(ナニコレ、何これぇっ! どうしよう、マズいよこれダメだよぉ・・・)

「悲報!ザンバース劣化!!」
このニュースを見たテクターちゃんは足元がガラガラと音を立てて崩れ去っていくような錯覚に襲われた。
己の全てを否定された気分になりその場でペタンと力無く座り込み呆然としてしまう。

(私の最大の火力貢献要素が・・・この先PT組めるかな・・・支援系の自分にまだ存在意義ってあるのかな・・・・・・ううん、テクター誕生の時と違って
今はシフタストライクもあるしデバンドカットもある、きっとギリギリ許される・・・はず? まさか前に逆戻りなんてないよね?
 「PT組みたかったらどうすればいいか分かってるよな?」とかあんなこと・・・)

(詳しいことを確認しにスキルカウンターに行かなきゃ・・・あれ、フォースちゃん?あの人たちと一緒なんて?ちょっと様子が? あ、でも今は自分の事をなんとかしないとだった)

テクターちゃん:「どどど・どういうことなんですかー!? 私終わっちゃうんですかー!?」
カウンターSTF:「大丈夫です、落ち着いてください、終わってないんかいませんよ。アークス全体のバランスを見た上でのスキル調整ですから。」
テクターちゃん:「でもザンバース弱体なんて私には死活問題ですよ! 私これからどうすればいいんですか!?」
カウンターSTF:「ですから、落ち着いてください。まず属性スキルのコストが今より楽になりますからその分を他への強化に割り振りましょう。」
テクターちゃん:「えっ、私、属性スキルなんて一切取ってませんよぅ。シフタアドバンスとかレスタアドバンスとかの支援系は全部取ってますけどね〜。」
カウンターSTF:「えっ、いま、ザンバースで死活問題って・・・。」
テクターちゃん:「えっ、やっぱり支援といったらテクターでしょ?」
カウンターSTF:「えっ・・・・・・・・・・・・・・・」

テクターちゃん:「とにかくなんとかしてください、お願いします! 前みたいには戻りたくないんです〜!(><) 」(ばんばんとカウンターを叩く)
カウンターSTF:「取り敢えず、あなたの登録スキル確認しますね。・・・・・・う、これはまた見たことないほど見事な(地雷ツリー、EWHすら取ってない)」
テクターちゃん:「えっへん、支援に拘って取得したんですよ!(自慢げ) ってそうじゃなくて! このままじゃ私大変なことになっちゃいます!寄って集って犯されちゃいます!」
カウンターSTF:「ええと…いきなり凄い物騒なこと言いますね。テクターは犯されるだとかそれはあなたの思い込みですよ。
          テクターだからといってそんなことになってたら数多のテクターがいるアークス居住区は今頃無法地帯になっているはずですが、
          現在のところそうはなっていませんし逮捕者も出ていません。」
テクターちゃん:「それは取り締まる側が実態を知らないからです〜!(><) とにかく!私が!!大ピンチなんです!!」