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「ソニー社員、社長、助教」こなす27歳の素顔
1人3役を華麗に実践できる理由に迫った
2018年11月08日
複数の顔を持つビジネスパーソン

あるときは電機大手ソニーモバイルコミュニケーションズの社員、
あるときは自らが立ち上げた会社の社長、
また別のときは大学の助教など多様な役を1人でこなす。その人物とは、正能茉優(しょうのう まゆ)さんだ。ホテルのビュッフェのように、好きなことを、好きなバランスで、好きなだけ実行する「ビュッフェキャリア」の実践者だ。
https://toyokeizai.net/articles/amp/246599?display=b
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実力以上に評価されることに危機感

SNSが急速に普及し、誰もが簡単に情報を発信することができるようになった。その一方で、簡単にプライベートを捏造し、プライドを満たすこともできるようになった。
審美眼のないメディアも、中身が伴わない人を持ち上げてしまうようになった。
実際に物事を生み出すことなく、あたかも何か新しいモノを生み出しているような投稿を続けていると、あっと言う間に飽きられてしまう。正能さんは、そのことをよく理解している。

「これまでの流れを紐解けば、女性が社会で働くことを切り開いてくださった先輩がいます。すると今度は逆に、
身を粉にして働くことが本当に幸せなのかと、
自分のプライベートが充実していることをコンテンツにする女性が出てきました。

ところが、私生活を売り物にするだけだと、
消費されるだけのコンテンツになってしまう。だから私は、ほどよくコンテンツとして使っていただきながらも、
自らの手で事業や価値を生み出し続ける人でありたいと思っています」