68年の「性の解放」がただの男性にとって都合のいいものであり、強姦やセクハラに歯止めのない性の自由というよりも放縦だったことは、
ネオリブも崇拝する社会学の上野の弟子・小熊英二によって指摘済み。
他、彼の前にも「あれはそんなに良いものでなかった」との意見はいくらもある。

フリーセックスは、セックス、スポーツ、スクリーン(映画)に若者を夢中にさせて青磁的なめざめをくじくものとの3S説も、若者のサブ・カルチャー、カウンターカルチャーの中で人口に膾炙して久しい。
これについてはどう答えるのか?
性の解放は、政治的な解放が敗北した後に自由を感じられる安易な道との批判もあるが、どうか?

それとフリーセックスで意識を自由にして魂のステージを上げる教団の中で、それが性的虐待と奴隷化につながった例もある。
オウム真理教のモデルでもある、バグワン・ラジニーシの教団だ。

https://ameblo.jp/smanalo/entry-12389271489.html

リンク先の下の方にある画像をご覧ください。心臓の弱い方、性的トラウマのひどい方は見るのを慎重にしてください。

こうした事例や意見もあり、それぞれまっとうだったり、リアリティがあったり、大事な指摘だ。
それをぜんぶ無視して、68年かぶれをやめないネオリブには辟易する。
ああいう人たちに女性や男性の身体や性について語ってほしくないとすら思ってしまう。特にピル付きと玉子には。