まずは江戸時代はプレ資本主義だった。
元禄に江戸で消費社会が花開いた。
そして広がり、江戸の後期に各地の土地で消費社会が活発になる。
農民はただ田畑を耕していただけではない。
現代の地方の名産品の多くは江戸時代に作られた。
農民は現金収入を得るためにも積極的に市場に参入した。
もう一つは、武士は儒教的精神性から商売を嫌った。
商売による利益を来たないものとした。
このことからも税収を農業からの年貢に絞り、
商人からの徴収は緩く、
農民もまた商業に積極的に関わった。

日本人の勤勉の理由の一つがここにある。
頑張ればそれだけ富が得られる。