>>808
人々はしばしば唯物史観は〈経済決定論〉であるかのように誤解し,下部構造が〈一方的な原因〉であるかのように誤解しがちであるが,エンゲルスは次のように明言している。〈唯物史観によれば,歴史における究極的な規定契機は現実的な生の生産と再生産である〉〈それ以上のことは,マルクスも私もかつて主張したためしがない〉〈しかるに,もし経済的契機が“唯一の”規定契機だというようにねじまげられてしまうと,先の提題は無内容な空文句になってしまう〉〈経済的状態は土台ではあるが,上部構造のさまざまな契機が歴史的闘争の途上発展に影響を及ぼす〉(ブロッホあての書簡)。
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