>>545
技術革新によって人々が労働力によらず分配を受けられるように徐々になってゆくから。
共産社会というのはそれを実現する段階の社会だとマルクスは考えていたように読める。
そのときこそ個人の自由というものが始まる。
労働力によって人間が競争させられたり測られたりしなくなったとき、初めて自由が始まる。
それがマルクスの考えであり、彼が漠然と思い描いていた共産社会像だったようだ。