>>19
いや、それについてはほぼ結論が出てて、「ひきこもり」なんていうのは
環とその師匠が言い出しただけで学術的コンセンサスを得た概念じゃないし、
彼らが「ひきこもり」と呼んでいるものは、既存の精神疾患のカテゴリに
分類できることが統計的にも裏付けられているよ

「ひきこもり」は環のエッセイで一気に広まった訳だが、あの本に定義として
内因性の精神病による外出困難は社会的ひきこもりから除くなどと書いてある
そもそも精神疾患を内因と心因に分けるような考えがもう古い

環もラカンの影響下にある訳だが、こういうのは一端で、フロイトやラカンは
精神医学の世界ではとてつもない負の影響をばらまいたのよ。実際のところ
今日では疑似科学扱いで顧みられることはない。患者理解に役立つというのも嘘

精神分析はエビデンスを軽視するため、非実証的な一部人文系とは親和性がある
環がホメオパシー擁護しちゃったのもエビデンスベーストの医学に敵対的だから
経済学では異端認定されたマルクスが人文系では未だに影響があるのと似ている