>>237
>事物Aは反事物Aに対して従属関係にある

ヘーゲルは主従の関係を見出したわけではないが、強いて言えば、視点として事物Aを見ている。

>時間によって媒介されている

時間あるいは歴史は、媒介しているのではなく、変化の結果としてとらえられている。

>反事物は複数ある場合もあるのでは
>反事物Aについても反事物が考えられるのでは

事物Aに対する視点によるともいえるし、言葉の遊びはヘーゲルが嫌ったともいえる。

>すべての事物は時間に対して従属関係にあるのでは

時間とは結果に対する表現であり、主従の関係にはなりようがない。
というより、事物と時間は別のとらえ方による位相の異なる概念。