>>50
要約するとそういうことになるのかもしれないね。
直接の経験以外にも本や人から聞くという間接的経験を含めて。

「自信がある」という概念を包括的に定義することは困難だけど、
「自分の予想通り、あるいは想定内に事象が高確立で起こる」と
「予測」が立てられることが自信の大きな一面だと個人的には考えている。
この予測にはポジティブ、ネガティブのどちらでもかまわない。
「うまくいくはず」「うまくいかないはず」どちらも自信と言えるだろう。
大事なのは「予想した結果」が自分にとってポジティブであればいいという点。

逆に「自信がない」という概念は、同じく包括的定義は難しいが、
直接的または間接的経験上「どうなるかわからない」「まずうまくいかない」等の
ネガティブな予測から生まれると考えられる。
また、未経験から来る「予測が全く立たない」という場合も同様だろう。
この場合は「予想した結果」がその時点で自分にとってネガティブである点が
「自信がある」場合と決定的に違っている。

それらの予測は過去の実経験や見聞きした間接的経験から判断していると考えられる。

よい予測が立つことは安心や優越感を生むだろうし、悪い予想は不安や恐怖といった負の情動を引き起こすだろう。
それらの情動表現として、時に人は傲慢に見えたり卑屈に見えたりするのではないだろうか。
そして、その情動表現も過去の経験から培われたもので、必ずしも一般化や範疇化はできないであろう。
よって、自信がある人は○○、自信がない人は○○と決めつけて語るべきではないと考える。