斎藤環のヤンキー論
斎藤環のヤンキー論って
いわゆるヤンキーに対して言ってるんじゃなくて(ヤンキーに対しても言われてるけど)
ある価値観や行動をする人に対してヤンキーと言ってるよ
だからいわゆるヤンキーでも斎藤環の言うヤンキーに該当しない人もいるし
ヤンキーではなくても該当する人もいる まあ斎藤環のヤンキー論は
間違ってる所もあるけど
ある価値観や行動の人の見方考え方をわりと的確に言語化している妥当な所も多い
ヤンキーと言ってしまうと誤解を招きかねないが
学問的な理論にまではなってないけど
その前段階の考察にはなってる
評論としてはオーソドックスでもある
適切だったり妥当ではないところがあっても
くだらないとか駄作って事はないよ 斎藤環は政治関係の言論もしているから
その辺で話がややこしくなりやすいかもしれないが ヤンキーと言う、今まで使い古された言葉を拡大定義して、あれもヤンキー、これもヤンキーと専門外の事象まで
コジツケして、聞いたような文章で説明しているだけの雑書
ヤンキーの定義が雑過ぎて、テキトーに文を並べているだけ
ヤンキー経済とかに比べてデータも定義も貧弱で読むに耐えない
ヤンキー経済かとても面白かったのでこれも手に取ったが、期待ハズレ。最初から著者の主観が展開される。明確
な定義もデータもなく、経験と経験則でダラダラと文句が並び、退屈な本だ。文化や歴史を、簡単な思いつきでまとめ
て欲しくないものだ。