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中国哲学総合スレ [無断転載禁止]©2ch.net
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0030DJ学術 
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2018/01/06(土) 08:31:21.550
西洋の哲学は時間論的に、直線的な時間を向いていません。
いつどこで男性に出会うか、どれくらいの年齢で、いつの時代のということです。
0031考える名無しさん
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2018/02/12(月) 13:33:13.920
27 名前:あぼ〜ん[NGName:学術] 投稿日:あぼ〜ん

28 名前:あぼ〜ん[NGName:学術] 投稿日:あぼ〜ん

29 名前:あぼ〜ん[NGName:学術] 投稿日:あぼ〜ん

30 名前:あぼ〜ん[NGName:学術] 投稿日:あぼ〜ん
0032考える名無しさん
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2018/02/12(月) 13:33:58.920
986 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2018/02/12(月) 13:29:26.13 0
>>976
漢文の思考というのは、表意文字のようなチマチマしたものではなく、
もっと演算子的なものだと思う。

華厳の四法界などは良い例。

「事・理・無・礙・法・界」6文字の組み合わせだけで、
存在論、言語哲学、同一性と差異、宇宙論から核融合までを合わせた様な世界を描いている。

そのスケールの大きさと繊細さは、ドゥルーズ/デリダの比ではない。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BE%84%E8%A6%B3
四法界とは現象世界に対する四つのものの見方である。

1.事法界(じほっかい)
  我々凡人の普通の物の見方である。

2.理法界(りほっかい)
  すべての物に実体はなく、空であるという見方。

3.理事無礙法界(りじむげほっかい)
  実体がなく空であるという理と具体的なものごとが妨げあわずに共存しているという見方。

4.事事無礙法界(じじむげほっかい)
  一切の物が空であるという理が姿を消し、一切の物事が妨げあわずに共存するという見方。
0033考える名無しさん
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2018/02/12(月) 13:34:30.760
>>32
大正蔵 第45巻p684b26
http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-sat2.php?mode=detail&;nonum=&kaeri=&mode2=2&useid=1884_,45,0684b26
T1884_.45.0684b26: 一事法界。界是分義。一一差別。有分齊
T1884_.45.0684b27: 故。二理法界。界是性義。無盡事法。同一性
T1884_.45.0684b28: 故。三理事無礙法界具性分義。性分無礙故。
T1884_.45.0684b29: 四事事無礙法界。一切分齊事法。一一如性
T1884_.45.0684c01: 融通。重重無盡故

以下はもう少し膨らませた説明。

国訳大蔵経. 経部 第5巻「華厳経解題」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1207247
p48-52
0034考える名無しさん
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2018/02/12(月) 16:05:33.950
>しかし、「もうそろそろいい歳だよなぁ」と感じている世のオッサンたち
へ! ”良く老いるための学問”である中国哲学は、貴方達を常に待ち
受けている


「少年老い易く学成り難し」なんて、老人になってから言われても仕方ないだろ
0035考える名無しさん
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2018/02/12(月) 16:07:39.610
たしかに、老子や荘子は「不老長生」を最大目標とする、老人っぽい思想だと思うが

儒教や禅宗はそんなことない
0036考える名無しさん
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2018/02/12(月) 16:46:19.590
そもそも、子供に暗唱させるのが中国哲学の経典なんだが
0037考える名無しさん
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2018/03/11(日) 03:28:06.360
とても簡単な嘘みたいに金の生る木を作れる方法
役に立つかもしれません
グーグル検索『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』

KPMVY
0039考える名無しさん
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2018/04/24(火) 21:05:50.320
.
0040考える名無しさん
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2018/04/24(火) 21:15:23.550
>>21
嘘ばっかでワロタ

運動、闘争は典拠あり
革命はrevolutionと紐付けされたのが
日本というだけ
0041考える名無しさん
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2018/05/02(水) 23:24:17.000
>>35
>老子や荘子は「不老長生」を最大目標とする、老人っぽい思想だと思うが

「不老長生」を大きな目標としたのは『老子』と『荘子』を聖典とした後の時代の道家であり、
『老子』や『荘子』はべつに「不老長生」を最大目標として書かれた書物でもなければ、「老人
っぽい思想」でもないでしょ

ただ『老子』は、知恵が深くよく練られているという意味で老練老巧と評されるが、その通りだ
と思う
『荘子』は説話の発想の奇抜さから言っても、「老人っぽい思想」とはまったく無縁な思想だ
0043考える名無しさん
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2018/06/07(木) 23:15:17.620
「老子道徳経」各種翻訳

・『老子』 小川環樹、高木智見、中公クラシックス (2005)
・『老子』 福永光司、ちくま学芸文庫 (2013)
・『老子』 蜂屋邦夫、岩波文庫 (2008)
・『老子 無知無欲のすすめ』 金谷治、講談社学術文庫 (1997)
・『エッセンシャルタオ 老子』 加島祥造、ちくま文庫 (2005)
・『老子<全> 自在に生きる81章』 王明、地湧社 (2005)
・『老子道徳経 井筒俊彦英文著作翻訳コレクション1』 井筒俊彦、慶應義塾大学出版会 (2017)
0044考える名無しさん
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2018/06/07(木) 23:50:50.720
「老子」上篇 第一章

道可道、非常道。
名可名、非常名。
無名天地之始、有名萬物之母。
故常無欲以觀其妙、常有欲以觀其徼。
此兩者同出而異名。同謂之玄。玄之又玄、衆妙之門。

[口語訳]

『道(世界の根本原理)』が語りうるものであれば、それは不変の道ではない。
『名』が名づけられるものであれば、それは不変の名ではない。

名の無い『無名』は天地の始まりであり、名の有る『有名』は万物の母である。
その為、無欲の者は、世界の妙(素晴らしい本質)を見ることができるが、
欲にまみれた者は、世界の徼(取るに足りない末端)しか見ることができない。

この二つ(無名と有名)は同じものから出てくるが、それぞれに名前が異なっている。
この同じものを『玄(神秘)』といい、
玄の中でも最も玄なもの、それが衆妙の門(「全ての妙」を生み出す門)である。
0045考える名無しさん
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2018/06/08(金) 23:46:10.520
老子は訳者によって随分と変わるから、何冊か読み比べないといけない
0047考える名無しさん
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2018/06/09(土) 23:08:03.400
>>46
良い訳とは?
0049考える名無しさん
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2018/06/09(土) 23:23:36.630
>>48
お手本は?
0051考える名無しさん
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2018/06/10(日) 00:15:21.780
>>50
自分で探せ
0052考える名無しさん
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2018/06/10(日) 00:25:41.820
>>51
面倒だからもういいや
翻訳からして大した詳しくない人のということは解るから
0053考える名無しさん
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2018/06/11(月) 23:06:43.380
>>43
この中に紹介されているけど、
『老子』 福永光司、ちくま学芸文庫 (2013)
なんか福永光司だからいいと思う。
福永光司
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E6%B0%B8%E5%85%89%E5%8F%B8

ただ、アマゾンレビューによると、ちくま学芸文庫の
『荘子』シリーズは、昔の福永光司の訳に興膳宏が手
を加えていて「ずたずた」にしているそうだ。
0054考える名無しさん
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2018/06/12(火) 00:39:04.020
>>53
手元にあるのはちくま学芸文庫版だった。
悪くはないと思う。
0055考える名無しさん
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2018/06/12(火) 00:39:48.030
今のところ、決定的なものはないという感じ。
全体として形而上学的で、「玄」という言葉については神秘という説明があるものがいいと思った。


・《老子》第1章に〈玄のまた玄,衆妙の門〉とあるように,存在の根源にある幽遠にして神秘的なものをあらわす。
・微妙で奥深いこと。深遠なおもむき。
・玄の字は黒い糸を束ねた形で、かすかで見にくいところから天の色とされ、また北方の色とされた。
・赤または黄を含む黒色。
0056考える名無しさん
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2018/06/12(火) 01:11:37.440
天地玄黄(千字文より)

玄は黒を意味し、天地は黒と黄色のストライプカラーであることを意味する
0057考える名無しさん
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2018/06/12(火) 01:23:56.110
玄は幽玄の玄。その現われ方は現象学的でもある。
0058考える名無しさん
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2018/06/12(火) 15:16:02.650
陟彼高岡 我馬玄黄(詩経卷耳より)

かの高い山を登ったら
私の馬が虎模様になった
0060考える名無しさん
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2018/06/12(火) 23:40:06.420
なるほど
0061考える名無しさん
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2018/06/12(火) 23:41:16.820
「老子」 第二十一章(抜粋)

道之為物、惟恍惟惚。
惚兮恍兮、其中有象。
恍兮惚兮、其中有物。

道の物たる、ただ恍ただ惚。
惚たり恍たり、その中に象有り。
恍たり惚たり、その中に物有り。

「道」というものは、実におぼろげで捉えにくい。
捉えにくくておぼろげであるが、その中には象(かたち)が潜む。
おぼろげであり捉えにくいが、その中には物(実体)がある。
0062考える名無しさん
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2018/06/12(火) 23:42:38.910
>>61
第一章にもある、「道」の質感というか空気感というのはこういうものなんだろう
0063考える名無しさん
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2018/06/12(火) 23:45:07.100
恍惚
0064考える名無しさん
垢版 |
2018/06/12(火) 23:45:44.930
「老子」 第十六章(抜粋)

致虚極、守静篤。
万物並作、吾以観復。

虚を致すこと極まり、静を守ること篤し。
万物並び作(おこ)れども、吾は以て復るを観る。

心を出来る限り空虚にし、深い静けさをしっかりと守る。
すると、万物はあまねく生じるが、わたしには、それらが元に返っていくのがみてとれる。
0065考える名無しさん
垢版 |
2018/06/12(火) 23:46:06.440
>>64
これなどは仏教に近い
0066考える名無しさん
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2018/06/12(火) 23:46:28.500
「老子」 第四十一章(抜粋)

天下万物生於有、
有生於無。

天下の万物は有より生じ、
有は無より生ず。
0067考える名無しさん
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2018/06/12(火) 23:47:09.720
>>66
老子存在論の基本
0068考える名無しさん
垢版 |
2018/06/12(火) 23:48:19.950
ハイデガーが引用した老子 『道徳経』 第11箴言

“三十の輻(や)が車輪中心の轂(こしき)に当たっている。
 だが然し、それらの輻の中の空隙が、車輪の有を許し与えているのだ。〈略〉

 有るものは、有用性を生ぜしめる。
 有らざるものが、有を許し与えるのだ。”

― 『ハイデッガー全集 75 ヘルダーリンに寄せて』p47-48
0069考える名無しさん
垢版 |
2018/06/12(火) 23:49:00.880
>>68は無が有をあらしめるというもの
0070考える名無しさん
垢版 |
2018/06/12(火) 23:49:53.350
“真昼時――地上の万物がそれぞれの輪郭線を露出しつつ
 キラビヤカに浮かびあがる光の世界――に、
 どこからともなく夕闇の翳りしのび寄ってくる。
 事物は相互の明確な差別を失い、浮動的・流動的となって、
 各自本来の固定性を喪失し、互いに滲透し合って次第に原初の混沌に戻ろうとする。
 有分節的世界が己れの無分節的次元に回帰しようとする両者の中間に拡がる薄暮の空間、
 存在の深層領域が、人々の好奇心をさそう。
 地上の一切が真の闇の中に没して完全に無化されてしまう直前のひと時の暗さには、
 何か言いしれぬ魅惑がある。”

― 井筒俊彦 「監修者のことば」 (エラノス叢書 『一なるものと多なるもの〈1〉』(1991))
0071考える名無しさん
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2018/06/12(火) 23:52:57.950
深秘としての存在世界とでもいったらいいか。
井筒やハイデガーには、老子の影響が見て取れる。
0073考える名無しさん
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2018/06/13(水) 00:16:38.560
仏典の内容が『老子』と似ているのは、
老子が天竺に赴き釈迦を教化したからであるとか、
釈迦とは西に出た老子その人であるなどといった、「老子化胡説」というのもある。
0074考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 00:19:30.280
哲学にしても仏教にしても、今のフェーズはポスト神秘主義だが
0075考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 14:02:10.340
荘子 天地篇
子貢南遊於楚、反於晋、過漢陰、見一丈人方将為圃畦、鑿隧而入井、抱甕而出灌、滑滑然用力甚多而見功寡。
子貢曰「有械於此、一日浸百畦、用力甚寡而見功多、夫子不欲乎?」
為圃者仰而視之曰「奈何?」
曰「鑿木為機、後重前軽、挈水若抽、數如失湯、其名為棉。
為圃者忿然作色而笑曰「吾聞之吾師、『有機械者必有機事、有機事者必有機心。機心存於胸中、則純白不備、純白不備、則神生不定。
神生不定者、道之所不載也。』吾非不知、羞而不為也。」
子貢瞞然慚、俯而不對。

はぁ?
じゃあ甕すら使うなや
雨が降るまで待ってろよ
0076考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 21:26:31.450
“そもそも大地の吐き出す息を、名付けて風という。
 風は吹かなければ何ということもないが、ひとたび吹き起こるや、ありとあらゆる穴が激しく鳴りたてる。
 おまえもあの遠くふきよせるヒューヒューという音を聞いたことがあるだろう。
 ざわめき揺れる山林で、百抱えもある大木の穴という穴
 ―鼻のようなもの、臼のようなもの、窪地のようなもの、水たまりのようなもの―
 そこから水のいわばしるような音、矢が飛ぶような音、どなりつけるような音、息を吸うような音、
 叫ぶような音、泣きわめくような音、くぐもったような音、悲鳴を上げるような音などが噴出して、
 前の音がフウッとなれば、後の音はゴオッと応ずる。”
 
“…そんな音を出させるのはいったい何者なんだろう。 ”

― 荘子 「斉物論篇第二、天の籟(ふえ)」
0077考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 21:32:56.770
>>44>>76
一なるものからの発出論、あるいは絶対無分節者からの存在分節化の例。
創造神話などと比較がされる。
0078考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 21:35:24.610
>>71
シュレーディンガーやハイゼンベルク、ニールス・ボーアなどの原子物理学者が
ブッダや老荘を読んでいた。そういう時代でもあった。

「われわれはブッダや老子といった思索家がかつて直面した認識上の問題にたち帰り、
 大いなる存在のドラマのなかで、観客でもあり演技者でもある
 我々の位置を調和あるものとするように努めねばならない。」 (ニールス・ボーア Wikiより)
0079考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 21:36:08.260
老荘は、中国ではカウンターカルチャー
0082考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 22:20:52.450
勲章の紋章らしい
0083考える名無しさん
垢版 |
2018/06/14(木) 22:29:54.370
“本書を執筆するきっかけとなったのは、五年前のある美しい体験である。
 夏も終わりに近いある午後、海辺に腰をおろし寄せくる波を見つめながら、わたしは自分の呼吸のリズムを感じていた。
 と、その時、とりまくすべてが壮大なコズミック・ダンスを舞っていることに気がついた。

 まわりの砂や岩、海や空気が振動する分子あるいは原子で構成されていること。
 その分子や原子が粒子からなりたち、たがいに他の粒子を生成、消滅させつつ相互作用していること。[略]
 また、地球の大気には「宇宙線」(コズミック・レイ)が絶えず降り注いでいて、
 高エネルギ−粒子である宇宙線が大気に突入する時に、衝突を無数に繰り返している…”

― フリッチョフ・カプラ 『タオ自然学』 (1979)
0084考える名無しさん
垢版 |
2018/06/14(木) 22:30:37.830
>>83
仏教…原始仏教と大乗仏教、禅、華厳
中国…老荘、易経、淮南子
印度…ヒンドゥー、ウパニシャッド、バガヴァッド・ギーター

これぐらいの話が読み分けられている。
0085考える名無しさん
垢版 |
2018/06/14(木) 22:31:07.270
鍵概念は「万物の合一性 the unity of all things」
0086考える名無しさん
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2018/10/09(火) 01:00:05.760
>>80
韓国が起源ニダ
0088考える名無しさん
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2018/10/14(日) 11:17:43.260
中国哲学といえば、朱子学ですな
0089学術
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2018/10/14(日) 11:55:21.710
老子 荘子 と 一緒くたにせず 分岐して出会うこともまれな方が。いずれは。
0090考える名無しさん
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2018/10/14(日) 17:30:56.870
朱子学の真価は韓思想において結実した
0091考える名無しさん
垢版 |
2018/10/18(木) 01:35:33.080
老子も荘子も韓半島で修行して一流になった
0092考える名無しさん
垢版 |
2019/01/07(月) 02:21:02.640
『老子』 最終章第八十一

聖人は積まず。既(ことごと)く以(も)って人の為にして己(おのれ)愈々(いよいよ)有し、既く
以って人に与えて己愈々多し。天の道は利して而(しか)して害せず、聖人の道は為(な)し
て而して争わず。

「聖人は何もかもすべて人のために為し、何もかもすべて他人に与えながら、かえって自
分はますます豊かになる。」

この老子の箴言は、日本一の個人投資家である竹田和平氏の「和平哲学」の真髄と同じ
だ。
0093考える名無しさん
垢版 |
2019/02/05(火) 20:06:50.200
 儒学・儒教思想の中で、明代に生まれ流行したのが陽明学であったが、それに対し、清代では考証学が流行した。
一般に、清王朝が異民族支配である清朝の政治を批判することを厳しく取り締まったので、清代の儒学者は政治批判となるような議論を避け、
もっぱら古典の字句の解釈、つまり考証のみにならざるを得なかったと言われる。

その考証も一字一句をゆるがせにせず、古典を徹底的に理解しようと言うするどい学問となった。
代表的な学者に顧炎武、黄宗羲がいる。彼らの思想は、厳格な考証によって、儒学を経世実用(世の中のために役に立つこと)の学に高めることであった。
0094考える名無しさん
垢版 |
2019/02/06(水) 07:28:42.760
清の時代には、ほぼ現代の文学部がやってるような実証的な文献研究が主流になった。

儒教の宗教っぽい要素はほとんど無くなった。
0095考える名無しさん
垢版 |
2019/02/06(水) 07:29:57.230
朱子よりも、漢の鄭玄が尊重された
0096考える名無しさん
垢版 |
2019/03/31(日) 00:41:57.450
蒼頡(そうけつ):中国伝説上の漢字の発明者
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/53/Cangjie2.jpg

“これは、中国で漢字を発明したと言われる蒼頡という神話上の人物です。
 絵を見るとわかるように、蒼頡は四つ目の人物として描かれています。
 中国の伝説では、蒼頡は非常に目がよくて、さまざまな動物の足跡などを見分けて
 それをもとに漢字を発明したことになっています。”

― 『新記号論:脳とメディアが出会うとき』 石田英敬、東浩紀 (2019/3/3)
0097考える名無しさん
垢版 |
2019/04/05(金) 03:10:17.580
.
    ■ 荘子の万物斉同説とメビウスの輪

「メビウスの輪とは、長方形の紙を180度ひねって端と端をくっつけたものです。これは、紙
の表をなぞっていくと裏につながったり、裏をなぞっていくと表になったり表と裏が同時に
存在している不思議な特徴があります。」
https://nazology.net/archives/7913
https://3.bp.blogspot.com/-YulW4SMUt7Q/Wp1TPfk-URI/AAAAAAAADag/Q55yxybsHy0pBtvJTotdKYd9H13dYJskQCLcBGAs/s1600/MOBIUS%2BSTRIP.jpg

苦は楽につながり、楽は苦につながる。また、生は死につながり、死は生につながる。

荘子の万物斉同説−一切は等しい―とはメビウスの輪のようなものではないか。
0099考える名無しさん
垢版 |
2019/05/10(金) 08:45:27.220
 儒教の経典「四書五経」をだいたい読んだのですが、
あまりたいして感銘を受けることが書いてないので、中国思想はこの程度ではないはずだ、と思い、
自分の好きなことばの一覧を書いていきます。
 適当に書くので、ざっくばらんな記事になると思います。御了承ください。

自分がされて嫌なことは、他人にするな。
     孔子「論語」

道(宇宙の法則)を知るものには徳(人の法則)はいらず、徳(人の法則)を知っているものには慈愛はいらず、
慈愛のあるものには正義はいらず、正義であるものには礼はいらない。
道でもなく、徳でもなく、慈愛でもなく、正義でもないなら、礼をわきまえなければ世は治まらない。
     「老子」

君主は発言する機会が少なく、みんなの意見もあまり聞いていられない。そこで、
臣下たちは話のうまいもの(巧言をよくするもの)に自分の利益になるような話をさせ、脅したり、嘘をついたりして君主の権力を利用する。これを流行という。
   「韓非子」

いにしえの賢者いうあり。疑問のことあれば庶民に問う。
     「貞観政要」

士は己を知る者のために死す。
     「貞観政要」

至誠にして動かざるは勇なきなり。
     「近思録」

天知る、地知る、我知る、汝知る。
     「菜根譚」
0101考える名無しさん
垢版 |
2019/05/10(金) 10:30:07.480
>>100
うむ?
詩経と礼記以外は読んだよ。
詩経は訳がない。
0102考える名無しさん
垢版 |
2019/05/10(金) 10:51:14.360
 儒教の経典「四書五経」を、詩経を除き、だいたい読んだのですが、あまりたいして感銘を受けることが書いてないので、
中国思想はこの程度ではないはずだ、と思い、自分の好きなことばの一覧を書いていきます。
 適当に書くので、ざっくばらんな記事になると思います。御了承ください。
 中国思想は、あまり感銘を受けることは少ないです。ですが、だからといって中国思想を軽んじるつもりはないです。
 中国は、兵法と料理と歴史の国だという認識です。

自分がされて嫌なことは、他人にするな。
     孔子「論語」

道(宇宙の法則)を知るものには徳(人の法則)はいらず、徳(人の法則)を知っているものには慈愛はいらず、
慈愛のあるものには正義はいらず、正義であるものには礼はいらない。
道でもなく、徳でもなく、慈愛でもなく、正義でもないなら、礼をわきまえなければ世は治まらない。
     「老子」

君主は(いそがしいので)発言する機会が少なく、みんなの意見もあまり聞いていられない。
そこで、臣下たちは話のうまいもの(巧言をよくするもの)に自分の利益になるような話をさせ、
脅したり、嘘をついたりして君主の権力を利用する。これを流行という。
   「韓非子」

士は己を知る者のために死す。
     「史記」

天知る、地知る、我知る、汝知る。
(内緒の相談であっても、天も地も、話し手も聞き手も知っていて、そこから情報がもれる。)
     「後漢書」

いにしえの賢者いうあり。疑問のことあれば庶民に問う。
     「貞観政要」

至誠にして動かざるは勇なきなり。
     「近思録」
0103考える名無しさん
垢版 |
2019/05/10(金) 11:10:03.940
>>101
詩経が訳ないってマジでいってんの?
詩経も礼記読んでないのに五経読んだって言えるの?
0104考える名無しさん
垢版 |
2019/05/10(金) 11:32:00.070
>>103
海音寺訳は、中古で買ったけど、あれ、たぶん、現代語訳じゃなくて、海音寺さんの読書メモが書いてあるんだよ。

ちゃんと詩経の現代語訳を出してくれ。
0106考える名無しさん
垢版 |
2019/05/10(金) 13:48:30.830
>>105
読みたいから出版者と題名教えて。
0107考える名無しさん
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2019/05/10(金) 15:23:17.970
>>106
教えて君かよw

詩経は解釈者の立場によってその詩の意味が全く異なるので注意
一つ読んで分かったということは絶対にない

明治書院 石川忠久  最近「万和」の発案者でちょっと有名になった。宗教歌として解釈する
平凡社 白川静  基本的に民謡として解釈する
集英社 高田 眞治 極めて伝統儒教的な解釈だったと思った

国風のみ
筑摩書房 古典世界文学全集2  これも儒教的な解釈
岩波書店 中国詩人選集 吉川 幸次郎 有名な学者だけど内容は未見
0108考える名無しさん
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2019/05/10(金) 18:09:52.020
>>107
ありがと。
まだ、購入にはビビってる。
0109考える名無しさん
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2019/05/12(日) 08:12:03.450
『詩経』と『古今和歌集』

“天地を動かし、鬼神を感ぜしむるは、詩より近きはなし”

― 『詩経』 大序



“天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思わせ、
 男女の仲をもやはらげ、たけき武士の心をなぐさむるは歌なり”

― 『古今和歌集』 仮名序


『詩経』 目加田誠 訳、講談社学術文庫 (1991)
『新版 古今和歌集 現代語訳付き』 高田裕彦 訳、角川ソフィア文庫 (2009)
0110考える名無しさん
垢版 |
2019/06/25(火) 04:20:51.150
荘子の万物斉同、玄侑宗久氏曰く、

「天から見ればすべて斉しい(ひとしい)」 (※ 注-1)

「私の主語が『天』になるような生き方をしてみてはどうだろうか。」

若松英輔氏(批評家)は、内村鑑三がその著『代表的日本人』の中でこう言っているように
思うと述べている(※ 注-2)。

注-1:『荘子と遊ぶ』 P.21 筑摩書房
注-2:『100分de名著 内村鑑三 代表的日本人』 P.25 NHK出版
0111考える名無しさん
垢版 |
2019/08/07(水) 03:26:08.390
『別冊100分de名著 老子×孫子 「水」のように生きる』
(アマゾンサイトでの内容紹介)

いま私たちに必要なのは、
“老孫"の思想だ!

片や「あるがまま」の姿勢を貫き、じっくりと時間をかけよと説く『老子』。片や「智略」を用い
てスピード重視で臨めと説く『孫子』。対極とされがちな両書だが、理想の生き方はずばり
「水」という点で一致する。この二つの思想を携えれば鬼に金棒。人生に迷いを抱く人に
贈る、「心の処方箋」。
0112考える名無しさん
垢版 |
2019/08/13(火) 04:34:27.930
>111
ナポレオンも愛読した『孫子』では、戦争における「気」と「勢」を重んじている。

孫子曰く、「気合いを入れ、勢いに乗じて勝つ」。

激烈な気勢の旧日本軍はアメリカ軍に敗北したが、同じ装備を旧日本軍が備えていれば、
やはり孫子の言うとおりに、アメリカ軍を完敗させたであろう。

中国哲学における「老荘」思想はその存在が余りにも巨大だが、湯浅邦弘氏(大阪大学大
学院教授)は、人間の真の幸福のためには、「老荘」思想ではなくて、「老孫」思想が重要
であると述べている。

(『別冊100分de名著 老子×孫子 「水」のように生きる』 参照)
0113考える名無しさん
垢版 |
2019/08/25(日) 04:52:17.640
.
    ■ 事象の天理は「神」で捉える

『荘子』養生主篇、解牛の達人「庖丁(ほうてい)」の説話。
料理人の庖丁が、牛を刀で切り裂いていくその見事な様を述べた話。

「今の時に方(あた)っては、臣(わ)れ神(こころ)を以て遇(あつか)い、目を以て視ず。官知
(かんち)止みて神欲行わる。天理に依りて大いなるスキマ(谷編にコザトヘン)を批(う)ち、
大いなるアナ(穴編に款)を導き、其の個(もと)より然るところに因(したが)う。」(養生主篇
第三)

牛を刀で切り裂いていくのを「神」の働きをもって行う、つまり事象の天理を「神」で捉える
と言っている。
『荘子』を研究した禅僧の玄侑宗久氏は、「神」を直観力と言い換えているが、『老子』とと
もに『荘子』を聖典とする仙道では、「神」は身体と精神を独特の修行法(瞑想法も含めて)
で修練修行しなくては獲得できないものとされている。

例えば、非常に重要な分野で極度に難解な問題について論文を書く場合、どれほどの
分析綜合の思考や調査を重ねても、「神」を養う修練修行ができていなくては、時間と労
力の無駄に終わってしまい、問題の解答や核心にたどり着けないということである。


■ 関連記事

武道と荘子。(『人生朝露』ブログ)
https://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/5012/
0114考える名無しさん
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2019/10/01(火) 20:20:16.320
個人レベルでの小国寡民
0115考える名無しさん
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2019/10/06(日) 19:20:18.910
香港の今

427 :異邦人さん :2019/10/06(日) 18:20:37.64 ID:YYoNdzjad
深水埗で建物が襲撃され
灣仔では火が放たれてる

深水埗で集団暴行中
これ死ぬだろ

やり過ぎだわ
0116学術
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2019/10/06(日) 19:22:35.260
民俗信仰民主にかえれよ。まだ間に合う。
0117学術
垢版 |
2019/10/06(日) 19:23:11.880
哲学には向かんだろう。中国中学なんてアフォだろ?
0118考える名無しさん
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2019/10/06(日) 20:22:57.980
436 :異邦人さん :2019/10/06(日) 18:40:03.02 ID:4SNSRQXT0
デュアルモニターで両方みてると迫力あるわ
http://www.youtu
be.com/watch?v=V1cSdrSBESM
https://hkmap.live
0120考える名無しさん
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2019/11/23(土) 23:37:19.690
『毛沢東語録』の中では、弁証法的唯物論を以下の繰り返しとして説明している。

(1)存在から思想(実践から認識)に至る段階
(2)思想から存在(認識から実践)に至る段階

1は、客観的外界に向き合い、身体を通じて得た感性的認識を理性的認識に変える思想的段階。
2は、1の段階で得た認識を社会生活に投入して、理論、政策、計画、方法として成功するか検証する実践的段階。

※ 『毛沢東語録』 毛沢東、竹内実訳、平凡社ライブラリー (1995) より
0122考える名無しさん
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2020/01/11(土) 15:52:00.940
>>43更新
「老子」各種翻訳

・『老子』 小川環樹、高木智見、中公クラシックス (2005) 原文、書き下し、訳文
・『老子』 福永光司、ちくま学芸文庫 (2013) 原文、書き下し、訳文
・『老子』 蜂屋邦夫、岩波文庫 (2008) 原文、書き下し、訳文
・『老子道徳経(英文著作翻訳コレクション1)』 井筒俊彦、慶應義塾大学出版会 (2017) 原文、書き下し、訳文
・『老子 無知無欲のすすめ』 金谷治、講談社学術文庫 (1997) 原文、書き下し、訳文
・『エッセンシャルタオ 老子』 加島祥造、ちくま文庫 (2005)) 原文、訳文
・『老子<全> 自在に生きる81章』 王明、地湧社 (2005) 原文、訳文
0123考える名無しさん
垢版 |
2020/01/11(土) 15:52:35.660
「荘子」各種翻訳

・『荘子 内篇』 福永光司、興膳宏、ちくま学芸文庫 (2013) 原文、書き下し、訳文
・『荘子 外篇』 福永光司、興膳宏、ちくま学芸文庫 (2013) 原文、書き下し、訳文
・『荘子 雑篇』 福永光司、興膳宏、ちくま学芸文庫 (2013) 原文、書き下し、訳文

・『荘子 内篇 [中国古典選]』 吉川幸次郎、福永光司、朝日新聞社 (1978) 原文、書き下し、訳文
・『荘子 外篇 [中国古典選] 上中下』 吉川幸次郎、福永光司、朝日新聞社 (1978) 原文、書き下し、訳文
・『荘子 雑篇 [中国古典選] 上下』 吉川幸次郎、福永光司、朝日新聞社 (1978) 原文、書き下し、訳文

・『荘子 第1冊 内篇』 金谷治、岩波文庫 (1979) 原文、書き下し、訳文
・『荘子 第2冊 外篇』 金谷治、岩波文庫 (1979) 原文、書き下し、訳文
・『荘子 第3冊 外篇・雑篇』 金谷治、岩波文庫 (1982) 原文、書き下し、訳文
・『荘子 第4冊 雑篇』 金谷治、岩波文庫 (1983) 原文、書き下し、訳文

・『荘子 全訳注 上下』 池田知久、講談社学術文庫 (2014) 原文、書き下し、訳文

・『荘子 中国の古典 上下』 藤堂明保、池田知久、学研 (1983) 原文、書き下し、訳文

・『荘子 全釈漢文大系 上下』 赤塚忠、集英社 (1980) 原文、書き下し、訳文

・『荘子 1・2』 森三樹三郎、中公クラシックス (2001) 書き下し、訳文

・『荘子(中国の古典)』 野村茂夫、講談社 (1987) 抄訳、原文、書き下し、訳文、全体の1/3

・『荘子[中国の思想]』 岸陽子、徳間文庫 (2008) 抄訳、原文、書き下し、訳文

・『荘子 新訳』 岬龍一郎、PHP研究所 (2013) 抄訳、書き下し、訳文

・『荘子 ヒア・ナウ』 加島祥造、パルコエンタテインメント事業局 (2006) 抄訳、訳文
0124考える名無しさん
垢版 |
2020/01/11(土) 15:53:12.480
>>122-123
老荘というように、古くてシンボリックなのは老子だが、
荘子の哲学はポスト構造主義に近い。
0125考える名無しさん
垢版 |
2020/01/11(土) 15:53:33.160
ハイデガーやデリダの存在解体/再構築にあたる作業を、
荘子は分節化/無分節化(限定/無限定)という形でやっている。


“物を物としてあらしめる道は、物に対して限定を設けないが、物相互の間には限定があり、それを物の区別という。無限定な世界から有限の世界があらわれ、有限の世界がまた無限定の世界へと移ってゆく。”
“物物者。與物無際。而者有際者。所謂物際者也。不際之際。際之不際者也。(知北遊篇第二十二 6)”

― 『荘子 外篇』 福永光司、興膳宏、筑摩書房 (2013)
0126考える名無しさん
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2020/01/11(土) 15:54:04.890
次の「畛」は、田のあぜ。そこから転じて、区切り・境界をいう。
ラカンはこれと同じ役割を「クッションの綴じ目 (ポワン・ド・キャピトン)」に例えた。(ラカン『無意識の形成物[上]』)


“そもそも道にはもともと境界などなく、ことばにはもともと固定した意味などない。そこから〔道がことばによって表象されるようになると〕区別が現れるようになった。”
“夫道未始有封。言未始有常。爲是而有畛也。(斉物論篇第二 5)”

― 『荘子 内篇』 福永光司、興膳宏、筑摩書房 (2013)
0127考える名無しさん
垢版 |
2020/01/11(土) 15:54:28.330
>>125
その際に、デリダやレヴィナスに特徴的な「痕跡」がないのは、文明論的な違い(どういう違いか?)。


“〔万物を生成する道は〕現われ来たってもその跡を見せず、過ぎ去ってのちはゆくえも知らない。”
“其來無迹。其往無崖。(知北遊篇第二十二 5)”

― 『荘子 外篇』 福永光司、興膳宏、筑摩書房 (2013)
0128考える名無しさん
垢版 |
2020/01/11(土) 15:55:19.930
「無無無」が定立される箇所。


“有ということがあるし、無ということがある。またもともと「無ということ」はないということがある。またもともと「無ということはないということ」はないということがある。”
“有有也者。有無也者。有未始有無也者。有未始有夫未始有無也者。(斉物論篇第二 4)”

― 『荘子 内篇』 福永光司、興膳宏、筑摩書房 (2013)


荘子は有ることと無いことの根源的前提を考えようとした。

解説は以下を参照。
『荘子 内篇(中国古典選 12)』 福永光司、朝日新聞社 (1978)
0129考える名無しさん
垢版 |
2020/01/11(土) 15:55:48.230
>>128
ハイデガーの存在論は、メイヤスーやガブリエルによって「無限後退」と批判されたが、それは悪いことばかりではない。
無限後退する際から立ち現れてくるものを言語化して整理していくのが、科学や哲学の役割。


“量子力学が見いだした非可換空間の考えからは、アラン・コンヌ(一九四七-)による非可換幾何学が生まれている。
 この新しい幾何学は人類の空間概念を本質的に変化させようとさえしている。
 どのような数学モデルにも、標準的(standard)な部分の外に
 超準的(non-standard)な領域が存在していることが、数学基礎論によって示されている。
 この超準的な領域の存在を認めると、長いこと実在ではないと考えられてきた無限小や無限大のような概念が実在するようになる。
 レンマ的知性は、ロゴス的知性の真に外部にある実在に触れている。”

― 中沢新一 『レンマ学』 講談社 (2019)
0131考える名無しさん
垢版 |
2020/01/25(土) 02:46:15.890
座禅にも似た荘子の「坐忘」


“顔回「私は坐(い)ながらにしてすべてを忘れました」。

 仲尼は居ずまいを正してたずねた。「坐ながらにしてすべてを忘れるとはどういう意味だね」。

 顔回「肉体を脱却し、間隔を放棄し、形骸を離れ、知恵を捨てて、大いなる道と一体になった状態、それを坐ながらにしてすべてを忘れるというのです」。”

“曰「回坐忘矣」。仲尼?然曰「何謂坐忘」。顔回曰」。「堕肢體、黜聡明、離形去知、同於大通、此謂坐忘」。(大宗師篇第六 9)”

― 『荘子 内篇』 福永光司、興膳宏、筑摩書房 (2013)
0132考える名無しさん
垢版 |
2020/01/25(土) 02:47:25.730
ドゥルーズの生成変化と比較される、荘子の物化「胡蝶の夢」


“いつか、荘周は夢の中でチョウになっていた。
 ひらひらと舞うチョウの身に、気持ちよく満足しきって、自分が荘周であることも忘れていた。
 やがてふと目が覚めれば、まぎれもない荘周である。
 はて、これは荘周が夢でチョウになっていたのか。それともチョウが夢で荘周になっていたのか。
 荘周とチョウには、きっと区別があるはずだ。これこそ「物化」(万物の変化)というものなのだ。”

“昔者荘周夢為胡蝶。栩栩然胡蝶也。自喩適志与。不知周也。俄然覚則??然周也。
 不知周之夢為胡蝶与。胡蝶之夢為周与。周与胡蝶則必有分矣。此之謂物化。(斉物論篇第二 9) ”

― 『荘子 内篇』 福永光司、興膳宏、筑摩書房 (2013)
0133考える名無しさん
垢版 |
2020/01/25(土) 02:54:42.960
“あの「蹄筌の故事」での言語の不順さというテーマがデリダ的なものだったように、
 ここではドゥルーズが中国と交わっているのだ。
 僕は、『荘子』を読むようにドゥルーズを読めと先生に仕向けられている。
 荘子とドゥルーズが、ある近さに入るということなのか。”

― 『デッドライン』 千葉雅也、新潮社 (2019)
0134考える名無しさん
垢版 |
2020/01/25(土) 03:19:23.970
×不順
〇不純
0135考える名無しさん
垢版 |
2020/01/29(水) 02:18:44.460
荘子wikiより

著書とされる『荘子』(そうじ)は、西晋の郭象が刪訂した内篇七篇、外篇十五篇、雑篇十一篇の構成のものが現在に伝わっている。 (略)
これらのうち内篇のみが荘子本人の手による原本に近いものものされ、外篇・雑篇は弟子や後世の手によるものと見られている。
0136考える名無しさん
垢版 |
2020/01/29(水) 02:19:39.130
老荘は、「Onto-Theo-Logie(存在-神-論)」の身近な例>>125-127としてやっておく必要がある。

道(tao)は神ではなく、
万物の根源、究極的存在、一者(to hen ト・ヘン)、第一原因、究極原因、宇宙の根本原理、真実在とでもいうところ。
0139考える名無しさん
垢版 |
2020/02/07(金) 01:48:51.960
井筒の「Onto-Theo-Logie(存在-神-論)」は、
老荘+ハイデガーの現象学的存在論+デリダのロゴス中心主義の解体。


“真昼時――地上の万物がそれぞれの輪郭線を露出しつつ
 キラビヤカに浮かびあがる光の世界――に、
 どこからともなく夕闇の翳りしのび寄ってくる。
 事物は相互の明確な差別を失い、浮動的・流動的となって、
 各自本来の固定性を喪失し、互いに滲透し合って次第に原初の混沌に戻ろうとする。
 有分節的世界が己れの無分節的次元に回帰しようとする両者の中間に拡がる薄暮の空間、
 存在の深層領域が、人々の好奇心をさそう。
 地上の一切が真の闇の中に没して完全に無化されてしまう直前のひと時の暗さには、
 何か言いしれぬ魅惑がある。”

― 井筒俊彦 「監修者のことば」 (エラノス叢書 『一なるものと多なるもの〈1〉』(1991))
0140考える名無しさん
垢版 |
2020/02/09(日) 22:47:29.370
中国哲学は気功がわからないと無理だと思う。基本的に体感からきている部分があるので
それが解らないとわからない。
デリダは『朝は3つで夜は4つだ』に疑問をもって『では朝は4つで夜は3つだ』と言われて考え込んでいる
サルの視点に近い。
0142考える名無しさん
垢版 |
2020/04/28(火) 19:54:54.270
さぁ、中国哲学とか言っているけど、
こんな物って、既に日本人やその他外国人らが、実際に観光客として訪中し、
観光客相手に例の「毛沢東語録」を購入して、中華人民共和国を知ったように語っているだけじゃあないの?w
そもそも中国より、それ以前の清国(中華民国)とかの研究をしての論文を残してよ。
0143考える名無しさん
垢版 |
2020/04/28(火) 20:36:17.590
デリダみたいな馬鹿に中国哲学はおろかインド哲学なんぞ、理解できない。
0144考える名無しさん
垢版 |
2020/04/28(火) 23:28:58.280
印哲なんて、東大大学院で徹底したサンスクリット語を理解した上で論文作成しろや
0145考える名無しさん
垢版 |
2020/04/28(火) 23:36:06.280
世界は存在しないっていうだけで有名になれちゃうドイツ哲学も浅い。
東洋にくらべればね。
0146安西大樹
垢版 |
2020/04/29(水) 11:12:25.000
白馬は馬にあらず

君主も耕作せよ

愛多きものは即ち法たたず
0147考える名無しさん
垢版 |
2020/05/04(月) 14:50:13.820
何がポスト構造だ
そんなくだらないものを偉大な中国哲学に近づけるな
0149考える名無しさん
垢版 |
2020/11/10(火) 02:54:18.630
中島隆博の中国学

・『思想としての言語』 中島隆博、岩波書店 (2017)
・『コスモロギア:天・化・時』 中島隆博 編、法政大学出版局 (2015)
・『岩波講座日本の思想 第3巻 内と外』 苅部直 編、岩波書店 (2014)
・『知のユーラシア1:知は東から』 堀池信夫 編、明治書院 (2013)
・『悪の哲学:中国哲学の想像力』 中島隆博、筑摩書房 (2012)
・『荘子:鶏となって時を告げよ』 中島隆博、岩波書店 (2009)
・『哲学:ヒューマニティーズ』 中島隆博、岩波書店 (2009)
0150考える名無しさん
垢版 |
2020/11/10(火) 02:55:03.430
『荘子:鶏となって時を告げよ』では、英語圏やフランス語圏での荘子の読まれ方の比較がある
0151考える名無しさん
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2020/12/10(木) 07:31:01.000
デヴィッド・R.ホーキンズによれば、物事を白か黒かで分けて考えることを超越し、
中立的な見方ができるようになったレベル、すなわち荘子の万物斉同は、レベル
700を最高とした人間のレベルのうちのレベル250に過ぎないのだそうだ。ちな
みにレベル700はブッダやイエス・キリストなどの悟りのレベルにあたるという。
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