「どんな役であっても、結局、その人本人の魅力が丸裸になるのが舞台だと思います」
 退団後初の舞台「プリンス・オブ・ブロードウェイ」のレッスンのため、ニューヨークに約3カ月間滞在したことも“女性”を見つめ直す糧になった。
 「海外で一人になり、いろいろなタイプの女性がいていいということを実感しました。目の前の作品に命をかけてぶつかったら、その先にまた変わっている自分がいる。『マタ・ハリ』の後に、どんな自分がいるのかが楽しみです」

 21〜28日、大阪市北区の梅田芸術劇場メインホール(06・6377・3800)。1万3000〜5000円。演出は石丸さち子。2月3日から東京公演。