生きることの困難さを示すような事象をいくら並べ立ててもそれが生まないことの正当性を証明する根拠にはなり得ません。それらはすでに起こってしまったものでありこれから起こることではないからです。前向きに生きることを志向する者にとっては過去の事例を検討することは再発を防ぐために必要なことであっても、人がいない世界を志向する反出生主義にとっては全く必要のない意味のないことです。