=「被害者の人権」児玉昭平著という体裁で書かれた、山形家庭裁判所への内藤書面。=
  
5、学校側に対しては仲間内で穏便に済まそうとしないで、その事件の原因を探し出し
  即ち(ママ)真相解明に努力し反省すべき点は謙虚に反省し、その原点より改善す
  べきことを今更持ち出すまでもなく、大人(保護者)の歪んだ心が子どもに投影さ
  れないような啓蒙運動の展開並びに大人の意識改革。
   少年達に対しては嘘偽りの申し立てや証言した場合、例えば少年でも厳罰に処す
  ことが出来たら今回の事件の展開は違ったものに成ったと思われる。

6、私達は何も望みません。唯々有平を返して欲しいのです。人生この年になるまで自分
  が死ぬよりもつらく、生身の肉体を切り刻まれるより苦しい思いをするとは思いませ
  んでした。我が子有平に何の罪があったのでしょう。真面目に将来を展望し、地道な
  努力をいとわず人にやさしく親切な我が子がなぜこんな残酷なめに遭わなくてはいけ
  ないのでしょうか。そして事件後8ヶ月にならんとしているのに真相さえ解明されない
  まま過ぎようとしています。
  司法の一角として真相究明に努力して頂きたいと思っております。