今まで蒸着ベリ命できたTADにおいて、世代交代した設計者によって
ラインナップを完成させた新型フラッグシップ機R1TXは、やはり蒸着ベリリウムだった
蒸着ベリは、鍛造ベリリウム(magico・Focalで採用)・圧延ベリと比較して
物性の内部損失率がより大きいので、共振特性・ノンカラーレーションという点で優れる

E1TXに搭載されたユニットは、先行発売のME1から流用したもの
よってE1TXとME1は共に、9cmマグネシウム・ミッドと2.5cmプレス・ベリリウムツィーター

この新開発のCSTドライバーにもメリットがあり、小型であるため
ミッドとハイでそれぞれ別個のマグネットを搭載できたが、
CE1ではマグネットを共用

CSTの構成 (フロアスタンディング・コンパクト)

・上級機2種(R1TX・CE1)は、16cm蒸着ベリリウム(CE1は16cmマグネシウム)と3.5cm蒸着ベリリウム (クロスは250Hz・2.0kHz)
・下級機2種(E1TX・ME1)は、9cmマグネシウムと2.5cmプレス・ベリリウム (クロスは420Hz・2.5 kHz)
(旧E1のミッドとツィーターは、14cmマグネシウムと3.5cm蒸着ベリリウムで、廃版となる) (クロスは250Hz・2.0kHz)