恐慌はトカゲの尻尾切りでしかなくて周期的な資本主義の延命策、
革命も実は周期的だが
これは国家と資本を双頭的に捉えないとわからない
その意味で国家を顕在化している宇野の『経済政策論』を早めに読むべきだ
(身体:精神を経済:政治とした宇野のスピノザパロディもぜひ)
カレツキはこの双頭制の考察を史的唯物論を数式化して見直すという
やり方で行なっている
アリギの覇権国家論(G-W-G'ではなく領土-資本-領土')も面白いが
カレツキの方がズバ抜けて明快だ

宇野の恐慌論は裏返しの信用論でこれもカレツキと合わせて読むといい