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ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義2
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0126考える名無しさん
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2018/05/05(土) 08:41:38.920
ダン・ブラウン
『オリジン』 (2018/2/28)

スペインが舞台で、AIと人類の起源がテーマ。「我々はどこから来たのか、どこへ行くのか」。
0127考える名無しさん
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2018/05/05(土) 08:42:16.760
>>79
> 中世イスラム哲学の機会原因論

これはガザーリー。
>>126にも出てくる。
日本人にはピンとこないところ。
0128考える名無しさん
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2018/05/05(土) 08:43:27.310
ジョルジョ・アガンベン
『バートルビー 偶然性について』 (2005)

ドゥルーズと偶然性。キリスト教神学とイスラム神学。1993年の本。
0129考える名無しさん
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2018/05/05(土) 08:47:47.560
>>65
千葉雅也×東浩紀
「神は偶然にやって来る ― 思弁的実在論の展開について」 『ゲンロン2』 (2016)

メイヤスー『有限性の後で』の解説としては、一番丁寧で詳しかった。

さて、メイヤスーは保守か?革新か?
0130考える名無しさん
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2018/05/05(土) 08:48:24.330
中沢新一×東浩紀
「原発事故のあと、哲学は可能か」 『新潮 2014年9月号』

"「アジア」の脱構築へ"。言語起源論から、アジア環太平洋哲学の未来像まで。
0131考える名無しさん
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2018/05/16(水) 06:14:10.980
その時代にあって、程々に不便で不満でありつつ、程々の満足もある
ポストモダンの幻想を諦め気味のシラケ目線でありつつも、同時に希望も抱ける社会構造こそが幸せな時代でもある

要はバランスが重要ってことだな
0132考える名無しさん
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2018/05/26(土) 06:59:03.430
>>131
いや、違う
俺にはアデランスが重要
バランスなどよりも

お前達よ 糞つまらんバランス取りにはなるな
0133考える名無しさん
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2018/05/28(月) 22:31:52.900
《おさらい》

・カンタン・メイヤスー 『有限性の後で:偶然性の必然性についての試論』 (2016/1/23)
・グレアム・ハーマン 『四方対象:オブジェクト指向存在論入門』 (2017/9/26)
・マルクス・ガブリエル 『なぜ世界は存在しないのか』 (2018/1/13)

これぐらいは読んでおくのがいい。
0134考える名無しさん
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2018/05/28(月) 22:32:34.550
>>133
『有限性の後で』は、ドゥルーズ/デリダ/ハイデガーの様なジャーゴンがないから誰でも読み始められる。
最優先。
0135考える名無しさん
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2018/05/28(月) 22:33:21.390
>>133
『四方対象』は新しい実在論や存在論の傾向をうまく整理している。
下敷きにしたハイデガーの「四方界」は、哲学史の重要な分岐点になった。
詳しくはハイデガースレでも。

マルティン・ハイデガー5
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1468060350/431-
0136考える名無しさん
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2018/05/28(月) 22:34:00.470
ハーマンは正統派の哲学者
0137考える名無しさん
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2018/05/28(月) 22:38:42.430
>>133
《マルクス・ガブリエルの新実在論》

アスリートさんがソレントにいて、ヴェズーヴィオ山を見ているちょうどそのときに、
わたしたち(この話をしているわたしと、それを読んでいるあなた)はナポリにいて、
同じヴェズーヴィオ山を見ているとします。

その時、存在しているものは以下。

(1)ヴェズーヴィオ山
(2)ソレントから見られているヴェズーヴィオ山(アストリートさんの視点)
(3)ナポリから見られているヴェズーヴィオ山(あなたの視点)
(4)ナポリから見られているヴェズーヴィオ山(わたしの視点)

形而上学の場合
・(1)のみが存在する

構築主義の場合
・(2)、(3)、(4)のみが存在する
・(1)は存在しないか不可知

新実在論の場合
・(1)も(2)も(3)も(4)も存在する
・(1)は不可知でない

〜『なぜ世界は存在しないのか』(2018)p13-17
0138考える名無しさん
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2018/05/29(火) 08:45:41.740
>>137
半世紀もくすぶっていた難問に挑んだ「天才哲学者」驚きの論考
「実在論ブーム」を読み解く
千葉 雅也
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54371
> ガブリエルは、自然科学こそが唯一実在にアクセス可能だという(広く支持されている)立場に否を突きつける。
> そうした科学主義は、特定の「意味の場」を特権化しているからだ。
> 非科学的な実在性もあるし、ファンタジー的な実在性もある…
0140考える名無しさん
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2018/05/29(火) 11:05:34.990
「自然科学こそが唯一実在にアクセス可能だという立場」が「広く支持されている」かどうかは
大いに疑問の余地があるな。例えば経済学は「実在にアクセス」した研究分野なのであろうか。
0141考える名無しさん
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2018/05/29(火) 12:45:38.620
>>140
実在という言葉の概念を問題にしているのに、実在を前提とした議論をするという、循環論法なんじゃない?
0142考える名無しさん
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2018/05/29(火) 23:30:58.870
実在論の規制緩和だね。
「月の裏面に棲んでいる一角獣でさえ存在する」というのだから。
0143考える名無しさん
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2018/05/30(水) 01:02:11.190
>>137
ガブリエルのロジックは、
「世界は存在しない」が、「世界以外のすべては存在する」というもの。

ここでの「世界」とは、人もリンゴも地球も宇宙も全てを包摂する対象領域のことで、
説明には、ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』の第一テーゼ「世界とは、成立していることがらの総体である」や、
ジジェクの『無以下』が参照されている。

Slavoj Žižek, Less Than Nothing: Hegel and the Shadow of Dialectical Materialism, 2012
0144DJgensei artchive gemmar
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2018/05/30(水) 09:16:49.490
乱暴な議論だなあ。ヴィトゲンシュタイン。世界の王になったつもりでも
失敗未遂。
0146考える名無しさん
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2018/05/30(水) 19:23:50.420
>>145
どの点が?
0148考える名無しさん
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2018/05/30(水) 22:51:54.950
>>147
そのことを『なぜ世界は存在しないのか』というタイトルにして、
本一冊使って、色々な角度から何度にも渡って説明しているのだけどね。

例えば、>>143にある様な、互いに連関をなして一個の全体を形づくっている「世界」というものを見たことがあるかな?
その端から端までを見渡せるかな?
0149考える名無しさん
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2018/05/31(木) 01:59:54.810
>>137
ウィトゲンシュタイン/ハイデガー/ガブリエル

・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』の「世界」(p52)
“1  世界とは、成立していることがらの総体である。
 1.1 世界は事実の総体であって、物の総体ではない。”

・ハイデガーの「世界」(p69)
“世界とは、物の総体でも事実の総体でもなく、存在するすべての領域がそのなかに現れてくる領域のことです。
 存在するすべての領域は、世界に含まれている。
 マルティン・ハイデガーが適切に定式化したように、世界とは「すべての領域の領域」にほかなりません。”

・ガブリエルの「意味の場の存在論」(p292-293)
“いかなるものも、何らかの意味の場に現象するからこそ存在する。
 そのさい、全てを包摂する意味の場(=世界)が存在しえない以上、限りになく数多くの意味の場が存在するほかない。”
0150DJgensei artchive gemmar
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2018/05/31(木) 07:04:48.650
人間が現れてくるのでは。
0151考える名無しさん
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2018/05/31(木) 08:56:25.580
>>148
すべて言葉の定義の問題。

定義をせずに、実在だの存在だの世界だの意味だのと言っても、無意味だろ?
0152考える名無しさん
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2018/06/01(金) 20:41:29.330
ハーマンやガブリエルも読んでみると、メイヤスーはラディカルな分、硬いところがある。
0153考える名無しさん
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2018/06/01(金) 20:43:17.330
表象と実在の関係

分離型
・カント(表象主義)
・ハイデガー(表象主義)
・メイヤスー(表象主義批判)

一致型
・仏教密教(表象と実在の一致)
・道元(一致させたものの反転)
・京都学派(現象即実在論)
・ハッラージュ(アナ・ル・ハック(われは真理なり))

棲み分け・共存型
・ハーマン
・ガブリエル

アクセス型
・ハイデガー(抹消記号、四方界)
・デリダ(痕跡)
・ドゥルーズ(リーニュ(線))
0154考える名無しさん
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2018/06/01(金) 20:44:39.870
>>153
> 分離型

メイヤスーは、表象主義を批判。分離された実在に注目する一方、受け手は消去した。

> 一致型

密教は、表象と実在の分離を認めつつ、その両者の一致を行ってきた。
道元に至っては、「諸法は実相」を「実相は諸法」と反転させる。人々の求める真実とは、経験的世界の諸現象そのものに他ならないと。

> 棲み分け・共存型

ハーマンとガブリエルは、様々なレベルの実在や対象の棲み分け・共存を認める。

> アクセス型

これらは密教。
0155考える名無しさん
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2018/06/01(金) 20:47:23.490
道元はしょっちゅう反転する
0156考える名無しさん
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2018/06/01(金) 20:53:01.440
分類成立
0157考える名無しさん
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2018/06/01(金) 21:12:59.100
密教/絶対的一元論

“絶対的一元論の哲学的立場を実践的に把握するためには顕教的立場を超えて、密教的な修法が要求されるのである。
 たとえぽギリシャにおいてもオルフェウス教の密儀や新プラトン派では哲学思想が神秘の秘儀にまで高められる。
 中観派の般若思想が密教にまで進むのも、思想史の必然的な発展と見られる。”

『インド思想史から見た真言密教 (文部省科學研究費綜合研究成果特輯號二)』 (1957)
渡辺照宏
https://www.jstage.jst.go.jp/article/chisangakuho/6/0/6_KJ00009415323/_pdf/-char/ja
0159考える名無しさん
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2018/06/02(土) 13:13:30.520
グレアム・ハーマン(Graham Harman、1968年5月9日 - )
[和訳]岡嶋隆佑監訳、山下智弘、鈴木優花、石井雅巳訳『四方対象: オブジェクト指向存在論入門』人文書院、2017年。

クァンタン・メイヤスー(Quentin Meillassoux, 1967年 - )
[和訳]千葉雅也、大橋完太郎、星野太訳『有限性の後で』人文書院、2016年

カトリーヌ・マラブー(Catherine Malabou、1959年 - )
明日の前に
カトリーヌ マラブー (著), 平野 徹 (翻訳)
出版社: 人文書院 (2018/6/26)
0162考える名無しさん
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2018/06/02(土) 19:28:44.520
表象主義の二面的構造は、真理の「隠れと顕れ」として以下のように辿ることができる。
ハイデガー → ソシュール → カント → ルター → キリスト教 → ギリシャ語の真理「アレーテイア」
0163考える名無しさん
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2018/06/02(土) 19:29:22.150
ルター「ハイデルベルク討論」における解体/構築

<解説>

「ハイデルベルク討論」の終わりのところで「十字架の神学」が隠れたる神の逆説として展開する。
ルターによるとキリストにおいて自己を啓示する神、つまり顕れた神は、もっとも深く自身を隠している神である。
(略)キリストは苦難と十字架というローマの極刑に付けられた、見るかげもない哀れな姿において自己自身をあらわす。

<本文>

(19)神の「見えない本質が」「造られたものによって理解されると認める」者は、神学者と呼ばれるにふさわしくない[ローマ 1:20]。
(20)だが神の見える本質と神のうしろ[出エジプト 33:23]とが、受難と十字架によって認められると理解する者は、神学者と呼ばれるにふさわしい。

[独語] Die Heidelberger Disputation
http://www.reformatorischeschriften.de/Hddisp/hddisput.html

[英語] The Heidelberg Disputation
http://www.catchpenny.org/heidel.html

解説…『ルター神学討論集』 マルティン・ルター、金子晴勇 (2010)
本文…『ルター著作選集』 マルティン・ルター、徳善義和ほか (2012)
0164考える名無しさん
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2018/06/02(土) 19:29:54.620
ルターはギリシャ的スコラ神学を解体し、原始キリスト教的性格を洗い出した。
0165考える名無しさん
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2018/06/02(土) 19:30:40.230
>>163
デリダの脱構築(déconstruction) → ハイデガーの解体(Destruktion) → ルターの解体(destructio)

の経緯については、以下が詳しい。

・宮ア裕助 「プロト脱構築について――ルター、ハイデガー、デリダ」
 『現代思想 2018年2月臨時増刊号 総特集=ハイデガー -黒ノート・存在と時間・技術への問い-』

・茂牧人 「なぜ日本にキリスト教哲学が必要なのか」 (2009)
 https://serve.repo.nii.ac.jp/index.php?active_action=repository_view_main_item_detail&;page_id=49&block_id=42&item_id=1245&item_no=1
 ハイデガーとルター
0166考える名無しさん
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2018/06/02(土) 19:31:35.590
“わたしたちが語るのは、隠されていた、神秘としての神の知恵”

― 新約聖書 「コリントの信徒への手紙1」 2:7


聖書に書かれた言葉の様態
0167考える名無しさん
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2018/06/02(土) 19:32:07.260
“「真理」という語は、ギリシア人のもとでは或る否定を伴っている、
 すなわちア-レーテイア<ἀ-λήθεια>――
 非-覆蔵性、覆蔵されて-いないこと、である。”

― 『ハイデッガー全集 55 ヘラクレイトス』 p110


真理=隠されていないこと
0168考える名無しさん
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2018/06/02(土) 19:33:20.270
“自然(ピュシス)は隠れることを好む”

― ヘラクレイトス 断片123


ピュシス [physis]
〔哲〕 〔自然の意〕 単に物質的な自然でなく、生ける霊にみちた能動的・有機的なもの。
ギリシャ哲学の最初の主題となった。(大辞林 第三版)
0169考える名無しさん
垢版 |
2018/06/02(土) 19:33:56.990
“「オカルト」という語は、けっきょくのところ、「未知なるもの」、隠されているものを意味するのだ。”

― コリン・ウィルソン 『オカルト』 (1985)


オカルト [occult]
神秘的なこと。超自然的なさま。(広辞苑第五版)
ラテン語: occulere の過去分詞 occulta(隠されたもの)を語源とする。
0170考える名無しさん
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2018/06/02(土) 19:34:31.140
デリダによる「現前の形而上学批判」も、「ロゴス中心主義批判」もここまでを踏まえたものだった。
デリダは>>162の先に、フロイト経由で、古代エジプトの象形文字(ヒエログリフ)を接続する。
0171考える名無しさん
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2018/06/02(土) 19:35:14.660
井筒や書家の石川九楊は、デリダを引き合いに、
ソシュールの言語学が、日常的な音声言語を中心とした表層言語を扱うものであることを指摘し、
書字や深層言語による意味作用の重要性を説いた。
0172考える名無しさん
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2018/06/02(土) 19:36:20.780
更に、ここまでを踏まえて、メイヤスーは「祖先以前性」にまで遡った。
0174考える名無しさん
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2018/06/03(日) 22:53:24.040
>>173
どういう理由で?
0176考える名無しさん
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2018/06/03(日) 23:42:34.630
『有限性の後で』が邦訳されて2年も経つのに、
未だに読みもしないで、数学の話だとかいっている人達がいるから
説明しているんだよ。
0177考える名無しさん
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2018/06/03(日) 23:50:34.580
実際、これを読まないと21世紀の哲学に参入できないというところもある。
0180考える名無しさん
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2018/06/04(月) 08:54:01.470
参入できないところもあるじゃなくて、参入できない。と断定してくれよ
0181考える名無しさん
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2018/06/04(月) 21:25:16.650
>>179-180
物分りが悪そう
0182考える名無しさん
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2018/06/05(火) 10:43:18.480
>>181
自分だけが理解している、かw
まあ、自分の道を進みなよ。

文系排除の現在、哲学で仕事にありつくのは無理だろうが、自己満足にはなるんだろう。
現実と触れ合わなければ、自己満足を持ち続けるのは簡単だ。
0183考える名無しさん
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2018/06/05(火) 12:58:34.200
なんか一冊読んで全てを知ったつもりに浸ってるんだろうな
俺にもそういう時代がありました
0184考える名無しさん
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2018/06/08(金) 22:10:52.730
>>162
> 498 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2018/06/04(月) 23:21:39.22 0
> “既にこの太古の神性Ἀφαία(アパイア)
>  - 現われざるもの、現われることから身を引くもの、逃れつつ現われ出でるもの -
>  それがアレーテイアの謂うところを名指している。”
>
> ― 『ハイデッガー全集 75 ヘルダーリンに寄せて』 p279

> 499 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2018/06/04(月) 23:41:35.14 0
> 「シラケつつノリ、ノリつつシラケる」という、あの根源的な振る舞い


浅田の場合は、自然の秩序たるピュシスから
ズレはみ出すところの人間性・社会性を扱ったのではあるが
0185考える名無しさん
垢版 |
2018/06/08(金) 22:11:44.690
『構造と力 ―記号論を超えて』 浅田彰 (1983)

ポスト構造主義についての見立ては、今もこの頃から大きくは変わっていない
0186DJgensei artchive gemmar
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2018/06/08(金) 22:47:38.920
文系は排除じゃなくて理系に先んじて人員を絞っているんですよ。
だぶついた低ラン 中ラン 上位中らんぐらいまでを理系は背負っていってくださいね。
0187考える名無しさん
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2018/06/09(土) 14:36:39.620
>>138の引用
> ガブリエルの哲学は、ファシズム批判の哲学でもあると思う。
> ひとつの特権的な「意味の場」の覇権を拒否し、複数性を擁護するという意味において。
> それは、戦後ドイツの歩みを隠喩的に示しているとも言えるかもしれない。
0188考える名無しさん
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2018/06/09(土) 14:38:27.400
>>165の宮ア「プロト脱構築について――ルター、ハイデガー、デリダ」は、
ハイデガー論としてもデリダ論としても新しい。
0189考える名無しさん
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2018/06/09(土) 14:39:32.970
ルターにしても、ハイデガーにしても、デリダにしてもだが、
古典を遡行し、テクストを読む中に自己解体をやったのだということ。
自己が属する歴史や意識の。
0190考える名無しさん
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2018/06/09(土) 14:40:04.850
他者を破壊し、転倒させるというものではない。
0192考える名無しさん
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2018/06/10(日) 10:53:21.410
>>189
ハイデガー『存在と時間』

“存在問題そのもののために
 それ自身の歴史に透明な見通しをつけることが
 われわれの課題なのであるから、
 固定化した伝統を解きほごして、
 その伝統が生みだしてきた蔽塞状態を解消することが必要となる。
 この課題をわれわれは、存在問題を手びきとして、
 古代的存在論の伝承的形態を解体し、
 かつて存在の最初の ―そしてそれ以来主導的となった― 諸規定が
 そこで得られた根源的諸経験へひきもどす
 解体作業(Destruktion)という意味でうけとる。”

― (序論2-6節) 細谷訳
0193考える名無しさん
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2018/06/10(日) 10:55:39.950
>>189
デリダ「〈解体構築〉DÉCONSTRUCTIONとは何か」

> Déconstruction:déconstruireする〔解体して組み立てる〕行為。
> 文法用語。文のなかの諸語が構成しているものを、順序を崩して並びかえること。

> dé-は、破壊というよりもむしろ系統学的遡行を意味し得る

> 諸構造を壊し、分解し、その沈殿物を浮かび上がらせること

『井筒俊彦 言語の根源と哲学の発生』 〈KAWADE道の手帖〉 (2014)所収
0194考える名無しさん
垢版 |
2018/06/10(日) 11:49:18.960
真理(アレーテイア)モデルは古くからあるが、
さもすると、事物の陰に、来るべき真理の到来を
待ち続けることになる。メシア思想や真の革命などもそう。

だから、デリダはそれを反転させた。
自分の書くところ「エクリチュール」こそが世界であると。
0195考える名無しさん
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2018/06/10(日) 11:50:31.720
この点で、デリダ>>194は道元>>154と似ている
0196考える名無しさん
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2018/06/10(日) 11:51:01.970
「メシアニズムなきメシア的なもの」池田信夫 blog(抜粋)
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51301271.html

> デリダは『マルクスの亡霊たち』の中で、
> メシアニズム(messianisme)とメシア的なもの(le messianique)という区別を導入した。
> これは彼独特のわかりにくい用語法だが、簡単にいうと
> メシアニズムというのはキリスト教のように特定の目的をもつ積極的な救済、
> メシア的なものというのは「今とは違う状態」を求める否定的な救済である。
> いうまでもなくデリダが依拠するのは後者で、その観点からマルクスのメシアニズムを批判する。
0197考える名無しさん
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2018/06/10(日) 12:13:21.530
>>187
特権的な「意味の場」の覇権を拒否し、複数性を擁護することによってファシズムに居場所を提供しているからファシズム擁護だとも考えられるけどどうなんだろ
戦う民主主義は明らかに特権的な意味の場の覇権の上に成り立ってると思うけど
0198考える名無しさん
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2018/06/10(日) 12:16:54.070
>>194
>>196
マルクス自身は救済を待つべきだと言ってないよね
むしろ立ち上がれと言ったよね
その点においてはメシア的だと思うけど
0199考える名無しさん
垢版 |
2018/06/10(日) 14:42:42.480
>>197
フッサールは現象学的還元。
ガブリエルは存在論的還元。

悪だけでなく、正しいと思われているものも検証されなければならない。

自分にとって正しいものが、他者にとって悪であることもある。
「世界はない」とすることで、そういう超越的な審級を支える壁を取り払った。

現実的な判断をするプロセスもあるよ。
0200考える名無しさん
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2018/06/10(日) 15:55:34.770
>>199
ガブリエルの哲学をファシズム批判戦後ドイツの歩みとして位置付けることに対する疑問とそれがなんの関係がある?
0201考える名無しさん
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2018/06/10(日) 19:20:10.410
>>199
現象学的還元というのは、事象のすべてを人間の認識から隔離すること、だろ?

存在論的還元て、なに?
0202考える名無しさん
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2018/06/10(日) 23:09:32.290
>>201
『なぜ世界は存在しないのか』p58-59
0203考える名無しさん
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2018/06/11(月) 00:04:56.010
ハイデガーも、デリダも、廣松も、
それぞれに二項対立の乗り越えを課題としていた。
それに対し、ここしばらくの間で、明確な答えを示したのはメイヤスー。
0204考える名無しさん
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2018/06/11(月) 00:05:20.990
>>153を整理すると

分離型
・主客の分離
・二元論
・客観的

一致型
・主客の一致
・一元論
・主観的
0205考える名無しさん
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2018/06/11(月) 00:05:48.730
二元論と三元論という見方もある。
記号学と記号論の違いなど。


◇ソシュール

記号学(semiology)

・シニフィアン 記号表現
・シニフィエ 記号内容


◇パース

記号論(semiotics)

・アイコン 類似記号、表象作用
・インデックス 指標記号、指示作用
・シンボル 象徴記号、象徴作用
0206考える名無しさん
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2018/06/11(月) 00:06:37.340
ノスとエーコによる<ソシュール>二元論と<パース>三元論の対応関係

「バビロンの混乱」を解決するためにソシュールとパースの統合を図ろうと考えたのはノスとエーコである。
彼らは上図のような二元論と三元論の対応関係を図示している。
この図から判ることは、以下の三つである。

(1)ソシュールの「シニフィアン」はパースの「記号表現(表意体)」に対応する。
(2)ソシュールの記号モデルにはパースの「対象」は含まれない。
(3)ソシュールの「シニフィエ」はパースの「解釈項」に対応する。

〜『記号と再帰: 記号論の形式・プログラムの必然』 田中久美子 (2010) p38


<ソシュール>   <パース>


シニフィアン … 表意体\
                 対象
シニフィエ   … 解釈項/
0207考える名無しさん
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2018/06/11(月) 00:07:17.860
ドゥルーズ/ガタリのポスト・シニフィアン的記号論

シニフィアンの記号学
・形式 ○
・実質 ○
・素材 ×

非シニフィアン的記号論
・形式 ○
・実質 ○
・素材 ○
0208考える名無しさん
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2018/06/11(月) 00:16:27.990
>>171
“われわれは論及の範囲を,表音文字体系に,そしてとくに現今通用のもの,
 すなわちギリシャ字母をその原型とするものに,局限しておく.”

― ソシュール 『一般言語学講義』 小林英夫訳 (1972)6章


ソシュールは間違っておらず、表意文字である漢字にも言及し、それらは第二の言語であるとまで言っている。
日本人などが別途考えなければならない問題。
0209考える名無しさん
垢版 |
2018/06/11(月) 00:17:10.540
記号論が注目され、話題にものぼるが、今一整理がされない。
0210考える名無しさん
垢版 |
2018/06/11(月) 11:10:18.590
>>203
二項対立を哲学の重要な仕事と捉える時点で
二項対立の罠に嵌っている
0211考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 20:36:22.260
一元論、二元論、三元論のどれが良い悪いというのではなく、
見方を変えることによって、それぞれの死角を克服しなければならないし、
そうした方法を一つでも多く持つべきだということ。
0212考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 20:37:16.040
二項対立の具体的で身近な例には、政治の問題もある。
多数決、二大政党制、弁証法的発展の限界etc
0213考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 20:38:10.380
フランシス・フクヤマが『歴史の終わり』(1992)とした東西冷戦終結の先に、
そのどちらとも違う経済・社会モデルを持って立ち現れてきたのがイスラム世界であり、
その様にして21世紀は幕を開けた。
0214考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 20:39:07.060
【イスラム哲学】井筒俊彦を読む
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1495629112/426

426 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2018/06/12(火) 21:58:03.78 0
井筒俊彦は
ジャック・デリダから
「マエストロ(巨匠)」って呼ばれていたんだよな
 
日本ではなく
欧米で生まれていれば
「間違いなく世界思想史に残る存在になったはず」ともデリダは言っていた
0215考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 20:39:47.260
『「東洋」哲学の根本問題 あるいは井筒俊彦』 斎藤慶典 (2018/2/11)

序 章 井筒「東洋」哲学
  「東洋」哲学/井筒「東洋」哲学は何を目指しているのか
第1章 表層/深層
 a)表層から深層へ
  コトバ/深層における分節化/分節化されたものから分節以前のものへ/事事無礙
 b)深層から表層へ
  理理無礙/分節(1)―「無」―分節(2)/挙体性起/存在の階層性/基付け関係/有力・無力
 c)大地と理性――ロシア的人間
  ロシアの一九世紀/原始的自然/『コサック』/ドストエフスキー
第2章 空/無
 a)「空」の徹底
  理理無礙/神の彼方/〈無分節な「ある」〉への反転/「存在」の破れ
 b)空と無
  『大乗起信論』におけるアラヤ識/ユダヤ教カッバーラー/バスターミーの「欺瞞」論/思考の無能力
 c)砂漠と死――ジャック・デリダ
  ユダヤとギリシアの狭間で/砂漠における彷徨/墓場、あるいは死
第3章 〈いま・ここで=現に〉
 a)「本質(マーヒーヤ)と「存在(フウィーヤ)」
  「存在は本質の偶有である」/有「本質」か、無「本質」か/フウィーヤ・マーヒーヤ・タビーア/有「本質」論の三つの型/
  イスラーム「原子論」/無「本質」的存在分節/元型とイマージュ/意識と存在の構造モデル/「概念実在論」
 b)〈いま・ここで=現に〉
  「存在」の「独一性」/創造不断/吾有時/「純粋な可能性」としての「無」/証言
 c)「入てん垂手」
  聖諦と俗諦/俗、あるいは町という共同体/「無」の共同体
0216考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 20:40:22.830
『石川九楊著作集(全12巻)』 (2016-)

1巻:見失った手 状況論
2巻:日本の文字 文字論
3巻:日本語とはどういう言語か 言語論
4巻:二重言語国家・日本 国家論
5巻:漢字がつくった東アジア 東アジア論
6巻:書とはどういう芸術か 書論
7巻:筆触の構造 書字論
8巻:書の風景 作品論
9巻:書の宇宙 書史論
別巻1:完本・一日一書
別巻2:中国書史
別巻3:遠望の地平 未収録論考
0217考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 20:41:17.290
>>208
デリダもこういうところをヒントにロゴス中心主義を批判。
「書き言葉>話し言葉」という転倒を行った。
0218考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 20:42:08.440
哲学にしても仏教にしても、今のフェーズはポスト神秘主義だが
0219考える名無しさん
垢版 |
2018/06/13(水) 22:04:28.670
漢字・象形文字などの表意文字と、アルファベットなどの表音文字の比較については、
デリダ、ヘーゲル、ライプニッツなどが考察をしている
0221考える名無しさん
垢版 |
2018/06/14(木) 20:18:30.710
秋満吉彦@akiman55

みなみしまさんが、マルクス・ガブリエルさん×國分功一郎さんの対談の主な内容を連続ツイートしてくれてます。
後日、朝日新聞に載るらしいけど(ついでにNHKも撮影に来てたけど)いち早くチェックしたい人はご一読がオススメ。
6:21 - 2018年6月12日

みなみしま@muik99
https://twitter.com/muik99/status/1006475241462292480
0222考える名無しさん
垢版 |
2018/06/14(木) 20:19:50.770
思う存分、政治の話ができたのでは
0223考える名無しさん
垢版 |
2018/06/14(木) 21:52:14.270
フェルディナン・ド・ソシュール 『一般言語学講義』 各版

・Ferdinand de Saussure, Cours de linguistique generale (Publie par Charles Bailly et Albert Sechehaye, avec la collaboration de Albert Riedlinger, Edition critique preparee par Tullio De Mauro), Paris, Payot, 1972

・『一般言語学講義』 小林英夫訳 (1972)
・『「ソシュール一般言語学講義」校注』 トウリオ・デ・マウロ、山内貴美夫訳 (1976)
・『一般言語学講義抄』 菅田茂昭訳 (2013)
・『新訳 ソシュール 一般言語学講義』 町田健訳 (2016)

・『ソシュール 一般言語学講義: コンスタンタンのノート』 影浦峡、田中久美子訳 (2007)

・『一般言語学第一回講義―リードランジェによる講義記録』 小松英輔編 (2008)
・『一般言語学第二回講義―リードランジェ/パトワによる講義記』 小松英輔編 (2006)
・『一般言語学第三回講義―コンスタンタンによる講義記録+ソシュールの自筆講義メモ』 小松英輔編 (2009)
0224考える名無しさん
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2018/06/14(木) 21:52:57.120
チャールズ・サンダース・パース

・『パース著作集 1 Peirce 1839‐1914 現象学』 パース (1985)
・『パース著作集 2 Peirce 1839‐1914 記号学』 パース (1985) 
・『パース著作集 3 Peirce 1839‐1914 形而上学』 パース (1985) 

・『プラグマティズム古典集成:パース、ジェイムズ、デューイ』 植木豊訳 (2014)

・『連続性の哲学』 パース (2001)
0225考える名無しさん
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2018/06/14(木) 21:53:51.550
非シニフィアン(A-signifiant)

“非シニフィアン的記号論。
 これはシニフィアンの記号学とは区別されなければならない。
 ここで問題となるのは要するにポスト・シニフィアン的記号論である。
 非シニフィアンの記号論というのは、たとえば意味作用を生産する使命をおびていない
 数学的記号の機械とか、科学的、音楽的、芸術的といったような類の技術−記号的複合体とか、
 あるいはまた分析的な革命機械といったもののことであるといってよい。”

その他、非記号論的コード化、発生論的コード化、意味形成の記号学、前シニフィアン的記号学

― ドゥルーズ/ガタリ 『政治と精神分析』 (1994)


非シニフィアン的記号論の例に挙げられるのは
・音楽のエクリチュール
・数学のコーパス
・情報科学やロボット工学のシンタックス
など

― ガタリ 『闘走機械』 (1996)
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