労働党は期待が高まっていたにもかかわらずジェレミー・コービン党首の下での最近の支持率回復が頭打ちになっていることを示す結果となった
ロンドンでは32区で投票が行われ保守党はサッチャー政権以降牙城としているワンズワース区で引き続き優位を維持した
トラバース教授は「労働党は有権者をより広範に納得させていることを示すためには地方選でもっと善戦しなければならなくなるだろう」と述べた
保守党は政治的中心地のウェストミンスター区でも優位を堅持した
与党は地方選で苦戦する傾向があり事前調査では保守党が9年ぶりに敗北を喫するとの予想が出ていた
ロンドン以外ではブレグジット支持層の多い東部ピーターバラと南東部バジルドンで保守党が反EUを掲げる英国独立党(UKIP)などから議席を奪い第1党となった