興院のホームページに掲載されているキムチチゲのレシピには料理の材料として
生きたドジョウと野菜のハクサイ、モヤシなどが紹介された。

また、キムチを中国の漬物である「泡菜」と表記したり、トッカルビの由来を全羅道(チョルラド)の光州(クァンジュ)ではなく
京畿道(キョンギド)の広州(クァンジュ)と書いていた。

こうした誤記は長くて1年4カ月にわたりホームページに掲載されていたが、ほとんどが誤記を見つけた市民からの問題提起後に
修正されたという。韓食振興院は毎年独自に全数調査をするが、こうした誤記をまともに見つけられずにいた。

このほかにも、韓国料理のメニューを英文で表記する過程で、ホンハプタン(ムール貝のスープ)をガンギエイのスープ、
スンデ(腸詰め)をスユク(牛のゆで肉)と誤表記したまま発行されたパンフレット8万部を全量廃棄処理したとSBSは伝えた。

これに対し韓食振興院はSBSに「内部モニタリングをさらに強化し、定期的な全数調査を実施する」と明らかにした。
現在キムチチゲのレシピなど誤ったレシピはホームページで修正された状態だ。

韓食振興院は農林畜産食品部の傘下機関で、韓国料理の世界化に向け設立された。毎年100億ウォンを超える政府予算が編成されている。
https://japanese.joins.com/JArticle/324468