─スラヴォイ・ジジェク─
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スロベニアの哲学者、スラヴォイ・ジジェクについて語るスレ。 nibuya@cbfn
閑話etc.。わけあってジジェク嫌いなのでさして読まないが、例えば「9・11」を巡ってあの光景を
「現実界の露呈=スペクタクル」のように語っている文章があるそうで、しかしあれは「想像界の基底の炸裂」
ではあっても「現実界の露呈」ではないと思われ、このあたりの雑さがジジェク嫌いの要因なのだ。
「ハリウッド映画にイカレている私たちは、崩壊する二つのタワーの風景ショットを見ても、巨大なカタストロフ映画を作り続けてきたハリウッド映画でのもっとも息を呑むさまざまなシーンしか思い浮かべることができない。
…こうして、世界貿易センター攻撃は私たちの幻想的な球域を木っ端微塵にした〈現実界〉の侵入であるといった理解を導き出す標準的な読解はひっくり返されねばならない。
それとは全く反対に、次のような読解が必要とされている。
九月十一日以前の私たちは、第三世界における恐怖を自分たちの社会的現実には無縁の何か、(テレビ)スクリーンに映し出される(自分たちにとっては)亡霊のような幻として存在している何かと思える、そうした現実に生きていた。
だが九月十一日以降は、そうしたスクリーン上で幻のように見えていた亡霊が現実に入り込んできたのだ。
現実が私たちのイメージに入り込んできたのではない――イメージが私たちの現実に入り込み、私たちの現実(すなわち、私たちが現実として経験することを決定してくれる象徴的座標軸)を粉微塵に粉砕したのだ。
…九月十一日をテレビ・スクリーンから論ずることで私たちが自問せねばならない疑問、それは、〈これと同じものを、すでに幾度も繰り返し観たことがあるはずだ――だがそれはどこだったろう?〉という疑問なのだ。」
『「テロル」と戦争 〈現実界〉の砂漠へようこそ」青土社、2003
この文章は「現実界の露呈」を否定してるように読めるが?
読んでない文章を語るのは「雑」だろ さて恒例となりました今年も「レスザンナッシングの翻訳マダー?」をみんなで歌って来年こそは出版に立ち会えることを願いましょう tomoko shimizu @tomo_kororin
レジ前にあった『アーティストのためのドイツ語』、ちょっと予想外の例文だった。
「ジュディス・バトラーは家にいますか?」/「残念なことにスラヴォイ・ジジェクの家にはインターネットがない。でも彼はグロイスかヒト・シュタイエルのところでネットが使える」。 炎上コメントとお茶目な動画配信スタイルで知られるスロヴェニア出身のラカン派ホットドッグ哲学者スラヴォイ・ジジェク 今のメインカルチャーはIT、経営、国家と癒着したアニメゲームなわけで
国家が潰そうとしている哲学は周縁化されたサブカルチャーなのではないか(暴論) このスレッドは1000を超えました。
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