知らないものは知らない
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ポパー的な果てしなき探究という態度は、しかし有効だろう。 いくら検査したって、知らないものは知らないことに
変りはないのだから、不確かさこそが中立の状態だ 確かさに依りかかって生きようとするのは、あたかも既に
死んでいるかのように生きようとすることと同じだ 地域のことを一切しらない漏れはかんぜんに生きているといえる 新型コロナウイルス感染防止対策のために人口の全頭検査と
徹底的な感染者の追跡、および感染者/非感染者の隔離を要求している
人々は、自らの生命観そのものが狂気にとりつかれていることに
そろそろ気づくべきだろう。人の身体は変化しつづける自然の
一部であり、個人としての身体の生命は一時的なバランスの上に
成立しているに過ぎない。人は、自らの身体も含め、自然について
一時的にバランスが成立している限りにおいてその一部を知ること
ができるに過ぎない。そもそも、自然としての人の身体に無菌状態
も、ウイルスに無感染である状態も存在しない。免疫機能との
バランスが成立して一時的に個体の生命が保たれている間に
限って、感染していても「無害な」細菌やウイルスが存在する
「ように見える」に過ぎない。健康状態において自分の身体が
どのような細菌やウイルスと共存しているのかについて知り尽くして
いる人間などこの世に存在しない。ウイルスや細菌も自然として
の人の身体も変化しつづけているが、人の身体が常態で共存して
いる細菌やウイルスも、免疫機能が働かなくなれば、人の命を
奪うことになり、人の逆に免疫機能の働きに歯止めが効かなくなって
も身体を機能不全に陥らせ、人は命を落とす。 人に有害な細菌とウイルスを常に特定できて、それを人の生活から徹底排除
することに成功したなら、安心で安全で健康な生活と命がいつまでも永続的
に保たれる(新型コロナ感染による死者の平均年齢は、ほぼその人口の平均
寿命と変わらないことに注目すべきだろう)と信じるのは、特定の人口の繁栄
のために「健全な遺伝子だけを保持する優等な人種」とその人口を破滅に
導く「有害な遺伝子を有する劣等な人種」が存在して、それらの「劣等な
人種」に属する個体を徹底的に洗い出し、隔離し、排除したなら、人口の
未来永劫の繁栄が保証されるとする人種主義の狂気と変わらない。
そのような狂気を人々に吹き込み、煽り続ける手法は、表面的に形を
変えながらも、時代を超えて何度でも繰り返される。「人々の命を守る」
という一見誰もが反対しようのない名目を掲げながら、誰がそのような
狂気を煽り、人々に協力を呼び掛けているのか、よく観察しておくこと
が重要だ。 人は、自らの身体もその現象であるに過ぎない自然について、
いつでも常に手探り状態にあることを自覚して、そのこと
にもっと謙虚であるべきだろう。 ハッブルは過大評価。
みえるもの以外のものをみよ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています