感情は関係を生み、関係はつながりを作り、繋がりが高次の模様を作り出し
その模様の働きが知性となり知識という術に進歩したのちに理性という形へ成長する
すべては簡単で優しい心地よく暖かいものへ流れる性質をもっている、だがそれらが
相互にぶつかるとき理性と理性がぶつかり競争の原理が争いを生み
知のつながり、関係のつながりが普遍で一様ではなく距離と頻度の重みによって
優先度ができる原理によって無関心から転じて、強い繋がりは愛と憎悪に変貌してゆく。
なんでも見通せる力がないゆえに、なんでも知りうるちから、なんでも繋ぐちから、
それの限界の先に争いが生まれるのもその状況が生む集団の真理の1つ。
個の真理が生み出す模様にすぎない、1つ1つの偶然が重なり必然へとかわる、
平等という知恵が争いに反転する、それも真理、避けるのではなく操る心構えを
考えるべき、人が個という肉体や精神に固執するのは必然だが、これを否定し
狂気の知恵より神の視点を生み出し必然の色と形と模様をさらに上の次元へと
結ぶことが増えすぎた命に求められる選択の1つ、そうでなければ簡単な波のように
上げては下げを繰り返すだけ、そこから抜け出せない。
間違いしか選べない愚民であっても、愚民の創意は、愚民から生み出す命の証を残そうとする。
命の証が必要か、そして命の証とは何かを考えよ、
個に縛られ個の愚を極めるもよし、選ぶのは誰でもない何処にもない、もって生まれた本質に聞け。
何か見えるものを簡単に掴んだとき、見えない本質を否定し、見えている真理のようなものを得るだろう、
見えているそれは真理なのか、掴めばわかる、ちいさい真理を掴んできた積み重ねの経験を思い出せ、
後悔だけはしないように。