日本辺境論 30秒で読める超要約

辺境とは何か

辺境とは中華を中心とした、周囲の蛮国のことを指す言葉。

中華秩序における辺境のそのまた辺境というポジションを受け入れることで、政治的文化的フリーハンドを獲得するために行った

辺境日本の劣等感

「日本人にも自尊心はあるけれど、その反面、ある種の文化的劣等感がつねにつきまとっている。
ほんとうの文化は、どこかほかのところで作られるものであって、自分のところのは、なんとなく劣っているという意識である。
そおらくこれは、はじめから自分自身を中心としてひとつの文明を展開することのできた民族と、その一大文明の辺境民族としてスタートした民族とのちがいであろう」

ロジックはいつも被害者意識

状況を変動させる主体的な働きかけはつねに外から到来し、私たちはつねにその受動者であるという自己認識がある。

我々は、日本という国を語る時に他国との比較でしか自国を語ることが出来ない。