>>27
人は恩恵が与えられなくなったり、またそれを失ったりすることで必ずしも「幸せ」を感じるワケではないとも考えられるでしょう。却って「怒り」を覚えるかもしれません。

ニーチェの「大きな恩恵は、感謝を生み出さない」には続きがあって「むしろ、相手の心に復讐の念を芽生えさせる。また、小さな恩恵が気になって忘れられない時、それは呵責の虫となって噛む」とも述べられています。

仮に明日からネット等のインフラが無くなったら幸せや感謝以外の感情が湧くでしょう。
これは「幸せ」の事例ではないかもしれませんね。

加えて、指摘のように、追想的な「幸せだった」と能動的な「幸せである」は区別の必要があると思います。

事例選びに注意して、「幸せ」とは何か、を見る必要がありますね。