文房具板俳句同好会 [無断転載禁止]©2ch.net
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文房具の新たな使い道として、俳句を詠んでみませんか?
俳句を発表し、共に研鑽を積みつつ、俳句作りにオススメの
ペンやノートについて語ったりしましょう
実際に短冊などに書いてうpするのも大歓迎です このスレは
【ID有】【PILOT】パイロット万年筆58【Namiki】 [無断転載禁止]©2ch.net
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/stationery/1484837374/
から派生した物です
私は「趣味の融合」を提唱する者で、文房具好きながらその使い道に
物足りなさを感じている人に俳句作りという趣味を足してみては如何でしょう?
という提案をしたいと思います
上記のスレで何気なく某毒舌先生ぶってみたら幾ばくかの反応が
あったので暫くはそのキャラで進行させて頂きますが
所詮偽物、私を上回る実力の方が現れた暁にはそっとキャラを
畳ませて頂きますのでご了承下さい
本物の真似は疲れるのであまりしないでおきますが
私なりの添削をしたりしなかったりする予定です 俳句の基本
☆五七五であること
ただしトータル十七音であれば切れ目が変わってもOK(句跨り)
場合により多少の字余り、字足らずもアリ
☆季語を入れること
季重なり、無季は基本避けるべき…ただし明確な意図がある場合は別
季語はネットで調べられますが、歳時記を買うと捗ります
☆上五、中七、下五を余白をあけず書くこと
(誤)古池や 蛙飛び込む 水の音
(正)古池や蛙飛び込む水の音
無論、本来は縦書きです
あとは実際やっていく中で確認していきましょう
私が間違う事もあるので、その際はご指摘願います 取り敢えず軽く一句
春暁に立つは駄スレか名スレか
クオリティを気にする事はありません
質より量です、少しずつ上達して行きましょう
ただ、「俳句を作ろう」という意識だけは持つようお願いします
川柳はスレ違いとさせて頂きます 面白そうなスレが立ったな
まだ立夏を迎えていないけど
桜葉に 万年筆で 俳句書く 余白開けないってセオリーなの?
そう言えばそんな気もするけど。
勉強になるな πスレではアナってたのに急に文化的になったな
それもまたいい >>5
基本、万年筆ですね
このスレの出自を見ればお分かりかと思います
色々使いますがやはり国産が気分出ます
筆ペンや木軸ボールペン、鉛筆補助軸も好きです
>>5
「マツダでも田でも」は、「まつ田でも」とする事で二重の意味を持たせ
字数を節約する事ができます
そこに擬音語を入れようと試みたのですが、「鯉のぼり」という名詞が
夏の季語「端午」の傍題でして、「鯉昇る」などと変えると意味が崩れ
季語ではなくなってしまうんですね
そこで敢えて「鯉のぼり」を外し、季語はシンプルに「夏」で補い、
ダブルミーニングの効果を出せる擬音語を入れてみました
夏をまつ田に鯉泳ぐずむずむと
もうすぐ夏という季節、田んぼの傍らに鯉のぼりがはためく様子を
ありきたりでない擬音語で表現できました
もう一つの意味は…言うまでもありませんね? しかしめちゃめちゃうまいな
ずむずむと
なんて、こんなところで披露するのもったいないわ あーでもこれじゃ普通に田んぼの中を泳ぐ生き物の鯉ですね…
夏待つ田ずむずむ鯉の昇る空
こっちの方がいいかな?
「待つ田」が少し分かりにくくなったかも知れませんが、
声に出して読めば気付けるでしょう多分
鯉が空に昇る…鯉のぼりか!と気付かせる方が優先ですね >>7
えー…桜の葉っぱに万年筆で書くんですか?
大分予想外のシチュエーションですが…
他の意味がおありなら、詳細頂ければ極力汲みます
考える時間、忙しい時間などありますので
タイムラグの発生はご容赦下さい
また、ギブアップする事もあるよ、と逃げ道作っときます
本家夏井先生ですらたまに添削放棄なさってますしね 悩んでいるうちに寝入ってしまいました
ご本人の考えを聞かないと何とも…
櫻葉に万年筆で書きたる句
差し当たり出来ることとして、言い回しを古くする事と体言止め
(文章を名詞で終わらせる事)にする位でしょうか
残念ながら文字通り句に書かれた事以上の情景、映像が何も見えて来ませんね >俳句を発表し、共に研鑽を積みつつ、俳句作りにオススメの
ペンやノートについて語ったりしましょう
こう書いてるはずなのに、やってることは他人の俳句の添削ではありませんか。
あなたがどれほどの方か存じませんが、こういうのはご自身のブログなりでやるべきでしょう。 赤ペン先生が俳句を添削する、というやり取りが別スレで発生し、そこから
単独スレが立つ流れとなりました
今の所、そのノリを引き継いだスレとしています
そんな訳で今の所は私が一方的に添削している様に見えるでしょうが
私のを受けて他の方が「いやここはこうした方がいいんじゃないか」と
議論を重ねて頂いていいんです
私に対する添削も大いに歓迎です
ご批判もあって然るべきですが、「スレを見ない」という選択肢もございますよ
少なくとも過疎ぎみの板にこんなスレがある事が悪いとは思っておりません
このスタイルが嫌だという声が高まるならまた考えようと思います
差し当たり、「発表したいが添削はされたくない」という方がいらしたら
【添削不要】と頭につけて発表してください
そこはノータッチと致します 俳句、短歌などの定型詩、決まりのある文章を「韻文」といい、
自由詩やエッセイなどの型を持たない文章を「散文」といいます
俳句において、散文的な表現は趣きが失われるとされます
まぁ要は「俳句っぽい表現のがそれっぽくてカッコいいよね」って事ですね
法隆寺柿食べたら鐘が鳴ったよ
より
柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺
の方がいいよね、という事です
歴史的言い回しを多少は覚えていった方がお得ですよね
無論、敢えて型を破る試みもあって当然なのですが
基本が出来ていない状態での冒険は失敗の可能性が高くなります
ただ絵の下手な人が「ピカソと同じ技法!」と主張しても寒いだけですよね 出来たばかりの独立スレに文句をいうのも品がないですなぁ >>16
ずむずむと夏を待つ田の鯉の空
なんていかがでしょう 本歌というか
定家の「来ぬ人を待つほの浦の…」からの連想ですが しょっぱなで緊張してましたが練り直されてよかった
ずむずむと
は、やられたー上手いと思いました >>18
元々、多羅葉なんかに文を書いてたっていうから、
季節柄、万年筆で書いてみたら風流になるかねえ、とか思ったのよ
まぁ実際にやるなら多羅葉のほうがちゃんと書けるだろうけどね
春時雨大はしあたけ現るる >>13
そもそもマツダって何だよ?車メーカーが鯉のぼりと何の関係があるんだよ?ああ?分かるように説明しろ! >>35
まさか…わからないの?
ここまでヒント出したるのに… 皆さん、分からない事を叩く様な風潮は良くありません
野球を知ってて当然、と思うのはそれはそれで世間知らずです
世の中、野球に興味無い層もいくらでも居ます
誰しも疎い分野はある物でしょう
>>31
広島東洋カープの本拠地球場がマツダzoomzoomスタジアムと言うのですよ
表の意味は「春から夏に向かう季節、田園風景に鯉のぼりがはためいている。
空にずむずむと昇っていく様な力強さだなぁ」という感じ
裏の意味は「ペナントレースたけなわの時期、マツダzoomzoomスタジアムで
広島カープが空に昇るかの様な勢いで勝ち続ける事だなぁ」或いは
「勝ち続けて欲しいなぁ」という感じですね 昔2ちゃんで「スンスンスーン、ハッ!」って流行りましたよね
つい「マツダスンスンスタジアム」と読みたくなるのは私だけでしょうか?
>>26
ご意見有難うございます
こういう意見交換が活発になると良いですね
>ずむずむと夏を待つ田の鯉の空
これだと、修飾語「ずむずむと」のかかる先が述語の動詞「待つ」になります
待つさまの表現が「ずむずむ」…?という事になってしまいます
鯉が空にあるなら鯉のぼりの事だろう、というのは読み取れるでしょうが
力強く泳ぐ描写が無くなってしまうのは損ではないかと思います
如何でしょうか
とはいえアイデアを出し合えば必ず良い効果が出てくることでしょう
今後ともよろしくお願いします >>29
これはなかなか上手いと思いましたよ
労働者が共に団結して戦おう!と集うメーデーの日、
世の禁煙化が進む風潮に抗い喫煙派の権利を日々主張し戦ってもいるオジサンが
メーデーの集いまで禁煙になっていて蚊帳の外…という事で合ってます?
皮肉が効いているのが素晴らしいですね
強いて言うなら「宴」かなぁ…?という所でしょうか
メーデーの集いに縁の無い私はその雰囲気とか知らないのですが
最近は権利闘争というよりフェスティバル感覚なんでしょうかね
しかしせっかく喫煙戦士としたなら、ここも一致団結して戦うぞ!という
ニュアンスの言葉を探した方がより皮肉が効いて来るでしょう
私パッと思い付かないのでご自身でも推敲してみては如何でしょうか?
二文字で適切な単語が見つかれば完璧なんですがね >>30
>春時雨大はしあたけ現るる
歌川広重の浮世絵でしたっけ?でもアレ夕立ですよね…春時雨のイメージじゃないなぁ
現在に合わせること無いですよ、夏の句として詠みましょうよ
さて、大はしあたけは何処に現れたのでしょう?
多羅葉の話を取っても、博識でいらっしゃるのが良く分かります
ただ、知識以外の所で「何を詠みたいのか」が見えて来ない傾向があります
歌川広重の浮世絵を見たよーという句なのか
実際に隅田川の大橋に行ったら安宅が見えたーという句なのか
俳句とはつまるところ「詩」であり、何かに感動した、心動かされたという
感情を季語に乗せて表さないと意味がありません
フィクションで良いので、まず何に感動したのか、何を訴えたいのか
ハッキリさせてから句作りに入ると良いかと思います
感動とは、喜怒哀楽何でもいいんです
作文で言えば、「修学旅行で京都に行きました」で終わるのではなく
京都の何を見て感動したのかが大事という事ですね
それをいかに削ぎ落とし、十七音に収めるかというパズルであります マツダは分かったがズームはググって初めて知った。
>>31が居なければ未だにずむずむがなぜウケたのか分からないままであった。
当然スンスンも分からなかった。 お蕎麦は何円でしょうね
共に夜更かしのお仲間ですな
>>37
「暮れなずむ」という表現は魅力的ですが、これと「スタジアム」とで
十音も消費してしまうのが悩ましい所ですね
「舞った秋」の分かりにくさを補う方が優先ですかね…
「このバカちんが〜!」とお思いでしょうがここは暮れなずむを消させて下さい
「秋の暮」がひとかたまりの季語となり、仰りたいであろう情景を含んだ言葉となります
そして優勝のニュアンスを加えてみます
勝ちて舞う秋の暮なるスタジアム
盛り込みたい事を削られたご不満もあるでしょうが、俳句らしさ優先だとこうかな…
時間をかけて練ればもっと上手くやれそうですけどね
では最後に私も一句
野球詠むスレも外野にヤジが飛ぶ
お休みなさい あ、季語入れ忘れた
無季の句もありますのでそういう事にしといてね >>41
メーデーに参加した当日の句です
労働組合の動員でデモ行進させられて、やっと会場に到着、
さあ一服と思ったら会場内禁煙かよ、うがーーー!!
といった体験を詠みました
うちの市のメーデーは半分は堅苦しい挨拶とかですが
もう半分は地方アイドルのコンサートだったり景品抽選会だったり
出店でたこやき食ったり山菜天ぷら食ったりしたので宴としました >>39
> 広島東洋カープの本拠地球場がマツダzoomzoomスタジアムと言うのですよ
なるほど、野球に興味がないから分からなくても仕方がない。
数年前に仕事で広島に引っ越したが、興味ないなら知る由もなかろうな。 zoomzoomってマツダの車の宣伝文句みたいなもんだけど、そっちは全然浸透しなくて、球場の方は定着した感じだね >>47
あーまだ続いてたのですかこれは不覚
なら
勝ちて舞う秋暮れなずむスタジアム
こうしましょうか
暮れなずむは漢字で書くと「暮れ泥む」
こういうのは変換候補で出てきて初めて知りがちですよね
俳句を作ると思いがけない知識が増える物です
調べるきっかけが出来るのがいいですよね つばめに車汚されてくそったれーーー!!な怒りの句です 説明はあった方が有難いです、意図を汲んだ添削が出来ますので
ただ>>52は説明が無くとも言いたい事は全て読み取れましたけどね
さて、鯉の次は燕と来ました
神宮とか東京音頭とかけなくて良いですよね?さすがにもう
燕が「舞う」…本家夏井先生がボロカス言うやつです
手垢の付いた表現、陳腐、凡庸、誰でも思い付く…みたいな
なりきりキャラはやめたので私としてはそこまでは言いませんが
一捻りするか、季語を置き換えるかはしてみましょう
「飛燕(ひえん)」という燕の傍題があります
傍題ってのは仲間の季語、という感じですかね
意味は読んで字の如し、これで三文字なのはコスパ良いですよね
ではさっさと行きましょう
ふんがいや飛燕我が愛車にぽとり
かければいいって物でもないですが、「憤慨や」「糞害や」
そして「糞が嫌」トリプルミーニングです
燕だけにトリプルスリー山田哲人ばりです
あぁまた上手い事言っちゃった
「私の」という意味で「吾の(あの)」という言い回しもあるのですが
「飛燕吾の愛車…」では読みにくいかな、と思って避けました たまには文房具の雑談も如何ですか?
或いは文房具について詠むとか
春宵に溶けんアウロラネブローザ
美しき限定モデルのカラーは夕日が沈み
夜の帳が降りる寸前の様な色合いです
「溶けん」は「溶けない」ではないですからね まぁここはこういう趣旨で立てたスレですし
投稿が無くなればスレも止まるのでその時が役割終了なのですが
コテハンが長文連投ってのがアレだという意見は理解出来ます
ここから名無しでやりましょうかね
どうせ内容見れば誰か分かりますがパッと見の印象だけでも目立たぬように
あと、極力シンプルな解説にしてみますね >>61
>新人や若葉くぐりて一人立ち
【改善点】
・新人は独り立ちする物なので、どちらか省く
・普通の内容なのでもう少し独自の視点が欲しい
【添削例】
若葉萌ゆ此処をくぐりて独り立ちぬ >>63
>想い人金ペン走らす月夜かな
【改善点】
・金ペンを走らせているのは想い人の方?
私が想い人に手紙を書いているならそう読めるようにする
・月夜がインク名だと知る人にはより伝わるよう、知らぬ人が読んでも
詩的表現だと捉えるような言い回しにする
【添削例】
恋文や金ペンより溢るる月夜
パイロット色彩雫、セーラー四季彩、文具店TAG京インクなどは
インク名がそのまま季語になる物が多いですね
この辺をヒントにしていくと文房具板ならではの句をいろいろ詠めそうです うちの実家目の前の自分の山に墓あるもんで
一般的な墓地だったら確かに怖そう 上のは間違えました。改めて
庭の光うちわの風と香る蕎麦 >>69
>里帰り墓前で手酌春の宵
【改善点】
・無駄な言葉がほぼ無くて情報量は多いのだが、その反面やや詩情に欠ける
→使う単語を絞り、詩的発想を優先させる
里帰り、墓前などは明記せず連想させる
連想しやすい季語に置き換える
【添削例】
御先祖と手酌でやろう彼岸の宵 >>73
>庭の光うちわの風と香る蕎麦
【良い点】
視覚、触覚、嗅覚、味覚について詠めている
五感の中で4つも盛り込めるのはスゴイ
【改善点】
・「団扇」だけ言えばあおいで風を送るのは当然なので言及不要
→細部の表現を工夫、少しずつ削り、色の表現などでイメージを補う
【添削例】
庭まぶし蕎麦の香(か)清(すが)し白団扇 俳句の世界では、師匠が添削した物も弟子の作品とされるそうです
天才と呼ばれる尾崎放哉の句も、実は師匠が添削してたりするそうな
表現の技術より発想のオリジナリティを尊重するという事でしょうか
そんな訳でそもそも私は師匠というほど大層な存在ではないですが
作者は投稿者の皆様ですので私が添削した物もお気遣いなく自分の作品と捉えて下さい 何故俳句板でやらないのか
私は違和感を覚えるよ
俳句板じゃ威張れないからかね?
ブログとかでやった方が善い いや、もともと俳句板でやってたんだけど、文房具ネタばかりになって、それなら文房具板でやりなよ、って言われてここに集まったんだよ。
目立たないようにするから許して なぜ>>1-2をまず読めないのか
なぜ気に入らないなら黙ってスレを閉じ
二度と見ないという選択肢が思い付かないのか >>77
すみません、意味が分かりませんでした
解説願います >>83
空を見たら雨が降りそうだから傘のかわりに
頭にバック乗せた
「バック」じゃなくて「バッグ」だし
どれが季語なのかわかんない 俳句ってなぞなぞ推理問題になっちゃうとダメだね
奥が深いパズルみたい
こういう趣味あるとボケなさそう >>77
これは川柳なんじゃ?
と感じたが川柳と俳句の違いがわからない自分に気がついたw 季語があるかどうかじゃねえの?
新緑を 下から照らす 我が頭
みたいのだと、俳句なのか川柳なのか迷うかもしれん
(そして、迷うようなモノは大抵、川柳なのだと思う)が、
77は単に575であるだけで、俳句でも川柳でもないような気がした 詳しく知りたい方は「俳句 川柳 違い」でググると良いです
いくつか丁寧に説明してくれているサイトがヒットします
簡単に言うと、基本的に季語が必要なのが俳句
無くて良いのが川柳(たまたま入っても問題無し)
というのが最も大きな違いでしょう
現代に於いては、川柳はよくニュースになるサラリーマン川柳、シルバー川柳のように
ユーモアを交える事を主眼としている様に見えます
俳句は、前にも書きましたが喜怒哀楽なにがしかの心の動きを呼び起こす
「詩」であると考えます
ただ「きれいだな」「楽しいな」なんて詠んでしまうのは才能ナシの典型で、
ただ事実を詠む、情景描写にとどめるのが基本です
その描写で如何に感動したのかが伝わるかどうか、が勝負ですね
まぁ感動も面白さもない五七五なんか詠んでも何の価値も無いですもんね
「朝起きてごはんを食べて出勤だ」なんて言われてもね、っていう >>88は新緑の美しさを伝えたいのではなく、自虐で笑わせる事が主眼なので
まごう事なき完全なる川柳です
敢えて季語を入れたのも、俳句かと思ったでしょ?残念!っていう
ユーモアのいち手段と捉えられますね >>77
厳しい事を言ってしまいますが…
雨が降りそうなので鞄を頭上にかざして走りましたよ、というのが
詩として伝えるべき事なのか?というのが問題です
それこそさっきの「朝起きて…」と何ら変わりません
それが春のしとしと雨なのか、夏の激しい夕立なのか、冬の冷たい雨なのか…
そこで印象が変わってきます
それが自分の心情とリンクしていなければなりません
いきなり五七五を作ろうとする所から始めるのではなく、
どんな詩を書こうか?と考える所から始めては如何でしょうか
描きたい事を決め、そのイメージに合う季語を探し、思い浮かべた情景を描写します
その後言葉を削り、置き換え、結果十七音に落とし込めば良いのです
詩を作る事に抵抗感がある方は川柳の方が向いてますね まぁ、俳句の会でも結構ボロカスに言われるもんね
本当に難しい趣味だわ 自分の作品を1日置いといて、ボロカスに批判すればいいよ。 77さんの意図が分からないので添削はしませんが、そこからのインスピレーションで
春夏秋冬それぞれのバージョンやってみましょうか
【春】 春しぐれ鞄かざす髪の揺れず
時雨は平仮名で柔らかいイメージに。髪が揺れないのは湿度のせいもあるが
春の穏やかな雨なので急ぎもせず悠々と歩いている。
【夏】 夕立にバッグ抱えし背のブラ線
激しい雨に自分が濡れる事はもう諦め、鞄の方を守ろうとしている。
白シャツが張り付いてハッキリ浮き上がるブラ線の素晴らしさよ。
【秋】 稲妻の号令に子ら走り出す
雷は夏の季語、稲妻は秋の季語。稲作に必要な物という事ですね。
雷鳴に驚き、降り出した雨に濡れまいと一斉に走り出す下校時の子供たち。
稲妻がまるで徒競走のスタートの合図のようだなぁ。
【冬】 初雪や祖父は鞄の笠地蔵
子供は初雪に喜び、傘もささずにはしゃぐだろう。おじいちゃんは手持ちの鞄で
雪を遮ろうとするが、それを見た子供(恐らく孫でしょうね)が
「おじいちゃん、昔話の笠地蔵みたいだね」と笑っている。 こんな感じで季節ごとのイメージの違いを考え、
ストーリー作りから始めてみてはどうでしょうか
ちなみに私がよくやる手として、鑑賞文から作ってみたりします
こんな鑑賞文で「あぁ〜なるほど!」と言って貰えるかな?というのをまず作り、
そこから大事な言葉だけ厳選して五七五にしていく感じです
万年筆のインクでイメージ似た物を持っていれば楽しさ倍増ですね
今回は霧雨、冬将軍、大原の餅雪辺りが気分出ましたね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています