明治以降の新作で、受け継がれて残ったものってあるのかね?

著作権のない過去の遺物を数覚えれば飯が食える時代もそろ
そろ終焉だな。
客も覚えてしまうから、よほど話芸に魅力がないと聞き飽きる。
古典が本道で新作が邪道みたいな傾向があるが、本末転倒も
いいところ。

もともと、最近起きた出来事を面白おかしく話せる人が重宝がら
れて生業としたような世界だから、新ネタが次々と生まれてこな
ければいけないような世界だったのに、作るより使い回しが楽だ
から「古典が本道」みたいな詭弁を使って手抜きをすれば、客が
離れていって当然。

そのうえ話芸も下手。
60前後のベテランの話も、登場人物の使い分けが出来ていない
から誰の台詞かわからなくなる。
扇子使いながら、そばをすする擬音に演者が悦にいって得意気
な顔をしているが、話の中身を考えれば「そこが売り」の話でもな
いことが多く、見ていて引いてしまう。
面白い話をしているのではなく、覚えた事をちゃんとできたかどうか
に勢力が注がれていて、小学生の学芸会のノリになっている。

まあ「落ち」がつきものだから、没落しても当たり前なのかも
お後がよろしいようで