ぺんてる
Column 沖縄では2B芯が売れる⁉
!沖縄の子どもたちの筆箱には2B芯が当たりまえ

一般的にHB芯が普通の濃さとして使用されますが、沖縄では
もっと濃度の高い2B芯が主流なのを知っていますか?

それは、芯と紙の摩擦と湿度が大きく関係しています。たとえば、
硬い紙に文字を書くと、芯がよく摩耗して文字は黒く濃くなります。
逆に軟らかい紙では摩擦が弱いため文字は薄くなります。湿度が高い
と紙が湿気を吸収して軟らかくなり、硬い芯が紙面で削れず文字が薄
くなってしまうのです。逆に、湿度が低く乾燥した紙面は硬くなり、
替芯との摩擦量が高くなることで芯がよく削れて文字も濃く書けるの
です。

だから、湿度の高い沖縄では、2B芯がちょうどHBと同じくらい
の濃さで書けるというわけ。