http://www.nikkei.com/article/DGXLASFD17H0L_Z10C17A6940M00/‬
2017/6/23 7:00 地域ニュース
デスク 中部の事業会社では来春に新劇場の開業を控える御園座でトップ2人が交代したね。
A 御園座は2012年3月期に債務超過となり、厳しい経営状況だ。創業家の長谷川栄胤社長(51)は業績悪化の責任を取り
28日付で副会長に退き、宮崎敏明常務営業本部長(46)が生え抜きとして46歳の若さで社長に就く。
メインバンクである三菱東京UFJ銀行の小笠原剛常任顧問(63)の会長就任も決まった。
デスク 御園座を再建していくために「背水の陣」で取り組むということかな。
A 中部駐在の同行副頭取として御園座の増資の引受先探しに奔走したのが他ならぬ小笠原氏だ。宮崎氏も営業担当として御園座の再建を担ってきた。
長谷川氏は歌舞伎公演のアドバイスに携わるが、経営の一線からは退く。
社外取締役も務めた小笠原氏は表舞台に立ち、「文化の灯を消さないようにしたい」との決意を見せている。