神奈川県相模原市の障害者施設の殺傷事件で逮捕された植松聖(さとし)容疑者(26)が、県警による
大麻使用に関する尿検査を拒否していることが27日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、尿検査では、薬物の種類別に任意で採尿を行うが、植松容疑者は覚醒剤や麻薬(コカインなど)の尿検査には応じたものの、
大麻だけは拒否しているという。覚醒剤の結果は陰性で、麻薬の結果は出ていない。
県警の調べに対し、植松容疑者は「薬物は一切やっていない」などと話しているという。

 植松容疑者は今年2月、相模原市が精神保健福祉法に基づき緊急措置入院させた際、尿検査で大麻の陽性反応が出ていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00050073-yom-soci