分子生物学的に見た場合・・・

サイコパスはセレトニンが非常に多いという特徴を持っている
その為、過剰な自信と活動性の高さが激しくなり、攻撃的になる
マウスで実験しても同じような結果が得られる

心理学的に見た場合・・・

サイコパスは、まず共感性がほとんどない
他人の心への理解などほぼ0に等しい
人身家であり、恐怖心が殆ど無く、冒険的、攻撃的な活動を好む
また、職業で一番多いのが、企業経営者という研究もある
サイコパスは、危険な状況において、極めて冷静であり、心拍数の上昇などがほとんど起きない
判断は全て機械的になされ、感情を介すことがない
考え方も全てがゲームであり、闘争であり、時として狩猟になる
ほとんどの場合、コミュニケーション能力が高く、弁舌がなめらかで、一見すると他者を魅了するような人柄に見える
だが、彼らにとってコミュニケーションも言語も他者を繰るための道具に過ぎない


但し、サイコパスは英雄指向である一方で、社会的な協調性が極めて低いので、
職業的に欲求を満たせない場合、例えば教育水準が著しく低いなどの場合は、犯罪を犯す傾向が非常に強い
これが幼児虐待などの経験を伴った場合、シリアルキラー化する確率が非常に高くなる
その一方で任務遂行のために命の危険も顧みず、命令通り敵を撃退するような特殊部隊の兵士や空軍エリートパイロットなどには向いている

つまり、「協調性はないがコミュニケーションは得意」「遠慮無く人を繰ったり、人から奪ったり、時として相手の命も奪える」
「危険を元のもせず、ゲームのように楽しむことすら出来る」「自尊心が高く、目標達成のために他者犠牲を厭わない」
というのが、社会的な活動にマッチした時、彼らの特性は大いに役に立つ