意識がそれほど支配的な地位にあるのではないことは分かった
しかしだとすると、どうしてまるで意識が支配しているかのように
誤った理解をしてしまったのだろうか?と言う疑問が出てくる

疑問を考える前に
1983年ベンジャミン・リベットの実験によれば
自由意志はないことになる、
体が動いてから、意識して動こうとした、
と受動的に解釈すると言うものだ、受動意識仮説と呼ばれる

ところが量子意識仮説を採用すればこれがまたひっくり返る
量子は波なので発した瞬間にたちどころに全体に行き渡る
その距離に限界はあると言う見方もあるが、少なくとも人体
くらいのスケールなら電気反応よりも早い、なので量子意識
仮説ならば、やはり意識が先に判断したことになる

最初の疑問に戻ると、どうも何が支配的なのか?は根源的に
答えるのが難しいようである
これは人間は今を意識することが出来ない、意識した瞬間に
過去になってしまう話と似ている