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ソクラテスは不正に抗って認めなくとも良い罪を認めることで安易な救済を得ようともせず
ただ己の中の真実を貫いて死んでいった
逆に、ソクラテスは真実を貫くということしかで自身の中に生じた葛藤に対する
溜飲を下げることができなかったという見方もできる

このように考えると善悪どちらに殉ずるかを快楽計算で測ることには意味がないと分かる
いずれが万人に利する結果となるか?を問うことこそが問われるポイントであり
悪としてそうなるのと同様に善に殉ずることによって果報を得たとしても当価値である