ある日、1人の無神論者の友人が彼を訪ねた。
友人は模型を見るとすぐにそれを操作し,その動きの見事さに感嘆の声を上げた、「誰が作ったのかね?」。
彼は答えた。「誰が作ったのでもないさ!」
無神論者は言い返した。「君はきっと、私のことを愚か者だと考えているのだろう。勿論、誰かが作ったのに違いないが、その人は天才だな。」
彼はその友人に言った。「これは、君もその法則を知っている、遥かに壮大な体系のごく単純な模型に過ぎないものだ。
私はこの単なる玩具が設計者や製作者なしに存在することを君に納得させることができない。
それなのに、君は、この模型の原型である偉大な体系が設計者も製作者もなしに存在するようになったと信じている、と言うのだ!」
その友人は神の存在を認めるようになった。