「触らない痴漢」という“新たな犯罪”が増えている――。そんな実態を「NEWSポストセブン」が4月2日に報じた。

匂いを嗅ぐだけ、目が合っただけで痴漢になる可能性もあるということに、世の男性たちから困惑の声が上がっている。

警察庁の『平成27年版 犯罪白書』によれば、「迷惑防止条例違反の痴漢事犯の検挙件数」および「電車内における強制わいせつの認知件数の推移」は、
痴漢への取り締まりの強化や人々の関心の高まりもあってか、いずれも減少傾向にある。

記事では、女性の自己防衛に詳しい安全生活アドバイザーの佐伯幸子氏が、「昨今の自己防衛の高まりで、触られた場合だけでなく、危険を感じたり、不快に感じた時点で『痴漢です』と訴える女性が増えているようです」と指摘。

つまり、満員電車で男性の吐息がかかり女性が「匂いを嗅がれた」、何度も目が合ったことで「いやらしい目で見られた」と訴えることで、痴漢の嫌疑がかけられることになるというのだ。


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