‥‥過去形なのは 今時の Jazzは PC 打ち込みの楽音も使って大胆な後処理を行うものが結構ありますので、天井から吊された One Point Microphone 1 発で録るなんてのは Concert Hall での Orchestra Classic ぐらいになってきているのはないかと思うからなのです。 昔の Audio Maker の標語 (今でもそうなのかな?) は「原音に忠実」というものでしたので「原音」たる Source も Effecter で音がいぢられていない「生録」信奉みたいなものがあって、必然的に Classic や Jazz の方が良いと思われがちだったのでしょうね。 現代では Concert Hall での Live でもない限りは Orchestra Classic 系の音楽でも広い Recording Studio で何十本もの On Set Microphone を立てて録音し、 数十 Trackミキシングしていますので「原音に忠実な生録 Source」なんてなかなか得られません。 しかし、この「原音に忠実な生録 Source」というものは「残響音」などの「主音以外の間接音波」に関してのみは現場の状況を正確且つ豊富な Data として得られるものの、楽器が発音している「主音」自体は間接音に埋もれて大した Data 量を持ってはいないものなのです。 一方 On Set Microphone で録音される Multi-Mic' 録音は実際の現場で聴者が耳にする事のできない「楽器直前で収録する直接音」を各 Track 毎に得るものですので、全体を見回せる位置で聴者が聴く「原音」とは全く異なる音が収録されます。 そのため、各々の Track に収録された音を Mixer で Stereo 状態にまとめる際に リミックスされて現場の音とは全く違う音‥‥でも、現場の状況以上に優れた音に調整されて Master Data になります。
その Master Data は最良の音質と Balance を持つ音であり、Recording Engineer さん達による「原音 (Live) を超えた芸術作品」そのものなのです だがしかし「原音に忠実」などと世迷い言を宣伝しまくった メーカーのマーケティング戦略に毒されたオーディオマニアは「Live の生録こそ最良」と妄信して Classic や Jazz を信奉してしまったのですね。 0045名無しさん@お腹いっぱい。2023/01/06(金) 12:54:34.34ID:NtNNDDyL J-POPやロックにアニソンやゲーム音楽などポピュラー音楽は複雑な リミックスを経て「聴者の Speaker 再生時に最高の音となるように綿密に調整された作品」ですので Hall Tone 等の間接音から現場の雰囲気を愉しむような聴き方には向かないものの、Vocalist の声質変化や楽器の細かい音色変化といったものを聴き込むような聴き方には抜群の Source です。‥‥現実の「生録 Source」では綺麗に録り得ない音像を上下左右に動かすような Effect も正確に再現されますし‥‥。
デジタル化が高度に進展した現代は Original Data の欠損を伴う圧縮 Data を展開する際に 44.1kHz 16bit Original Data とは異なる 768kHz 32bit に Over Sampling する等の 様々な Digital 処理を介して再生する事から最早「原音に‥‥」なんて戯言が通る筈もなく、入口 (Recording Engineer さん達が調整した作品) から出口 (聴者が聴く音) まで、 至る所で「調整、変換、合成、効果付加」が行われています よってJ-POPやロックにアニソンやゲーム音楽に演歌やK-POPを リファレンス音源にしても全く問題はない筈です。