セット:豪華なセットっていうのは最初からやらない割り切りだったようで、
   日本独自のセットでシンプルに見せた。
   それならそうと最初から告知してくれればいいのに。そうもいかんのかな。
   オフィスのセットの出入りがオリジナル版を感じさせてちょっと懐かしい。
   小道具のカメラ、照明などよく作りこんでいた。
   オリジナル版の映写機の記憶がほとんどないんだけど、
   日本版の映写機はインパクトがあった。
   ノーマの屋敷が居心地がいいように見えるのは、オリジナル版も同様。
   クルマのパンクとか、初見の人には意味がわからないかも。
   ノーマのクルマは見ごたえがありました。

演奏:のびのびとやっていて、スピーカーは通しているものの生オケの醍醐味を味わえた。
   指揮の田邉さんがぐいぐい芝居を進行させていた感じ。
   インターミッションが終了して演奏をはじめる前に、両腕で元気にマルを作ってニコニコしてた。
   カーテンコールで元気よく飛び出てくる田邉さんが良い。
   軽くでいいので、送り出しの音楽が欲しかったかな。