哲学書新刊情報7
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『思弁的実在論と現代について:千葉雅也対談集』 (2018/7/24)
いまもっとも注目される気鋭の哲学者が、思弁的実在論から暴力、絶滅、イケメン、
そして自著についてまで縦横無尽に語りつくす。待望の初対談集!
【対談者】小泉義之/清水高志/岡嶋隆佑/A・ギャロウェイ/いとうせいこう/
阿部和重/墨谷渉・羽田圭介/柴田英里・星野太/松本卓也/大澤真幸・吉川浩満 井筒俊彦の生涯・思想・業績を紹介するドキュメンタリー映画
『シャルギー(東洋人)』
https://www.youtube.com/watch?v=MtVsQbXnyD0
“昔、東洋と西洋は衝突していが、井筒俊彦における東洋と西洋は響きあう”
東京イラン映画祭 8/7(火)〜8/9(木)チラシ
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東京イラン映画祭開催のお知らせ
イラン外交関係樹立90周年を迎えるにあたって8月7日〜9日、
港区の赤坂区民センターにて東京イラン映画祭を開催いたします。
今回の映画祭ではイランの有名監督7人の作品を一挙公開する予定です。
詳しくは東京イラン映画祭2018のチラシをご覧ください。
主催:イラン文化センター(イラン・イスラム共和国大使館付属)
協力:港区、港区国際交流協会
日程:8月7日(10:00〜21:00)、8月8日(10:00〜21:00)、8月9日(10:00〜17:00)
オープニングセレモニーは8月7日(火)15:00〜15:30
会場:赤坂区民センター区民ホール(3F)
ペルシャ語音声・英語字幕(シャルギー(東洋人)は日本語字幕)
鑑賞料無料・予約不要 >>52
慶應義塾大学出版会@KEIOUP
日本の著名なイスラム学者で、コーランを日本語に翻訳した
故・井筒俊彦氏の生涯と思想を描いたたドキュメンタリー映画「シャルギー(東洋人)」が
8月7日、9日と東京イラン映画祭内(赤坂区民センター区民ホール)で上映されます。
3:57 - 2018年7月27日
niconicoffee@252coffee
今日の井筒俊彦ドキュメンタリー映画上映会は、
イラン文化指導省大臣顧問とかの挨拶があり、出演者も10人くらいきてて壇上で挨拶し、
上映後には監督本人と出演者代表によるティーチインもあり、
さらに会場外で飲み物とお菓子があって監督や出演者と歓談もできるという、
途方もない豪華上映会でした、、
8:12 - 2018年7月24日 あまり日本で読んでいる人は少ないので、ガザ―リの「哲学者の自己矛盾」という本の内容を紹介する。
ガザ―リによれば、世界(実存)の始まりより先に創造主(本質)があったはずである。
「世界の中に創造主はいない」という実存主義と考えられる主張が語られる。
ガザ―リはサルトルとは異なる主張を展開する。
例えば、ガザ―リは「世界を創造する前に、創造主が存在した」という主張をとり、
「世界は始まりもなく、終わりもない。永遠の意志によって世界は存在する」という主張と対立する。
さらには、イヴン・スィーナーの主張をガザ―リは紹介していて、かなり興味深い神学が語られる。
それは、こういうものである。神は原因であり、世界は結果である。
原因より結果は優れているはずなので、創造主たる神より。結果であるこの世界は優れていて幸せに満ちているはずである。
つまり、神は、この世界より醜く不幸でさげすまれているはずだ。
だから、この世界は我々が神として想像している概念よりももっと美しく幸せで誇り高き高貴な世界であるはずだ。
ガザ―リも「神よ、どうか実体より偉大な存在であってくれ」と力説してしまうが、
神はこの世界の素晴らしさより醜いものであろう。この世界の喜びは、神の優しさの現れであろう。
キルケゴール「おそれとおののき」を読んだらまた加筆する。 『nyx(ニュクス)第5号』(2018/9/20)
特集1 聖なるもの (主幹 江川純一・佐々木雄大)
特集2 革命 (主幹 斎藤幸平)
小特集 マルクス・ガブリエル
対談 千葉雅也×マルクス・ガブリエル 『現代思想 2018年10月臨時増刊号 総特集◎マルクス・ガブリエル ―新しい実在論―』(2018/9/19)
■インタビュー
M・ガブリエル/A・シュタインバウアー(聞き手) / 『なぜ世界は存在しないのか』入門(竹中真也訳)
M・ガブリエル/G・ハーマン(聞き手) / 『意味の場』刊行記念インタビュー(飯盛元章訳)
■テクスト
M・ガブリエル / 意味、存在、超限(岡崎 龍訳)
■ダイアローグ
野村泰紀×M・ガブリエル / 宇宙×世界
■討議
大河内泰樹+斎藤幸平+宮ア裕助 / 多元化する世界の狭間で――マルクス・ガブリエルの哲学を検証する
■批判的応答
A・F・コッホ / 中立的実在論か、解釈学的実在論か(三重野清顕 訳)
J・ブノワ / 実在の領野と意義の地平(伊藤潤一郎 訳)
L・モレル / 形而上学におけるリベラリズムの良き使用について(吉松 覚 訳)
小泉義之 / リアリズム論争のために――分析哲学のドイツ的総合の惨めさについて ■新しい実在論の誕生
M・フェラーリス / 新しい実在論――ショート・イントロダクション(清水一浩 訳)
清水高志 / 《意味の場》と神話――マルクス・ガブリエル再読
■シェリング、あるいはドイツ観念論の復権
浅沼光樹 / 〈構成的退隠〉から〈無世界観〉へ――ガブリエルの形而上学批判
橋本崇 / 人格的世界の再構築――新実在論の根底にあるもの
中島新 / 消極的存在論と積極的存在論――フェラーリス、ガブリエル、そしてシェリング
■ハイデガーとの対決
景山洋平 / 精神と現存在の差異――ガブリエルとハイデガーにおける様相・歴史・自由
■精神の哲学のために
太田紘史 / 物理主義を論駁することの難しさについて
■芸術の意味
岡本源太 / マルクス・ガブリエルと芸術の問題――絶対者のもとに休らう芸術作品
■主要著作ガイド
・第T期:『神話における人間――シェリングの『神話の哲学』における存在神論・人間学・自己意識の歴史に関する諸探求』(2006)〔浅沼光樹〕
・第U期:『古代における懐疑論と観念論』(2009)〔中島 新〕
・第V期:『超越論的存在論――ドイツ観念論についての試論』(2011)〔浅沼光樹〕
・第W期:『なぜ世界は存在しないのか』(2013)、『世界の認識――認識論入門』(2012)、〔岡崎 龍〕
・第X期:『意味と存在――実在論的存在論』(2016)、『私は脳ではない――二一世紀のための精神哲学』(2016)、〔加藤紫苑〕 『意味がない無意味』 千葉雅也 (2018/10/26)
『脱近代宣言』 落合陽一、清水高志、上妻世海 (2018/9/18) 『情況 2018年10月号 特集:ポスト68の思想的課題』 (2018/10/20) >>57
“新しい実在論は、誕生の正確な日付をしめすことのできる、
おそらく唯一の哲学運動である。それは2011年6月23日の13時30分、
ナポリのジェナロ・セラ通りにあるレストラン「アル・ヴィナッチョーロ」でのことだった。
これほど正確に述べられるのは、そのときわたしがそこにいたからである。
マルクス・ガブリエル、それに彼と行動をともにしていたシモーネ・マエストローネが一緒だった。(略)
マルクスは、ボンの国際哲学センターの設立に携わっていて、
その幕開けに一大カンファレンスを開催しようとしていた。
そのカンファレンスのタイトルは「新しい実在論」とするとよいのではないかと、
わたしはマルクスに提案した。
この言葉は現代哲学の基本性格をうまくとらえているから、と。
つまり、いっさいは言語・概念図式・メディアによる構築物にすぎないという
信念にたいする倦怠感、ポストモダニズムにたいする倦怠感である。”
― マウリツィオ・フェラーリス 「新しい実在論:ショート・イントロダクション(1)」
New Realism: A Short Introduction
Maurizio Ferraris
https://iris.unito.it/retrieve/handle/2318/1533508/76874/Speculations_VI_Ferraris.pdf ブラジル・ポルトガル語の本がことごとく常軌を逸した高値なのはなぜなのか シェリング著作集別の出版社が引き継いだようだから完成の可能性が残ったな 日本の哲学書を最近読んでます。
誰か、一緒に語りませんか。
哲学を語るなら、誰でも気軽るにお願いします。
読了済み哲学書
・中江兆民「三酔人経論問答」
・西田幾多郎「善の研究」、「西田幾多郎哲学論集」全三巻、「絶対矛盾的自己同一」を含む。
・田辺元「種の論理」
・渋澤龍彦「快楽主義の哲学」
・廣松渉「世界の共同主観構造」
・柄谷行人「探究」(全2巻)
・中島義道「働くのがイヤな人のための本」
・南直哉「善の根拠」
・山内志朗「目的なき人生を生きる」
これから読みたい本。
・「大西祝選集」全三巻。
・波多野精一「宗教哲学序論」、「時と永遠 他八篇」
今読んでるのは、大西祝「大西祝選集・哲学篇」です。
・日本に哲学者はいたのか?
・日本の哲学者は、江戸時代まで魂を前提としていたのか?
・日本の哲学者は、儒教、仏教、キリスト教、イスラム教をどう受容したか?
・日本の哲学に独創性はあるのか? 今年、文化勲章をもらった人たちの本。
なぜ貧しい国はなくならないのか 正しい開発戦略を考える 大塚 啓二郎
著作権法 第2版 中山 信弘
独占禁止法概説 第5版 根岸 哲
フランス認識論における非決定論の研究 (龍谷叢書) 伊藤 邦武
目次や解説を見るだけですごい。 >>67
日本の西洋哲学者ね。
わかりにくい。
日本の哲学の主流するからすると、それらはごく亜流だから。 >>69
いや、これは日本哲学の主流派だよ。
波平は、東洋哲学の系譜が主流だといいたいかもしれないけど。 >>70
日本人なら自分自身の幹にある哲学がなにかわわかりそうなもんだけどね。 ある程度、西洋哲学によせにしても、
鈴木大拙
北一輝
和辻哲郎
がはいてない時点で萎えるわ。 日本人の中に徳川家康はがつんといても、西田幾多郎はゼロだろ。 >>74
鈴木大拙は数冊読んだけど、たいしたこと書いてなかったから。
北一輝は右翼の人かい? 分厚すぎて。
和辻哲郎はどの本がいいかな。
>>75
徳川家康っていいよね。 >>76
西田幾多郎はゼロではないでしょ。
ぼくはかなり西田幾多郎が好きだよ。 >>77
北一輝は今の日本のシステムの基本を作った人。
和辻は、日本倫理思想史1択。
>西田幾多郎はゼロではないでしょ。
ゼロだろ。なにかあんの?
鈴木大拙だめ?
禅とはなにかわかった? 日本の哲学は聖徳太子以来、脈々と繋がってるから
徳川家康はその大きな節目の一つ 西洋哲学に比べるとかなり高度だけど
日本人の中にはあるから 北一輝は、青空文庫に一個あったんで、ダウンロードした。
和辻哲郎は、ちょっと難しいなあ。長すぎて。
鈴木大拙は、あんまり面白くなかった。霊魂とかの話だったから。
西田幾多郎は、「善の研究」を読んだけど、かなり鋭かったよ。 あそ。
ただ日本の哲学と、日本の西洋哲学者。
混同してるなあ、と言うだけ。 日本人は聖徳太子以来、仏教的思想で作られてきた。
家康もそれを思想化して、社会制度として組み込むことに成功して、今に続く日本人の思想基礎になった。
鈴木大拙は、それを西洋人のためにわかりやすく解説したので、とっつきやすいかなと。
西洋人に受けやすいやや漫画チックで、オリエンタリズムに霊性と、西洋人にからかってる?
だけど。 家康以降の流れは、
明治維新でかなり日本バッシングで西洋自由主義に振れたけど、
その取り戻しとしての、北一輝の国家社会主義思想、それを参考に行われた昭和維新、そして戦後もそれを継承する自民党、安倍晋三。
西田幾多郎は、西洋哲学風の日本人像?
なんか意味あるのかしらん 日本人の思想 仏教系
日本人の西洋哲学 キリスト教風仏教系 西洋人の思想 キリスト教系
日本人の思想 仏教系
日本人の西洋哲学 キリスト教風仏教系 それは視野がせますぎるだろう、波平よ。
日本神道、儒教、イスラムとか、あるだろうし。
哲学者と呼ばれる人たちは、科学啓蒙的なところがあるだろう? >>92
日本神道は仏教系
儒教は思想としてどうだろう。
現存するか。
日本に定着した朱子学は仏教系だから。
イスラムはしらん。 いや、あんまりそんな気はしないぞ、波平よ。
ところで、資本主義に対してその欠陥を指摘する小論考ができたから読んでくれ。
あんまりたいしたものじゃないけど。
「情報編集権」という概念を経済原理にあてはめるとこうなった。 二十一世紀までのすべての政治的支配者を理解するための論考
ぼくは、資本主義の次に来る経済大系が知りたい。
なぜなら、株の投機によって行われる経済の分配が健全な労働とは思えないからだ。
有望な商売や技術が、他の消費者より有利に賃金を集められるという触れ込みの資本主義は、
その現実的な取引は、発明家や労働者よりも、投機家が簡単な作業で大金を稼げてしまうからだ。
ぼくは大学時代からずっと、人件費は費用ではなく、経済効用であると主張してきた。
平等であるはずの人類が不平等な富の分配を行うことは、労働者の富を物々交換するための、
情報媒体の効率、物流の効率が、不十分なためである。
古代、中世、近代であっても、その生産物を平等に公正に分配する能力はもたないからである。
数百の村人を数えることがまず難しいこと。市民なら何十万人、国家なら数百万人。
これだ膨大な労働交換を計算することができた支配者は、どんな名声の高い政治家でも、
誰一人として成し遂げることはできなかったはずだ。
従来、支配者の名前で呼ばれていた政府は、富の再分配を行う流通の胴元としては、
商品の記号付与、計算力、通信効率、物流効率が不十分なため、
どんな優秀な政治家や官僚でも、平等で公正な政治を実現することはできなかった。 >平等であるはずの人類が不平等な富の分配を行うことは、労働者の富を物々交換するための、
情報媒体の効率、物流の効率が、不十分なためである。
これからはメルカリですね。 なぜ平等が実現しないか
平等に人は耐えられないからだ。
キミは完全平等の世界で正気を保っていられるかい?
ほんと簡単な答えだよ。 人の基本は助け合いにある。
ある人たちと密接な信頼関係を結ぶ。
そして互いに助け合い生きていく。
親族と呼んでもいい。チームと呼んでも言い、団体と呼んでも良い、共同体と呼んでも言い。
そこに自らの安心、居場所、何者であるかを見出す。
そんな集団がたくさんできる。
そして集団内と外では信頼関係に差があるのだから、集団間には緊張感が生まれる。
左翼が権力と呼ぶものは、集団間格差のことだ。 ここで、集団間格差をやめて、全集団を解体して、個々が平等になろう。
そこでは人は、すべてを失う。
そこに自らの安心、居場所、何者であるかを見出す。
それは人格の崩壊、精神分裂病状態。
すなわち平等は人に取ってトラウマ的な恐怖。
近づきすぎると精神が崩壊する領域だ。
だれがそんなもの好むのかね。 数百万でそれぞれ異なる個性。これを公正に分配できるというなら、してもらいたい。
おそらく、まだ誰もそんなことはできないにちがいない。
再分配できずに余った商品は、どうせ分配役の胴元(支配者)がしかたなくもらっていくか、いらずに捨てられる。 なぜ人に取ってトラウマ的、病的な平等を近代西洋で発明されたのか
大きな理由は生産性向上のためだろう。
人々を国民として平等な単位として磨きあげることで、生産性は飛躍的に向上する。
富国強兵のためには国家は懸命に国民の平等を推進する。
労働者の富を物々交換するための、
情報媒体の効率、物流の効率の向上もその一つだろう。 >>102
平等の概念は、紀元前のインドで始まったものだぞ。
平等が西洋由来なんてのは、日本人に多くみられる誤解だ。 丸暗記で不自然だと繁殖事故被害。合体事故でもいい面も。仮想仏狂。
等しい人 愛しい。 >>101
前置きはこのぐらいにして、
再配分の効率化が平等を生むと。
大きな二つの疑問があるな
一つは、経済学の基本、富とは希少性である。
再配分が進めば富は失われていく。
二つ目、たとえばネットの発達は、情報の再配分を進めて、マスミコや既得権力を解体した。
すなわに彼らの希少性という富は溶解した。
しかしグーグルやアマゾンなど新たな情報の独占によるさらに巨大な権力を生み出した。
再配分の効率は、逆には集約の効率化としても働く。
だから平等でなく、慈悲ネットワークの登場ですね。
メルカリですね。 ■みそけん大いに語る
なぜシェアリングエコノミーは、真のIT革命なのか。
IT革命は、生産、流通の民主化を行った。かつて大企業が高い投資でしかできなかったことが、個人で安価にできる。そしてそれを必要な人に届けることもできる。
ただ最後のパーツがなかった。そこから金を取る方法。だからみんなネットに無料で公開する。
一生懸命働いても趣味にしかならない。そしてそのネット上の人々が作った有用な商品、宝の山から金をとるのがグーグル、ユーチューブなどアフィリエートなどわずかな金を生産者に払って
でもいま換金手段がやっとできつつある。まあ、ビットコインは失敗したが?それに変わるものが次々出てくる。
あるいはメルカリみたいな仕組みも広がりつつある。要するにC to Cだね。
今一番も問題は、C to Cの支払いシステムがない。あっても、中間マージンが高い。現金を渡すように、1 円単位の支払いをできる交換システムがなければ、C to Cは成立しない。
なぜならネットは一人1円を一万人集めるシステムだからだ。今のネット上の価値交換は、いいね!だ。関心交換は活発だ。
これを貨幣価値化するには1円単位が重要になる。
シェアリングエコノミーの重要な特徴は、それが商品貨幣等価交換ではないということ。
そこにあるのは、贈与交換なのだ。 >>107
その視点はなかったな。
富と希少性か。
確かに、需要供給曲線からはそうなることもあるかもしれない。
しかし、富というものは、生活水準を維持できる貯蓄があれば、
希少性はそれほど重要ではないのではないか。
基本的人権を実現するだけの経済生産がされてばよいのではないかと考えてしまうな。
労働者がどれだけの対価を与えられるべきかという基準、
応賞必罰の基準をみんなで考えている感があるね。
そういえば、最近、人の感情は67種類あると解明されたらしいけど。
脳波で67種類あるとか。
それで、発明や芸術を作る時に、誰がどれだけ新しいことを考えたのかが、
心を読む機械で少しづつわかってきているらしいよ。
すごいことになるといいね。 >>111
資本主義は経済成長がないと終わる。
経済成長がないということは簡単にはもう新製品は作らないというこだ。
同じことを繰り返すなら効率は上がる。
効率があがるなら、労働力は少なくて済む。
労働者の一部は失業する。
そこで出てくるのがベーシックインカムだ。
経済成長を止めて人々は決められた仕事量だけこなして、あとは休んで、富は平等に分配する。 時間の止まった社会。
もっと美味しいものを食べたいと思わない。
もっと面白いゲームも求めない。
年間がんで100万人死ねこともうけいれる。
震災が来て一万人死ねことも、
すべて許容する。 近代以前は時間の止まった世界だった。
何代も何代も同じ水準、生活を繰り返す。 >>112
いや、新しい企業を作るのに株式の発行はありえるが。
会社の経営は、技術革新による新商品がなくても、同じ商品を売ることで会社の意地はできる。
波平は、技術者の苦労が頭に入ってない。
波平は、何もしなくても効率があがっていくといっているが、それは許しがたい経営者だ。
社員の創意工夫にまったく気づいていない。
波平は、極めて悪質な企業理念をもっているといえるだろう。 時間が止まり、富が固定された社会では、
再びゼロサムゲームが始まるか?
すなわち富は固定だから、増やすには他から略奪するしかない。
近代はそれを経済成長という富が増えることを前提に、ウィンウィンゲームと転換した。
決められた富を取り合うより、ともに増やしてともに豊かになろう。 >>116
なぜ同じ製品の価格は下がり続ける。
繰り返せば知は蓄積されて効率はあがる。
そして少ない労働力でできるようになる。
だから企業には必ず新製品が必要なのだ。 >>118
いや、同じ商品の値段は下がっていってないぞ。
波平がどういう買い物を普段しているのか謎だよ。 たとえば商品名が同じだから同じこ商品だと思ってるかもしれないが、
それ定期的に改善された新商品だからな。 >>121
あ、すまない。
新商品が発売されると、旧型の値段は下がるね。
まちがえた。 グリコキャラメルだって日々改善されて新商品化されてるから。
経済成長やめると言うことは、そういうことも全部やめると言うこと >>125
じゃあグリコキャラメルのオマケが無くなったのは日本が経済衰退したってことの現れかw >>126
豊かになって、オマケの価値が下がったんだろう。
生キャラメルブームもあったし、グルメ味や健康のために新製品を開発したのでは? 『現代思想2018年9月号 特集=考古学の思想』
中沢新一+山極寿一「生きられた世界を復元できるか」
溝口孝司+國分功一郎+佐藤啓介「考古学と哲学」
ほか 『現代思想2019年1月号 特集=現代思想の総展望2019 ポスト・ヒューマニティーズ』
「ポスト・ヒューマニティーズ」の誕生を宣言
思弁的実在論・新しい唯物論・オブジェクト指向存在論…といった思想の新潮流にAI・人新世・フェミニズム・加速主義…といった社会の諸問題が絡み合う。
私たちはここに「ポスト・ヒューマニティーズ」の誕生を宣言し、主要な論者たちとともにそのひらかれつつある未来を展望する。
≫≫Post / Non-Human(ities)
【討議】
小泉義之 千葉雅也 仲山ひふみ / 思弁的実在論「以後」とトランプ時代の諸問題
【思弁的唯物論/新しい実在論】
Q・メイヤスー 立花 史訳 / 反復・重復・再演 意味を欠いた記号の思弁的分析
P・ボゴシアン 島村修平訳 / 規範的なものについての相対主義
近藤和敬 / メイヤスーとバディウ 真理の一義性について
≫≫Nature / Materiality
【自然/人新世】
I・H・グラント 浅沼光樹訳 / 自然はあるがままにとどまるのか――力動性と先行性基準
篠原雅武 / 人新世的状況における「人間の条件」の解体についての試論 ポスト・ヒューマン公共空間へ
【身体】
入不二基義 / レスリング行為/レスリングする身体 ≫≫Social Theories
【加速主義/新反動主義】
N・ランド 小倉拓也訳 / 死と遣る――タナトスと欲望する生産についての所見
水嶋一憲 / コミュニケーション資本主義と加速主義を超えて――横断個体性の政治のために
【フェミニズム】
R・ブライドッティ 門林岳史 増田展大 訳 / 批判的ポストヒューマニティーズのための理論的枠組み
【討議】
岸 政彦 信田さよ子 / マジョリティとはだれか
≫≫Art / Aesthetics
【オブジェクト】
G・ハーマン 飯盛元章 小嶋恭道訳 唯物論では解決にならない 物質、形式、ミーメーシスについて
≫≫Chart
【図解】
ポスト・ヒューマニティーズの思想地図と小事典 / 飯盛元章
他に 『推移的存在論』 アラン・バディウ (2018/12/14)
ドゥルーズ、デリダ、フーコー、ラカンとともにフランス現代思想の一角を占め、
カンギレムやカヴァイエスといった数理哲学の文脈や英語圏の議論をも参照しながら、
数学と哲学を独自な形で一体にさせ、メイヤスーらに引き継がれる議論の素地を作った、アラン・バディウ。
『存在と出来事』のエッセンスを閉じ込め、集合論・圏論を踏まえて〈数学とは存在論である〉と宣言する! 『マルクス・ガブリエル:欲望の時代を哲学する』 (2018/12/11)
丸山俊一、NHK「欲望の時代の哲学」制作班 『思想 2018年11月号 カントという衝撃』
思想の言葉………飯田 隆
「カントに政治哲学があるか」という問いをめぐって ……………寺田俊郎
無限と性格 ――カントの遺稿の自由論 ……………城戸 淳
カントとコモンセンス……………小谷英生
欲望と道徳法則――ジャック・ラカンによるカント倫理学……………山蔦真之
カント義務論と「自己自身に対する義務」の問題……………御子柴善之
「表象にほかならないということ」――心の外へと向かうためのスアレス的方法?……………ヴォルフガング・エアトル
形而上学の「進歩」について……………山根雄一郎
純粋理性批判の秘密コード――理性批判とは何をすることであったのか……………P戸一夫
超越論的観念論と反応依存性――その反-懐疑論的帰結……………千葉清史
綜合的判断と実在性――カントによる分析的/綜合的の区別の成立……………檜垣良成
数理科学とカント哲学の可能性……………藤本 忠
新カント派と心理学――相互批判的関係とその結末……………ウーヴェ・ヴォルフラート
文化主義の帰趨――新カント学派の哲学と「文化主義」……………大橋容一郎 脳が震え上がる
量子の意識理論
Kindleから2019/01/02出版 『思想 2019年1月号 ヘーゲル復権』
思想の言葉………熊野純彦
多元的存在論の体系ーーノン・スタンダード存在論としてのヘーゲル「エンチュクロペディ」……………大河内 泰
統覚的自我と経験的自己ーーヘーゲル『精神現象学』「主人と奴隷」の異端的解釈に向けて……………ジョン・マクダウェル
〈研究動向〉復活するヘーゲル形而上学……………飯泉佑介
行為者性の社会理論ーーコースガード・ピピン・ヘーゲル……………川瀬和也
ヘーゲルにおけるカテゴリー問題……………マルクス・ガブリエル
ヘーゲル論理学の意味論的解釈ーーヘーゲルと分析哲学……………硲 智樹
シェリングとヘーゲルの差異をめぐってーーヘーゲル批判への応答可能性を探る……………三重野清顕
貧者は承認されうるのか?ーー資本主義における承認の野蛮化をめぐって……………斎藤幸平
憲法と戦争ーーヘーゲルの国家論における多元性……………濱 良祐
ヘーゲルとパフォーマティヴィティーー『精神現象学』「自己疎外的精神の世界」とジュディス・バトラー……………岡崎 龍 『欲望会議 「超」ポリコレ宣言』 千葉雅也、二村ヒトシ、柴田英里 (2018/12/21) 2019 01/31 [Thu] 19:00 〜 21:30(開場18:00)ゲンロン主催イベント
柴田英里 × 千葉雅也 × 二村ヒトシ
『欲望会議』刊行記念イベント
https://genron-cafe.jp/event/20190131/ 『ドゥルーズの21世紀』 檜垣立哉、小泉義之、合田正人 編 (2019/1/25)
はじめに |近藤和敬
第T部 ドゥルーズを究める
哲学の奇妙な闘い |宇野邦一
現行犯での伝説化――ドゥルーズの芸術論における映画の身分についての試論 |小倉拓也
『差異と反復』をさまようヘルマン・コーエンの亡霊 |合田正人
〈身体-戦争機械〉論について――実践から戦略へ |江川隆男
シモンドンと超越論的経験論の構築 |アンヌ・ソヴァニャルグ〔上野隆弘/平田公威訳〕
『差異と反復』におけるトリガーとしての問いの存在論 |小林卓也
第U部 ドゥルーズを広げる
類似的他者――ドゥルーズ的想像力と自閉症の問題 |國分功一郎
ドゥルーズと制度の理論 |西川耕平
スキゾ分析の初期設定 |山森裕毅
ドゥルーズの霊性――恩寵の光としての自然の光 |小泉義之
『シネマ』の政治――「感覚-運動的な共産主義」の終焉をめぐって |堀千晶
儀礼・戦争機械・自閉症――ルジャンドルからドゥルーズ+ガタリへ |千葉雅也
第V部 ドゥルーズに対する
パースとドゥルーズ――基層における交錯 |檜垣立哉
持続は一か多か――ドゥルーズ『ベルクソニスム』の諸解釈をめぐって |岡嶋隆祐
生き別れの双子としてのシモンドンとドゥルーズ |宇佐美達朗
ドゥルーズのシモンドン読解について――1966年の書評を手がかりに |堀江郁智
ドゥルーズとデリダ、内在と超越――近年のフランス思想における二つの方向 |ダニエル・W・スミス〔小川歩人訳〕
ひとつの生、ひとつの生き延び――ドゥルーズ/デリダ |宮ア裕助
思考-生-存在――バディウの批判から見るドゥルーズの後期思想 |近藤和敬
あとがき |檜垣立哉 『新記号論 脳とメディアが出会うとき』 石田英敬、東浩紀 (2019/3/3)
ゲンロンカフェ発 伝説の白熱講義を完全収録!
クロマニョン人とリュミエール兄弟、スピノザとニューロサイエンス、フロイトとiPadが軽やかに結びつく、超時代・超領域の連続講義。
やがて聴衆は、人文学と認知科学が団結し、ファシズムに立ち向かう瞬間を目の当たりにするだろう。
われわれの認知を、コミュニケーションを、政治行動を、テクノロジーはどのように規定しているのか。インターフェイスに囲まれて生きる現代人の必携の書。
脳とメディアが出会うとき――記号論は新たに生まれ変わる!
第1講義 記号論と脳科学
メディア論の問い/なぜ記号論は廃れたのか/現代記号論の限界/技術的無意識の時代/
フッサールは速記で考えた/チャンギージーの発見/ヒトはみな同じ文字を書いている/
ドゥアンヌの読書脳/ニューロンリサイクル仮説/一般文字学はなにをすべきか
第2講義 フロイトへの回帰
不思議メモ帳の問題/語表象と対象表象/『夢解釈』読解における新発見/意識はどこにあるのか/
夢のシネマ装置/超自我は聴覚帽の内在化である/人文学の危機/ライプニッツに帰れ/
アンドロイドは電気羊の夢を見る/ドリームデコーディング/夢の危機と夢見る権利
第3講義 書き込みの体制(アウフシュライベジステーム)2000
1 情動と身体――スベテが「伝わる」とき
フロイトとスピノザ/ダマシオ『スピノザを探して』/『神経学的判断力批判』の可能性
2 記号と論理――スベテが「データ」になるとき
記号のピラミッドと逆ピラミッド/パースとデリダ/人工知能の原理/記号接地問題/ふたつの現象学
3 模倣と感染――スベテが「ネットワーク」になるとき
スピノザと模倣/光学モデルの限界/資本主義の四つの柱/なぜ記号論か/六八年革命の評価/
タルドとドゥルーズ=ガタリ/書き込みの体制2000にどう向き合うか
補論 石田英敬
4つの追伸 ハイパーコントロール社会について
文字学 資本主義、権力、そして自由 『ポストヒューマン 新しい人文学に向けて』 (2019/2/26)
ロージ・ブライドッティ
ポストヒューマン理論入門の決定版!
近年「思弁的実在論」と並んで盛んに論じられている〈ニュー・マテリアリズム〉の動向の震源地のひとつであり、
ジュディス・バトラー以降のフェミニズム理論を牽引する世界的に著名な理論家、
ロージ・ブライドッティの初邦訳書、待望の刊行。
「人新世」の時代において、そして、テクノロジーに媒介されたグローバル資本主義経済の時代において、
人間たちはかつてと同じ「人間性」を保持しているとみなしうるのか?
ひるがえって、「人新世」の時代においてかつての「人間性」を保持することが望みえないのだとすれば、
どのような新たな「人間性」をアファーマティヴな(=多様な他者に開かれた)ものとして思い描きうるのか?
かつて理想として思い描かれた近代・西洋・白人・男性的な人間像と、
それを支えてきた旧来の人文主義と人間中心主義に異議を突きつけ、
バイオテクノロジー、ロボット工学、軍事技術から、グローバル資本主義や環境問題にいたるまで「ポストヒューマン」の問題系について包括的に議論する。
現代における私たち人間の生について考察し、
新しい人文学(ヒューマニティーズ)のかたちを描き出す
幅広い射程を有する「ポストヒューマン」理論の最重要著作、待望の邦訳。 【目次】
第一章 ポスト人文主義──自己を越える生
反ヒューマニズム
人間の死、女性の脱構築
ポスト世俗的転回
ポストヒューマンの課題
批判的ポストヒューマニズム
第二章 ポスト人間中心主義──種を越える生
地球警報
動物への生成変化としてのポストヒューマン
代償的ヒューマニズム
地球への生成変化としてのポストヒューマン
機械への生成変化としてのポストヒューマン
非〈一〉の原理としての差異
結論 第三章 非人間的なもの──死を越える生
いくつかの死にかた
生政治を超えて
法医学的社会理論
現代の死‐政治について
死をめぐるポストヒューマン理論
ある主体の死
知覚不可能なものへの生成変化
結論──ポストヒューマンの倫理について
第四章 ポストヒューマン人文学───理論を越える生
不調和の制度的パターン
二一世紀の人文学
ポストヒューマン的批判理論
人文学の「適切」な主題は「人間」ではない
グローバルな「マルチ」ヴァーシティ
結論
ポストヒューマンな主体性
ポストヒューマンの倫理
アファーマティヴな政治
ポストヒューマン的な、あまりにも人間的な 『現代思想 2019年3月臨時増刊号 総特集=ジュディス・バトラー:『ジェンダー・トラブル』から『アセンブリ』へ』 (2019/2/15)
【目次】
* テクスト
ジュディス・バトラー/坂本邦暢訳 この生、この理論
ジュディス・バトラー/本荘 至訳 非暴力、哀悼可能性、個人主義批判
ジュディス・バトラー/合田正人訳 メルロ=ポンティと、マルブランシュにおける「触れること」
* 討議
清水晶子+クレア・マリィ ジュディス・バトラーを〈翻訳〉する
* セミナー
ジュディス・バトラー/佐藤嘉幸訳 恐れなき発言と抵抗
佐藤嘉幸 個人的パレーシアから集団的パレーシアへ――「恐れなき発言と抵抗」へのコメント
廣瀬純 民主主義の彼方へ――「恐れなき発言と抵抗」へのコメント
清水知子 「現れの政治」が「忘却の穴」に突き落とされる前に考えるべき三つのこと――「恐れなき発言と抵抗」へのコメント
* 理論から問う
合田正人 アンダーグラウンド異景――バトラーはスピノザをどう読んでいるか
註カ有希 来たりし、来たるべきフェミニスト哲学――フェミニスト現象学とジェンダー・パフォーマティヴィティ
森山至貴 複数の置換可能性――パフォーマティヴィティ概念をめぐって
岡崎佑香 文字通り病み痛む身体?――ジュディス・バトラー『問題なのは身体だ』の身体論 * 身体の政治
新田啓子 追悼の前提――いかに殺しに抗するのか
藤高和輝 身体を書き直す――トランスジェンダー理論としての『ジェンダー・トラブル』
山田秀頌 バトラーとトランスの両義的な関係
* 倫理と連帯
岡野八代 「平和の少女像」とは、誰なのか?――バトラーにおける倫理との対話のなかで
山本圭 とりあえず連帯すること――ジュディス・バトラーの民主主義論
五十嵐舞 複数の「わたし」による連帯――ジュディス・バトラーの集合の政治と差異
* 文学/芸術
北田暁大 「彼女は東大を知らないから」――実践のなかのジェンダー・トラブル
黒岩裕市 「性別」を脱ぐ、「性別」を着込む――村田沙耶香『ハコブネ』とジェンダー規範
竹田恵子 カミングアウトのドラマトゥルギー――古橋悌二とジュディス・バトラーの思想
岩川ありさ 前未来形の文学――小野正嗣『獅子渡り鼻』論
* クィア理論の継承と発展
井芹真紀子 〈不在〉からの視座、〈不在〉への視座――ディスアビリティ、フェミニズム、クィア
佐々木裕子 孤独と悲哀のエネルギー――「幸せ」の規範へのクィアな/の抵抗と生存のために 『現代思想 2019年2月号 特集=「男性学」の現在:〈男〉というジェンダーのゆくえ』 (2019/1/28) 『現代思想 2019年5月臨時増刊号 総特集=現代思想43のキーワード』 (2019/4/12)
Discussion part 1
〈実在〉の時代の思想と病理/千葉雅也+松本卓也
Philosophy & Ethics
思弁的実在論/オブジェクト指向存在論/岡嶋隆佑
新しい唯物論/門林岳史
新しい実在論/浅沼光樹
加速主義/仲山ひふみ
反出生主義/戸谷洋志
分析形而上学/鈴木生郎
宇宙倫理/呉羽真
Technology & Science
ゲノム編集/八代嘉美
AI/杉本舞
ドローン/渡名喜庸哲
ビッグデータ/柴田邦臣
仮想通貨/電子マネー/大黒岳彦
Politics & Economy
ギャンブル経済/古川美穂
一帯一路/羽根次郎
ポピュリズム/山本圭
ポスト・トゥルース/百木漠
レイシズム/明戸隆浩
天皇制/茂木謙之介 Anthropology & History
人類学の存在論的転回/里見龍樹
人新世/篠原雅武
アナキズムと人類学/中川理
グローバル・ヒストリー/北村厚
多死社会/田中大介
平成/鈴木洋仁
Discussion part 2
カルチャーがつむぐフェミニズム/渡辺ペコ+トミヤマユキコ+清田隆之(桃山商事)
Gender & Sexuality
第三波以降のフェミニズム/田中東子
アナーカ・フェミニズム/村上潔
ゼノフェミニズム/飯田麻結
新しいホモノーマティヴィティ/森山至貴
トランス/山田秀頌
Living & Working
セックスワーク/SWASH
ブラック化/今野晴貴
自己啓発 /牧野智和
当事者研究/熊谷晋一郎
オープンダイアローグ/斎藤環
暮らし/阿部純
Culture & Aesthetics
スピリチュアル/橋迫瑞穂
エモい/山田航
ディストピア/ポストアポカリプス/樋口恭介
Vaporwave/銭清弘
擬人化/松下哲也 『いつもそばには本があった。』 國分功一郎、互盛央、講談社選書メチエ (2019/3/13)
人文書を中心に100冊以上を紹介 しかし、ここ数年、明治以降の日本の哲学者や仏僧がどんどん文庫化されている。
良い本が多いので、やはり、日本の出版社の知識はすごいのだろうと想像する。
出版に関わってる人が先に読んで理解しているはずなのだ。
田辺元、大西祝、波多野精一、井筒俊彦、山崎弁栄、鈴木大拙。
ぼくが気づいただけでもこれだけ。
本当に、どんどん良書が出ている。 岩波文庫になった哲学者たち。
2010年:田辺元選集
2013年:波多野精一
2014年:大西祝選集
2016年:鈴木大拙
2018年:山崎弁栄
2019年:井筒俊彦 中沢新一 『レンマ学』 講談社 (2019/8/8)
“レンマ的知性は、ロゴス的知性の真に外部にある実在に触れている”
“荒海や 佐渡に横たふ 天の川(芭蕉)”
大乗仏教、哲学、量子論、言語学、精神分析、数学、生命科学、脳科学……を超えて、
東洋知の結晶した華厳経の潜在力を大展開する未来のサピエンス学へ!
『チベットのモーツァルト』に始まった心と脳をめぐる探究の頂。文芸誌『群像』の連載「レンマ学」がついに単行本化!
「レンマ」とは何か? 哲学者山内得立が著書『ロゴスとレンマ』で提出した概念によっています。
「ロゴス」は「自分の前に集められた事物を並べて整理する」ことを意味しています。
その本質は時間軸にしたがう線形性にあります。
それに対し、「レンマ」は「直観によって事物をまるごと把握する」という意味です。 『「私」は脳ではない 21世紀のための精神の哲学』
マルクス・ガブリエル、 講談社選書メチエ (2019/9/12)
今、世界で最も注目を浴びる哲学者マルクス・ガブリエル。大ヒット作『なぜ世界は存在しないのか』の続編にして、一般向け哲学書「三部作」の第2巻をなす注目の書が日本語で登場です。
前作と同様に目を惹きつけられる書名が伝えているように、本書が取り上げるのは昨今ますます進歩を遂げる脳研究などの神経科学です。それは人間の思考や意識、そして精神は空間や時間の中に存在する物と同一視できると考え、その場所を特定しようと努めています。
その結果は何かといえば、思考も意識も精神も、すべて脳という物に還元される、ということにほかなりません。でも、そんな考えは「イデオロギー」であり、「誤った空想の産物」にすぎない、というのがガブリエルの主張です。
「神経中心主義」と呼ばれるこのイデオロギーは、次のように主張します。「「私」、「意識」、「自己」、「意志」、「自由」、あるいは「精神」などの概念を理解したいのなら、哲学や宗教、あるいは良識などに尋ねても無駄だ、脳を神経科学の手法で―─進化生物学の手法と組み合わせれば最高だが―─調べなければならないのだ」と。
本書の目的は、この考えを否定し、「「私」は脳ではない」と宣言することにあります。その拠り所となるのは、人間は思い違いをしたり非合理的なことをしたりするという事実であり、しかもそれがどんな事態なのかを探究する力をもっているという事実です。
これこそが「精神の自由」という概念が指し示すことであり、「神経中心主義」から完全に抜け落ちているものだとガブリエルは言います。(略) 廣松渉も岩波文庫になったし、こういうのは早く死んだ順だな
吉本隆明も死んだからそのうちなるだろう 現代文庫にしかなれないと叫んでいた馬鹿がいたが
死ねば岩波文庫に入れることは可能になるんだよ
フーコーやドゥルーズが岩波文庫になる時も近い
フーコーは主著を新潮社に、ドゥルーズは河出書房に押さえられてんのがなかなかならない理由だろうが 性の歴史第4巻、翻訳したら
新潮社は言葉と物を手離すか、新潮文庫で出して欲しい
岩波文庫でデリダ出すなら声と現象
クワイン出すなら論理的観点からかな
ストロースなら悲しき熱帯
ここいらへんは長生きしすぎ でもチョムスキーとかは岩波文庫で既に入ってるんだよな 青帯じゃないがエーコも生前に入っとる
哲学以外では大江なんかも岩波入りしてるな あとは、出して欲しいもの
・双書現代倫理学はきちんと完結して欲しい
・フーコー肉の告白は早目に
・クワイン存在論的相対性
・デリダ絵葉書弔鐘
○双書現代哲学や現代哲学への招待はもう続きは出ないんだろう
○叢書人類学の転回は続いてんのか終わってんのか? 絵葉書ふざけているよな
ラカンVSデリダ
放置とか
何でこんなの翻訳すんだがデリダだって多いのに 哲学の基礎知識ではなくて哲学書を読む技術を知りたいと言っているのですが 基礎知識持てよ
それが早道
基礎知識あるなら読めるしないなら読めないよ
哲学書は >>168
「読める」ようになるためには基礎知識さえあればいいとお考えですか?
例えばその基礎知識と哲学書に書かれている文章をどう関連させてどう深堀して読めばいいのか
そういったことなんですが その基礎知識というのが重いんだよ。
岩波哲学思想事典くらい持っとけとかそういう話になりそうな気がする。 >>153
反対していた駒場の教授というと折原浩だが
去年出た「東大闘争総括」は恥知らず本だった。
未来社はさっさと選集をまとめて、この老害
とは縁を切った方が良い。 >>171
「基礎知識というのが重い」ということは基礎知識以外も必要だと認めているわけですよね
そもそも私は基礎知識は必要ないなんて一言も言っていません
私は哲学書を「読める」ようになるために必要な基礎知識以外の要素を知りたいのです >>170、>>173
例えばどういう本を深堀して読みたいの? >>174
その質問に答えることが哲学書を「読める」ようになるために必要な基礎知識以外の要素を知りたいということにどうかかわるのですか >>175
一口に哲学書といっても様々なジャンルがあるから、
何を読もうとしてるのかによって話は変わってくる >>176
プラトン、アリストテレス、ヴィーコ、ルソー、スピノザ、ライプニッツ、ロック、バークリ、ベーコン、カント、シェリング、ヘーゲル、カッシーラー、コジェーヴ、イポリット
フッサール、ブランショ、リクール、ガダマー、ディルタイ、ジェイムズ、ローティ、ホルクハイマー、アドルノ、ハーバーマス、ベンヤミン、ホネット、ニーチェ、ベルクソン
ハイデガー、キルケゴール、レヴィ=ストロース、アルチュセール、デリダ、マラブー、リオタール、フーコー、ドゥルーズ、ガタリ、ナンシー、カルナップ、ラッセル
ウィトゲンシュタイン、クワイン、パトナム、デネット、ハッキング、オースティン、ストローソン、デイヴィドソン、サール、ルイス、ダメット、チャーニアク、チザム
フォーダー、チャーチランド、マルクスガブリエル、メイヤスー、ハーマン、クーン、ラカトシュ、ファイヤアーベント、ポパー、マルクス、エンゲルス
の著作の日本語訳ですね 神学的、宗教哲学的な匂いがしないリストなので、
直観みたいなものはそこまで必要なさそうだな。 中島さんのの「哲学の教科書」あたりから入るのがいいよ >>177
中世と古代。西洋以外の哲学。あと語学とか ここの住人見たら分かるだろ
いくら読んでも無駄なんだよ 神のような超越的なものを無視した読書は堂々巡りに陥る恐れがあるな。 >>179
ありがとうございます
読んでみます
他に哲学書を「読める」ようになるために必要な基礎知識以外の要素を知るために読んでおくべき本はありますか? 岩崎武雄の『西洋哲学史』
ベルクソンをベルグソンと書いているのが玉に瑕だが。 『難解な本を読む技術』なんてのもあったな
デリダやジジェクを読むためのテクニックを具体的に説明するとか
需要があったのかも疑問なくらい類書がない 哲学書の読み方に関する書籍もないが哲学論文の書き方に関する書籍となると全くない
言語学や社会学なんかは調査方法から論文執筆に至るまでほぼマニュアル化されていてそれらに関する書籍もたくさんあるのに
これを哲学の「遅れ」と捉えるかどうか 政治・経済哲学総合スレ2
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1574857972/
2 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2019/11/27(水) 21:35:05.57 0
香港区議会選挙の反省会会場はここですか? 現存する最古の大学の一つであるパリ大学の起源は、ノートルダム教会付属の神学校。
ローマ教皇も数多く輩出していて、神学は学問の中心だった。
これからの時代に、神学が科学を上回るとは思わないが、体系的に古典を読むにはそれぐらいの認識はあってもいい。 批評という言葉の由来も、聖書などのTextkritik(テクストクリティーク=正文批判=いろいろ異なった写本の読みを比較検討して、原文の文章を確定する作業のこと)。(参考:田川健三『書物としての新約聖書』より)
カントが今日的な批評家の走り、といわれることがあるが、それは文化コメンテーターというぐらいの意味。 『現代思想2020年1月号 特集=現代思想の総展望2020』
【インタビュー】
「レンマ学」とは何か――惑星的時代のもう一つの知性 / 中沢新一
【芸術・情動・文化】
エバとアダムの完全化――性的(不)平等をめぐるスピノザの見解 / H・シャープ/山口 尚訳
ラリュエル的ホラーの言語 / 仲山ひふみ
関係と無関係、あるいは美と崇高――ホワイトヘッドとハーマンの形而上学 / 飯盛元章
音楽はどのような情動を喚起するのか? / 源河亨
【インタビュー】
東西のはざまで――世界の哲学者はいま何を考えているのか / ユク・ホイ
【言語・身体・意識】
広がる翻訳の思想への試論――翻訳の身体性 / 上原麻有子
人間の生の《ありえなさ》――シモーヌ・ヴェイユの「不幸」の概念を手掛りにして / 脇坂真弥
共同行為と複数自己意識 / S・レードル/山名 諒訳
【形而上学のその先へ】
私たちが形而上学を行うとき、私たちは何を行うことができるのか? / A・L・トマソン/松井隆明訳
ポストトゥルース試論 2020 ver. 1.0――「真実以後」を思考する(ための)哲学 / 大橋完太郎
【討議】
ポスト資本主義と人新世 / 篠原雅武+斎藤幸平
【自然・存在・物質】
人新世、気候変動、思想の終わり / 小林卓也
アニミズムを再起動する――インゴルド、ウィラースレフ、宮沢賢治と、人間と非人間の「間」 / 奥野克巳
描線の生態系――漫画『風の谷のナウシカ』における森=腐海の発生 / 山内朋樹 【新連載●ポスト・ヒューマニティーズへの百年●第一回】
シェリングと現代実在論――メイヤスーの相関主義批判に寄せて / 浅沼光樹
【短期集中連載●『弱くある自由へ』第二版に●補章2】
なぜ書いたか、なぜ新版か / 立岩真也
【連載●デミウルゴス●第九回】
虚諧(一) / 磯崎新
【連載●科学者の散歩道●第六五回】
科学マスコミ情報の日本での変貌――科学のイメージと人材 / 佐藤文隆
【研究手帖】
「肥満差別」という差別のあり方について / 碇陽子 『現代思想2019年12月号 特集=巨大数の世界-アルキメデスからグーゴロジーまで-』 『現代思想2020年1月臨時増刊号 総特集=明智光秀』 山内得立の『ロゴスとレンマ』はほんまにむずい。
中沢新一があれを読みこなしてるんだったらすごい。 >>195
木岡伸夫 『〈あいだ〉を開く―レンマの地平』 世界思想社 (2014)
山内の『ロゴスとレンマ』をすごく分かりやすく解説して、これ一冊読めば十分というぐらいのもの。 2020年2月25日(火) 午後10時50分(25分)〜
欲望の時代の哲学2020 マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント 第一夜 欲望の奴隷からの脱出
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/91878/1878374/index.html
「欲望の資本主義」シリーズからのスピンオフ企画、前回2018年初夏の日本滞在編、思索ドキュメントの続編、今度の舞台はニューヨークです。 マルクス・ガブリエル最新刊
・『新実存主義』 岩波新書 (2020/1/23)
・『世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか』 PHP新書 (2020/2/15) Netflix初のオーストリア産ドラマシリーズ
フロイト −若き天才と殺人鬼−
https://www.netflix.com/title/80209184
物語の舞台は、精神分析学の創始者であるフロイトの革新的な理論が、
彼の同僚や社会から反発を引き起こしていた1886年のウィーン。
元軍人の警察官アルフレッド・キッスと悪名高き霊媒師フルール・サロメと出会ったフロイトが、
無意識のうちに連続殺人鬼を追い詰めていくスリラー作品だ。
歴史ドラマだがモダンでセクシー、サスペンスに満ちた現代的なスタイルで、
フロイトの人生が綴られるシリーズになるという。 『現代思想2020年5月号 緊急特集=感染/パンデミック』 ジジェク、自宅(?)からコロナウィルスに
Slavoj Zizek on Coronavirus: "Things will not go back to normal."
https://www.youtube.com/watch?v=XfWIMPredyI フーコーの監獄の誕生と言葉と物が新装版で出るんだな。 327 :名無しさん@ピンキー :2020/09/23(水) 12:48:36.25 ID:V3DwDA+c
妻のポルチオ開発して妻はガクガクしまくって気持ち良さそうなのは良いが、開発してからマンコの締まりが強烈で俺が逝かけなくなった。
チンコを手で思い切り握ってる感じで気持ちいいというより痛い。五回連続で不発
どうしてこうなった… 祝!ヘーゲル全集の法の哲学が岩波文庫化!
▼2021年1月
『江戸漢詩選 (上)』(揖斐高 編訳)
『法の哲学 (上)』(ヘーゲル/上妻 精,佐藤康邦,山田忠彰 訳)
『ゼーノの意識 (上)』(ズヴェーヴォ/堤 康徳 訳) 現代思想の特集はウェーバーか
1800円するけど買ってみるか、立ち読みで済ますか迷うところだな。 岩波文庫 青630-2
法の哲学 (上) 自然法と国家学の要綱
ヘーゲル・著、上妻 精、佐藤 康邦、山田 忠彰・訳
(岩波書店)
縦148mm 横105mm 468ページ
定価:1,200円+税
ISBN:9784003363027
Cコード:C0110
発売予定日:2021年1月18日
一八二一年に公刊されたヘーゲルの主著の一つ。法の原理的検討からはじまり、
家族、市民社会、国家の洞察へと進む。それはまさに近代の自画像を描く試み
であった。上巻は、第一部・抽象法、第二部・道徳を収録。「ミネルヴァの梟
は、夕暮れの訪れとともに、ようやく飛びはじめる」という名高い一文が登場
する。(全二冊) https://books.rakuten.co.jp/rb/16589328/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0
ニュー・アソシエーショニスト宣言
発売日: 2021年01月25日頃
出版社: 作品社
ページ数: 296p 『表現の自由』よりは安いな。
デモクラシーや国法について深く考察した哲学的な本。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784000229746
国家と自由の法理論―熟議の民主政の見地から
毛利 透【著】 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています