>>229
見た感じ事物の変化、ではなく、変化の中身を観察する。
というよりも、「万物は流転する」から、その流転の理由を見つけ出す。
事物Aから事物notAに変化する、わけでもない。

事物Aの中に存在して否定が起こる過程、というより、ヘーゲルは事物Aの中には事物Aであることを否定する要素が初めから含まれていることを見出した。
あなたが事物notAをどうとらえているかわからないが、事物Aを否定する反事物Aとは事物Aの中に存在する事物A自らを否定する存在。
それが矛盾。

事物Aが自らの反事物Aと反応することによって、事物A'と反事物A'が生じており・・・
これが螺旋のように繰り返される。