0001名無しさん@お腹いっぱい。
2021/03/11(木) 12:59:47.18ID:povXpSYe元ネタは新日本プロレスを子会社に持つブシロードの木谷高明社長の言葉です。
買収後売り上げが激増 プロレス人気再燃を新日オーナー語る
> コアなユーザーがライトなユーザーを拒絶していたがために、プロレスが衰退していった面もありました。
> 僕は“すべてのジャンルはマニアが潰す”と思っていますから。
> ただ、今のプロレスに関しては、そんな排他的なコアユーザーは少なくて、みんなでプロレスを盛り上げたいという気持ちが強い。
https://www.news-postseven.com/archives/20140102_234363.html
つまり、旧来型の価値観に固執して、せっかく興味を持ってくれたライトなファンを蔑ろにする“マニア”ばかりが大きな顔をしている分野は、早晩行き詰まるという意味だ。
"すべてのジャンルはマニアが潰す"
"アンチが2割ほど生まれるようなことをやる"
"「はやっている感」より「勝ち組感」"
エンタメコンテンツはもとより、ファッションや飲食も含めてブランド化によって利益を産むビジネスには必要不可欠な視点だ。
オーディオも同じであろう。
たとえばJBLやALTECのスピーカーユニットを組み上げてマルチ駆動したり、真空管アンプを多数自作したり、その結果として部屋の中が機器やパーツで溢れているという“マニア”は、さすがに“古い”と認識されても仕方がない。
しかし同時に、フルサイズの高価な機器を揃えて“最低200万円ぐらいは注ぎ込まないと良い音は出ないね”などと嘯くオーディオファイルやディーラーのスタッフも、やっぱり“古い”と言わざるを得ないし、結果的に“ジャンルを潰すマニア”なのだと思う。
ピュアオーディオ業界はもっとライトでミーハーな層を開拓した方が良い。
ハイエンドよりもローエンド、小難しい講釈より単純に良い音が出ている安価なシステムを、幅広い潜在ユーザーに向けて紹介出来る場が必要だろう。